2006年5月1日月曜日

ブログを「知的生産の道具」に変える

梅田望夫さんの「Web進化論」を読んでいるのだが、その一節に触発されて、ブログを、ちょっと変わった使い方をしてみようと思っている。
触発されたくだりは次のようなところ。

試行錯誤の末、最近は、ブログこそが自分にとって究極の「知的生産の道具」かもしれないと感じ始めている。
1)時系列にカジュアルに記載でき容量に事実上制限がないこと
2)カテゴリー分類とキーワード検索ができること
3)手ぶらで歩いていても(自分のPCを持ち歩かなくとも)インターネットへのアクセスがあれば情報にたどりつけること
4)他者とその内容をシェアすることが容易であること
5)他者との間で知的生産の創発的発展が期待できること

あるいは

ブログを「知的生産の道具」として使う場合の、私のほうからの「歩み寄り方」
1)対象となる情報源がネット上のものである場合は、リンクを張っておくだけでなく、できるだけ出典も転記し、最も重要な部分はコピー&ペーストすることである。簡単な意見や考えもあわせて書けばさらにいい。
2)対象となる情報源がネット上のものでない場合(デジタル化されていない本や雑誌の場合)は、出典を転記し、手間は少しかかるが、最も重要な部分だけ筆写することである。なぜ筆写したのかもきちんと書けば、筆写部分を「引用」扱いにできる。筆写部分の分量を常識的な線に押さえれば、著作権のことを心配することはない。筆写の割合が多く、情報の公開にそれほどの意味を感じない場合は、ブログ自身を非公開で使えばいい。

といったあたり。
(日々のネットを利用した勉強の成果を紹介する「バーチャル研究室」というコンセプトも興味を惹かれたが、この件は改めて機会があればコメントしたい)
具体的には、ネット上のメモ帳あるいは、まとめ中の考えや参考データなりのちょっとした保管庫に使えないかな、といったもの。
容量に制限がないといってもコンテンツを公開しているブログは、レンタルサーバのスペースなので、そう潤沢にあるわけでもなく、そうそう未公開の情報をたくさん抱えているわけにもいかないのだが、自宅サーバにMTなどのブログツールをいれれば、あまり容量のことを考えずに保存していけそうである。
また、ブログ内の検索ができたり、カテゴリ分けや時系列な並べ方ができるのは、MTに限らずブログツールの標準機能であるし、ネットワークにつながることができれば良いので、ハイエンドのマシンスペックを求められることはない。
当座、ブログの記事になる以前の整理されていないメモ群やサイト情報などをランダムに投げ入れておく場所として使ってみようと思っているところである。

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