2018年11月30日金曜日

鳥取県米子市 中華料理「たま」で「ラーメン」を食した

11月のプレミアム・フライデーに開催された「米子ビアフェス」で、ビールをチェイサーにワインや熱燗と、かなり呑んでしまったのだが、酒に酔ってくると体の中の水分がなくなるのと満腹中枢が麻痺してきて、〆として「ラーメン」というお決まりのパターンとなった。

ところが、近くのラーメン屋はどこも満員で、ひさびさに、米子の朝日町で古くから営業している「たま」に流れ着いた次第。

時間がまだ早かったせいか(時間が早いのに「かなり酔ってる」ってのはどれだけ呑んだのだ、というお叱りはごもっともであります)、まだ酔客はいない。

なので、連れの4人でテーブル席を占めて、ビールとラーメンを注文。

ラーメンの外観はこういうオーソドックスな出で立ち。


麺はストレート麺。具は豚肉のチャーシュー、もやし、白ネギというシンプル極まりない。スープは牛骨らしき味わいでこってり感はない。で、お味のほうは・・・。はっきり言っておきます。結構、塩がきいてます。ただ、この塩加減が、酔っている時には、「良い」んですなぁ。

しっかりと完食いたしました。



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2018年11月24日土曜日

鳥取県鳥取市「倉式珈琲店」でモーニングセット各種を食す

奥さんが職場の同僚から「モーニングが充実した珈琲店がある」という情報を入手してきたので、久々に娘と奥さんと連れ立ってでかけることに。

「充実したモーニング・セット」というのは、コメダ珈琲店を始めとした「名古屋」系のチェーンの専売特許のように思っていたのだが、最近はマクドナルドを始め、朝の客を取り込む動きが結構あるような気がしている。

向かったのは、鳥取市でも旧国府町の境のあたりで、田園地帯が始まるとところのスーパーマーケットを中心としてブックストア、薬局などが集まる集合店舗エリアにある「倉式珈琲店」というところ。倉敷と関係あるかどうかよくわからない。

店の外観はこんなふう。田園地帯の周囲に高い建物がない道路沿いで、黒い建物が出現するので分かりやすい立地である。



店の前には、モーニングセットの写真を載せたパネルが置いてある。結構種類が豊富でありますぞ。


店内は混んではいるが、お客さんの入れ替わりが早いので、さほど待たずに座ることができた。
で、早速に注文。当方は「倉式モーニング」。はじめての店は、その店の一押しメニューか定番っぽいメニューを選んで様子を見るんである。
パンのほうは、トーストかバケットか選べるので、バケットを選択。奥さんは「フレンチトースト」、娘は「ホットたまごサンド」のモーニングを選び、モーニングセットと好みの飲み物をセットする形式なので、当方はブレンド、奥さんはカプチーノ、娘はココアを注文。

しばらく待つと登場。

これが「倉敷モーニング」


「フレンチトースト」


「ホットたまごサンド」


「倉敷モーニング」のバケットは結構カリカリに仕上がっていて、しかもバターがたっぷりかかっているのが嬉しい。卵は通常の固茹で卵ですね。

コーヒーはサイホンで供される。味は濃い目。昔ながらの喫茶店のコーヒーのような感じで、今は閉店してしまったけど、大阪に本店があって、そのお弟子さんが鳥取市内で店を開いていた老舗珈琲店「丸福珈琲」を思わせる味でありました。


【関連記事】

旅の食事の基本は「朝」にある ー 西川 治「世界ぐるっと朝食紀行」(新潮文庫)

2018年11月17日土曜日

鳥取県米子市「昌庵」で "三色割子そば” を食す

本日は鳥取県の大山のほうで、「バーガーフェスタ」という日本の有名ハンバーガーが集まって雌雄を決するイベントがあったのだが、あいにくの雨。屋外イベントというのは、こういう天候に左右される、ちょっとギャンブルっぽいところがあるのが難ではある。

なので、昼食はその会場でハンバーガーを食しても良かったのだが、雨で体が冷えたこともあって、米子市内で「蕎麦」を食することにした。

向かった先は「昌庵」という蕎麦屋。田園風景のど真ん中に店がある。
風情を感じたい向きは、この正面の門から入ってもよいのだが、実は隣の駐車場の方からは横っちょのほうから入ったほうが近い。

休日のお昼前ではあったが、雨模様のせいか、待つことなくカウンター席に座ることができた。さて、注文なのだが、体が冷えたので熱い蕎麦でも、と思ってきたのだが、周りの様子に押されて、「三色割子」を注文。

2018年11月1日木曜日

「AI」が全盛となる時代に「機嫌よく働く」ためのポイントを考える

 

【 「AI」に関する記事2つー「光」と「陰」】

 
ITmediaによる、NECプラットフォームソリューション事業部マネージャーのセミナーの概要をまとめた『「AI導入のリスク」よりも「AIを活用しないことで起きるリスク」を考えろ』という記事では
 
