2017年3月30日木曜日

盛過ぎに注意すべし -- 「今を粋ろ」の”中つけ麺”を食す

世は送別会シーズンであちこちで宴会花盛り。ただ、宴も永遠には続かないもので、流石に年度末前の本日は、飲み会もなくひさびさに「独りメシ」である。こんな時は、普通の定食ものでもよいのだが、なんとなく「脂」っ気が足りてない気分のため、「「今を粋ろ」のつけ麺に決定。

当方は定年間近の中高年なのだが、大食いな方で、ラーメンやつけ麺はたいてい「大盛り」であるのだが、この店に限っては「中盛り」までで満足。

というのも、まずは、つけ麺だれが「濃厚」。にんにくはトッピング(無料である)したが、「脂」とか「とうがらし」(もちろん、これらも無料)は追加なし、という状態のスープがこんな感じ。

そして、「中盛」にもやしチョイ増しの麺がこんな状態

どうです、どんぶりにてんこ盛り状態である。個人的もは食べても食べても「減らない」というのが実感で、この店の「中つけ麺」は以前もエントリーしたことが有るのだが、その盛の多さに再び取り上げた次第である。

「大盛りラーメン・大盛りつけ麺」を残した場合は200円の罰金をいただきます、といった挑戦的な張り紙もあり、剛の者は挑んでもよいとは思うが、通常人は向こう見ずなことはやめて「中盛」え十分満足できる量であると思いますな

2017年3月27日月曜日

鳥取県北栄町”京都ラーメン”の「醤油・こってり」に生卵をトッピングしたら、 かなり美味であった

年齢がいくとあちこちがガタがきているので、本日は、昼過ぎまで休暇をとって、病院のはしご。

終了後、久々に「京都ラーメン」で昼食。ここの売りは、「野菜たっぷりラーメン」、あるいは「醤油ラーメン」に「九条ねぎ」のトッピングであるらしいのだが、今回は、店のカウンターの「お勧め」に従って「醤油・こってり」に生卵をトッピング。

ラーメンに生卵というのは、チキンラーメンのCMでも新垣結衣ちゃんがすすめてはいるのだが、あの「生」感にちょっと抵抗があるのが本音。なので、おっかなびっくりで、麺を生卵に絡めながら食すと・・・。

旨いではないですか。細麺にからみついたスープの”こってり”したところに生卵の”ねっとり”としたところが絡まって、ほどよい甘さを感じるのである。で、合間合間に、シナチク、チャーシューを摘んで味に変化を付けながら、九条ねぎで舌を洗う、という食し方がなんとも良いのであります。

次は「九条ねぎ」も大盛りにするぞ、と誓ったのでありました。

ー2018.11.18追記ー

イベント帰りにちょうど昼過ぎになったので来店。しばらくご無沙汰であったのだが、店の様子は変わりない。ただ、あいかわらずメニューは増殖をしていて、「昔ながらの中華そば」や「スタミナラーメン」といった食したことのないメニューが生まれている。

ではあるのだが、今回は、野菜カレーラーメンを注文。このメニュー、カレーラーメンの野菜トッピングとか、店員さんによっていろいろ名称が変わる存在である。

本日は店が混んでいたせいか待ち時間は少々会ったが、まあ許容範囲。さらに、今回は黙っていても「激辛粉」をセットで持ってきてくれたので、とても満足である。

野菜カレーラーメンの外観はこういう感じ。

どうです。葱もたっぷり、もやしもたっぷりである。チャーシューは一枚だけなのだが、分厚いので許します。

まずはスープを啜って、麺、野菜と交互に食べ進む。ほどほどの辛さなので、ここで満足してもよいのだが、途中で刺激がほ欲しくなったら、さきほどの激辛粉を少々かける。少量でもとても辛くなるので、かけすぎには要注意である。辛さの種類は、赤くないので、唐辛子系ではない感じがするのだが詳細は不明のまま。とにかく少しでも、汗がどんどんでてくるほど辛くなる。寒いときには、体の内部から温めるのが一番ですな。

関連ランキング:ラーメン | 由良駅浦安駅

 

