2012年5月27日日曜日

Macbook Air風になるiPad2のBluetoothキーボードを買った

Macbook Airが流布してきたせいか、iPadをキーボードを使ってPC風に使うっていうのはあまり流行らなくなっているのかもしれないが、私の場合、ノートは仕事用の書類対応もあるため、Windows。ただ出張とかのない場合は、iPadとNotePC二つを持ち歩くのはなんとも嵩張ってしょうがない。
 
ということで、少し衝動外的に買ったのがこれ。以前は1万円内外だったものが2千円弱になっているのはお買い得。
iPad2用のようだがNew iPadにも使えるとのこと。

Amazonで買ったのでおなじみの包装箱で届く。

早速、開封。製品の箱はこんな感じ。まああっさりとしたもの。

中には、すこしごついがこMacのディスプレイ無しみたいなものが入っている。
このほかにUSBの充電ケーブルと説明書。Amazonの評価では英文のものしかないという書き込みがあったが、私が買ったものは日本文のものも入っていた。
 
これはiPadを装着した様子。厚みは1.5cmぐらいになる。
 

キーボード仕様にするとこんな感じ。

Bluetoothの接続は難しくない。iPadがスムーズに認識してくれるので、説明書どおりやれば悩むこともないだろう。反応も悪くないようだが、長時間使ってないので、まだ評価するのは性急すぎるだろう。数日間使ってからまたレポートします。

2012年5月26日土曜日

本田直之「ノマドライフ」

最近ノマドのオピニオンリーダーともいえる安藤美冬さんの登場が増えたなと思ったら、賛否両論、個人的には結構喧々囂々となっているように思える「ノマド」論争なのだが、ノマドっていうのは喫茶店やファーストフード店を電源を探してうろうろと彷徨うことではなくで「暮らし方」「ライフスタイル」なのだよ、と主張しているのが本書。
ノマドは最近流行の言葉といってよく、いつぞやNHKのニュースで取り上げたことがあって、少し驚いたのだが、PCを抱えてオフィス以外のところで仕事をするっていうのが際立っていて、そこの根底にある、一定の組織に永続的に所属しない自由さと不安定さの側面が隠れがちであるように思える。

そのあたり、本書は、ノマドの持つ精神性に着目して語られているようで、ノマドというライフスタイルが、組織に所属するサラリーマンやフリーランスという勤務の在り様ではなく、組織というものとの所属関係や立ち位置、自分が生きていくうえでの精神的な拠り所をどこ置くか、ということ抜きでは語れないということをわれわれに示してくれている。

個人的に肝だと思っているのは、ノマドというライフスタイルで重要なのは「捨てる事」「減らすこと」であり、どこまで身軽になれるかっていうことではないだろうか
こう書くと、すんでいる住居や部屋を持たず、トラベルバックを引いて、ホテルや友人宅を泊まり歩くことか、ってな感じでショートカットしてしまう人がいるので要注意。けして、そんなことではなく、毎日の生活やビジネスの中で実績はきちんとしながら、いかに古びてしまったものを捨て、新しいものを取り入れていくか、しかも、溜め込むではなくいかに身軽に、軽やかに動ける形に自らを仕上げていけるか、ということなのだろうか。

本書の構成は

Chapter1 なぜ、ノマドライフなのか
Chapter2 ノマドライフの実践 ワークとテクノロジー
Chapter3 ノマドライフの実践 お金と生活
Chapter4 ノマドライフの実践 思考のトレーニング


となっていて、極く私的に記録しておきたいのは「仕事のトレーニング」のところ。

そこではノマドライフを実現するために

①週1回「会社に行かない日」をつくる
②机の引き出しを空にする
③デスクトップPCはいらない
④ガラケーをやめる

が肝要であるとのこと。
こちらも賛否両論あるとは思うが、個人的には①と②のあたりは「定住」「定着」というある意味居心地のよい環境から離れるために特に心がけてもいいかと思う。


筆者の言によればノマドライフは「誰にでもできるか、すぐにはできない」ものなのだが、「ノマドライフを続けていると、ライフスタイルがコンテンツになる」だそうだから、ノマドという言葉に興味を抱く人は倣ってみてはいかがか。

とはいっても、会社に縛られ、自由度が失われないようにするため、『提案したいのが、あえて昇進を受けない「ポジティブ・ディモーション」』(P26)といったように、サラリーマンではなかなか思い切れない、毒もあちこちに含まれていて、ノマドライフってのもなかなかに手ごわい。

通常の人は、こうしたライフスタイルに憧れたりしながら、定住・定職生活を続けているのが現状だろうし、流行だからと皆がこうした暮らし一辺倒に染まるってのも、ちょっと画一的で怖い気がするのだが、「定住」「定着」の生活、ときおり(人によっては度々)閉塞感を感じるのは事実。そこに風をいれるために、こうしたライフスタイル無理せず取り込むのがいいのかも。