・もはやAIはブームではない
・AIの精度が100%ではないことをリスクとして手をこまねくのではなく、AIを活用しないことで想定されるリスク(少子高齢化による労働人口の減少やノウハウのあるベテラン社員の不足)の対処するためにAIを活用するステージに入っている
・企業のAI導入につながる「情報活用」のステージは
①データ取得(収集)ができているか
②データが活用できる形で蓄積できているか
③データを見える化してビジネスに活用できているか
④予測、最適化などの高度な分析のトライアルができているか
⑤分析モデルを作成しビジネスで成果をあげているか
の5段階で、企業はこのステージを1段階づつ上って情報活用のレベル向上を目指すべき
 
一方で、AIへの過信を戒める記事もあって、「日本を覆う「AI万能感」の危ない正体」では
 
・そもそも、AIは学習時に与えられたデータを使って、最も当てはまりの高い解を「推定」しているにすぎない。
人間のように概念を理解し思考をもって答えを「決定」しているわけではない
・今のAIは言語の意味やそれが持つ真意を人間の知能のように理解して、解答を導き出しているわけではない。
 統計的な処理とAI的な処理を融合させて、最適解を探しているに過ぎない
 
としていて、今の「AI」は、当方のような一般人が思い浮かべる「HAL」のような人工知能には遥か及ばない段階にあるようだ。
 
この2つの記事から「AI」による社会の変化を推測すると
 
①「AI」による企業の変化は「まだら」に進む。それは、「AI」に適した業種かどうかではなくて、それぞれのAIへの理解度によってまちまちに進む。
②このため、企業社会の変化も劇的には起きない。
③個人を取り巻く環境も、企業社会の変化にひきづられて、劇的には変化しない。ただ、いつの間にか、生活や職場が変化している状況で、確実に、仕事が減ったり、変わったりしている
 
といった風に、じわじわと水かさが増していくように、気がつけば、すっかりあたりの様子が変わっていたというような感じで進むはずで、企業活動はおいといて、個人としても自己防衛を講じておいたほうがよいのは間違いない。
 
 

【野口悠紀雄『「産業革命以前」の時代へ』でのアドバイス】

 
 
このあたり、先だってレビューした野口悠紀雄氏の『「産業革命以前」の時代へ』では
 
人間でなければできない仕事は残るだろう。例えば、「なぜか?」という疑問をAIが発することはできないだろう。そしてAIが定型的な文章を書いてくれるようになれば、人間は分析的な作業に集中できるようになる。
(略)
さらに残る仕事は、創造的な仕事だけではない。例えば、掃除だ。「何がゴミであるか」を判別するのは、それほど容易なことではない。一見したところ単なる紙切れに見えても、そこに重要なメモが書いてあるかもしれないからだ。
いかにコンピュータが進化しようと、行っているのは演算に過ぎない。
判断をするためには、機械学習するAIでもデータが必要だ。それは人間が与える。だから、人間は主人であり続けるだろう(P189)
 
とし
 
いま必要なのは、人間にしかできない価値のある仕事がなんであるかを考え、それを追求することだ。
自分にしかできない価値をいかに生み出すかが、これからますます問われてくる(P189)
 
とアドバイスしている。
 

【当方が勧める3つの「機嫌よく働く」ためのポイント】

 

①「定型的」なことからはできるだけ遠ざかる

 
AIの得意分野は、ビッグデータに基づいて分析、推計することであること。このジャンルで戦っても人間に勝ち目はない。
なので、いさぎよく、この分野からは手をひいていこう。例えば、入力作業とか、集計作業、データ分析といった仕事については、できるだけ、自動化、機械化、あるいは外注化することを考えて、自ら手を動かすことは、できるだ避ける。一応、必要最低限なことはできるようにしておく必要が今のところはあっても、熟練する必要はない。
 

②「考えること」の割合を増やす

 
これは企画やプランニングに特化しろ、といっているのではない。自分がやっている仕事は単純な「作業」にするのではなく、「もっと自動化できないか」「もっと楽できないか」、「もっとうまくいく方法はないか」という視点で考えていくということ。
単純作業が必要な場面は多いし、ポジションによっては、避けられないことも多い。できるだけ、AIにできそうなことからは逃げ出して、AIが苦手とするところを見つけて、やっていこう。
 

③「人の手」をいれることによるプラス・オンを考える

 
AIの苦手なところは「ハンドメイド」などの「人の感性」が関わるところ。データーから推測されることをなぞるのではなくて、自分の感性によって、なにかプラスオンできないか考えてみよう。例えば、データの集計作業などをやらされていても、自分なりのデータの使い方や新たなビジネスを考えてみる、なんてことをついでにやってみてもよいのでは。
 

【まとめ】

 
「AI時代」に機嫌よく働くコツは、否定形で、気まぐれである「人間の特性」にある意味、忠実に従ってみるということに尽きるのかもしれない。例えば、自分たちの創意工夫を、作っているものにこっそりと忍ばせたりといった、江戸時代の職人たちがの振る舞いが参考になるかもしれないですね。