2017年3月13日月曜日

News Week 「イギリスで進む「脱」民営化」で思う「顧客」の変化と民営化の理念の風化

News Weekで「イギリスで進む「脱」民営化」という記事がでていて、サッチャー時代に一世を風靡し、日本でもいまだに影響力の強い「民営化」について批判的な内容。 この記事の筆者は電気サービスとか年金とか、公営から民営に移管されたサービスを比較し、最後に
どうやら公営企業は、民間企業に改善を促すような新基準を打ち立てる役割を果たしているようなのだ(たとえば公営のNESTの「脅威」に対抗するために、民間企業の年金ファンドは手数料を下げるようになってきた)。 さらに公営企業は、民間よりしっかりと顧客ニーズに対応できる(民間企業では株主と経営者の利益が最優先だ)。そして公営企業は、大量の顧客を獲得し、効率的な経営ができる。 僕は民営化に対して賛成、反対の確固たる自説があるわけではない。でも僕(自由市場でいろいろな情報を手にしている一消費者だ)の最近の行動を見てみれば、おのずと見えてくる。僕が「消費行動という投票」によって、民営化に反対票を突きつけているということが。
といったことで締めくくっている。 サッチャー首相以来のイギリスの民営化といえば、鉄道からエネルギー産業、年金システムまで、ほぼありとあらゆるものを民営化の対象とし、国営や公営は非効率の極みであるような扱いがされていたもの。

この影響は、日本にも強く及んで、いまだに行政改革といえば「民営化」「民間委託」がいの一番にでるぐらい。 その民営化の本国というところでの「批判」なのだが、記事を見て思ったのが、「民営化」のシステムがどうこうというのではなく、民間企業ではあるが、サービスの基本、「顧客は誰」というところがおろそかになっているのが原因では、と思った次第。

 もともと、国営や公営の欠点といわれるのが、いわゆる「お役所仕事」で顧客たる国民や県民をみていない、ということであったのだが、どうやら、物事が安定化すると「顧客」を見失ってしまうのは、国営だろうが、公営だろうが、民営だろうが関係なくて、要は「惰性」によるシステム疲労を来しているかどうかということであったのかもしれない。 

となると、運営主体をどうこうすれば物事は解決するんじゃなくて、いかに「顧客」をブレさせないシステムを維持するかっていうのが大事であって、それは、競合状態を常に確保しておく、つまりは「独占」をいかに排除するかっていうことにつきるのかもしれないですね。

2017年3月12日日曜日

フェイスtoフェイスなしのSNSでは孤独感は癒やされない

c-net Japanに「SNSで過ごす時間が長い人ほど孤独感を強く感じている」という記事が出ていて
Primack氏の研究チームは今回、19~32歳の1787人を対象に聞き取り調査を実施した。そのデータに対し、社会的孤立の程度を測定する一般に受け入れられた手法を適用した。
結論はこうだ。社会的要素と人口統計的要素を除外した場合でさえ、1日のソーシャルメディアの利用時間が2時間を超える人は、30分未満の人と比較すると、社会的孤立を2倍強く感じていた。
「人間は生まれつき社会的な生き物だが、現代の生活は、われわれをひとつにまとめるのではなく、区分する傾向がある。ソーシャルメディアは、そうした社会的な隙間を埋める機会を提供するように思えるかもしれない。しかしこの調査は、ソーシャルメディアが人々の望んだ解決法ではない可能性があることを示唆していると、私は考えている」(Primack氏)

ということであるのだが、SNSだのなんだの、と難しい理屈でなくて「リア充」かそうでないかということでは、という思いにかられる。

というのも孤独感を感じるかとどうかというのは、かなり原始的なもので、他者と皮膚的な接触があるかどうか、物体的に近しい状態にあるかということが重要であって、精神的な近さ、特にSNSのような「ユルイ」関係で孤独感がなくなるようには、多くの人は進化あるいは変化しきれていないように思う。

それは、テレワークやモバイルワークが、面談とか会議とかでフェイスtoフェイスという物理的なこと抜きではうまくいかない例が多い、というのと共通であろう。

生物的な衣をまとっている以上、身体的な接点をまったくもたずに「ネットワーク」するということでは「孤独感」という根源的な感情は払拭できないんでしょうな。