2012年5月25日金曜日

「机の引き出しを空にする」ことのノマド効果

本田直之氏の「ノマドライフ」ではノマドライフに移行するための仕事のトレーニングとして
 
①週1回「会社に行かない日」をつくる
②机の引き出しを空にする
③デスクトップPCはいらない
④"ガラケー"をやめる
 
という4つが提案されているのだが、私見としてどれが一番効果ありそうかと考えると②の「机の引き出しを空にする」であるような気がする。
もっとも、私はデスクワーク中心の、しかも幾人かの部下持ちで、お堅い仕事、というノマドワークとはかなり縁遠い仕事の種類であるので、私がこうだ、と言ったところで別に箔がつくわけではないのだが、ここ10年ばかり、会社は変わらないまでも一つの職場に1~2年程度の滞在期間で、しかもこの間の3月までは1年半ほど仮住まい的な状態で仕事をしてきた感触からすると、仕事場の机の中に、使い込んだ文房具から飲み物のカップ、はては夜食用のカップ麺まで、机の引き出しが私物に限らず、いっぱいになっていけばいくほど、身軽さから遠くなっていくような気がしている。
 
特に、机があると言っても借り物で、場合によってはいつ撤収になるかわからないといった境遇ですごしたここ1年半は、机の中には最低限の物しか置かないという会社生活を送っていて、その度合いに比してその場所へのこだわりも薄くなってきていたし、ひいては勤務している課所に対しても冷静に対するようになってきていて、そんな経験からすると、ノマドのような「場所に愛着を持たない」「(精神的な意味で)常に流動する、定住しない」というライフスタイルにとっては、一箇所にこだわりや愛着を持たせてしまう環境をできるだけ排除するということが一番大事なような気がする。
 
ノマドと言うとモバイルPCやらカフェとかが語られることが多いのだが、完全なフリーランスではない普通のビジネスマンが、ノマドの身軽さを手に入れるには、まず、自分の周りにおいてある愛着のある、安心できる環境から出てみることがまず大事なのではなかろうか。その意味で、「職場の机の引き出し」の状態っていうのは、結構重要なキーワードであるような気がするのである。

2012年5月13日日曜日

家庭菜園をレポートする

ごく私的なことなので、興味をもつ人もほとんどなかろうと思うが、まあ備忘録として記録しておく。
 
どうも、PCやウェブを中心とした作業が多くて、どうも仮想の中であれこれと仕事している気持ちが嵩じてくる。このため、ここ2
~3年間ほどは、猫の額ほどの家庭菜園にトマトやらキュウリといった、水をきちんとやって、ときたま肥料をやればいいという作物を植えて、手作業を思い出すこととしている。
 
最近植えた、キュウリがこれなのだが、このほかにトマトやオクラを思いつくままに植えている
 

仕事の大半がPCやウェブを使った仕事であることには変わりなくて、自己満足のきらいがないわkではないのだが、デジタルでないアナログそのものの土に触れ、物体を動かしたり、泥に汚れる作業をしていると、精神が一方に振れ過ぎていた感覚が補正されてくる気持ちがするのは、年齢をとったせいだろうか。
 
手仕事、手作業の大事さ、こいつはいくらデジタルの世界が進化しても、人間が生物としての存在である限り、忘れてはならない気がするのだがどうだろうか。
 

2012年5月12日土曜日

ポール・スミザーさんのナチュラル・ガーデンの講演会に行ってきた

ガーデンデザイナー、まあいわゆるところのナチュラル・ガーデンの庭師さんであるポール・スミザーさんの講演会が鳥取市で開かれたので、ちょっと仕事柄、見聞を広める必要もあって、行ってみた。

もともとインドア志向が強いほうなので、ガーデニングとか園芸とかは疎いほうで、さらにナチュラリストのアングロサクソンというのは、どうも気難しそうな気がして敬遠気味だったのだが、どうしてどうして、非常に気さくで軽快な喋りで、会場をかなり笑わさせる大変楽しい講演であった。

話の内容は、彼が王立の園芸学校に入るあたりから、日本に来てどんな庭園をつくっているか、といったところから始まって、ナチュラル・ガーデンの先導者らしくイングリッシュ・ガーデンや、ピンクと白に整然と整理されたツツジ園への皮肉や、そこらにある雑草を輸入してしまった同業者の話など、キワドイところもあるのだが笑って聞いているうちにあっという間に時間が経った印象。

中でも印象に残ったのは

「生き物を増やすには、石や倒木を配置して、庭を複雑にしなければならない。その隙間に、たくさんの生物が棲みつく」

とか

「新しく庭造りをするとき、1.8mぐらいの大きな木と、間に30cmぐらいの小さな木を植えるのだが、大きな木は毛細根を復活させるのに時間がかかって成長が遅いが、小さな木は生長が早い。しかも小さな木のほうが庭師の思い通りに整形することができていい」

といったところ。

なんとなく、仕事のアイデアだしとか事業の育て方にも共通しているような気がして含蓄がある言葉ではないだろうか。
庭造りに興味がないビジネスマンも機会があれば聴いてみるとよい講演である。

2012年5月11日金曜日

GoogleDriveが使えないぞ

昨日のWindowsのアップデートをいれて、起動すると
 
「ドライブにディスクがありません。ディスクをドライブに入れてください。・・・」
 
といったメッセージがでて、GoogleDrivegaがデスクトップで使えない状態になってしまった。(Webではどうかは確認していないが)
 
しかも、エラーメッセージが消えないという始末。
 
今のところ、データは何もいれていないので、さしたる被害はないのだが、当面はDropBoxでいったほうが安全かな、と思った次第。
こうした、クラウドサービスは、なにより安定感が大事だよね。
 
→ と書き込んでいたら、突然、アクセスがつながって使えるようになった。挙動不審であるな・・・