2017年12月24日日曜日

Amazon Kindleを紛失してわかったANAとAmazonの神対応とデジタル製品の精神に 占める領分

先日、東京出張でANAの機内にAmaozon Kindlewo置き忘れてしまって、ANAとAmazonのカスタマーサービスにご厄介になったのだが、その際の対応が見事であったので、まずは、ここでご紹介。

ANAの機内で置き忘れたのだが、それが見つかって連絡が来たのが翌日。一番近い空港に届けていただいて手元に戻ってきたのがその次の日、ということで置き忘れから、なんと2日で問題解決となりました。しかも羽田空港から最寄り空港かでの配送は無料。

また、Amazonには、紛失した際の端末登録の解除は即座に、見つかってからの端末登録の再開はメールを送ってから翌日早く、ということで即座といっていいスピードで対応してもらいました。双方のカスタマーサービスの方々には多謝。多謝であります。

で、タブレットの紛失は、両社のおかげで無事解決したのだが、その期間の妙な喪失感は、通常の忘れ物の時と違った感じであった。その感じは、何か身体というか精神の一部がどこかにあるような感じと、さらに、タブレットの中を他人に見られることで自分の心の中を見られるのかもしれないという、ぞわぞわした感じであった。

まあ、当方は少々デバイス依存の傾向があるので割り引く必要はあるが、多かれ少なかれ、読んでいる本といったささいなことではあっても、自らの嗜好と思考をタブレットに預けているということがなせるものなんであろう。そして、今回はタブレットに記録を預けているからそう思うんであって、クラウドに多くを預けるようになれば、おそらくは自らの頭脳や体感がぼわーっと膨らんでいく感じを味わいそうな気がする。これが進めば、「人」の意識の在り様というのはどういう方向にいくんでありましょうか?

 

2017年8月20日日曜日

東京駅の駅弁二種「牛たん弁当」と「深川めし」を食した

出張や旅行というと、辺境の地に住む身ゆえ、飛行機での移動が主となってしまうのだが、最近、北関東の栃木県という空港のない県への出張があり、ひさびさに新幹線利用で、東京駅で昼時を迎えた。

お盆ということもあって、かなりの混雑であったのだが、二日間の出張旅行で、昼飯に確保したのが、1日目が”伊達の牛たん”の「牛タン弁当」で、2日目が「深川めし」。

いずれも東京駅の中で売っていて、いつも大混雑で有名な「駅弁屋 祭」「駅弁屋 踊」以外で購入。

「牛たん弁当」はこんなので、1380円のものをチョイス。2000円のものとの違いは明確ではないが、車内のお昼ごはんとしては、値頃で、ボリュームも十分。

内容は、白ご飯に、牛たん、辛味噌の漬物、ミソの大葉巻、牛肉の佃煮と、牛たんをしっかり味わえる。

「深川めし」はパッケージも江戸前風。

内容は、炊き込み御飯、穴子の蒲焼き、小ハゼの佃煮、アサリの煮付けに漬物各種

炊き込みごはんはしっかり味が沁みているし、穴子蒲焼きも豪華感あり。これで800円はお値打ちであろう。

先だってブックレビューした鴻上尚史氏の「クール・ジャパン」でも

日本人が知っているタイプの「駅弁」は、世界で日本だけです。主要駅で売られておる、主要駅に関係するデザインで、主要駅や地域にちなんだ食材で知られた食材で作られた駅弁、という意味です

といった記述があるのだが、深川めしはご当地としても、宮城の牛たんをはじめ各地の「特産」が一同に集まってしまうというのは東京ならではの現象で、こうした中央へ集まる性向がある限り、地方回帰、地方創生っていうのは、限られた展開にならざるをえないよね、と思わないでもない。なんといっても、日本各地、世界各地のうまいものが一つところで食えるってのは、とんでもないアドバンテージであるな。

ならば、ムリに地方への移住定住に躍起になって、地方同士が争って疲弊するよりも、税金をどいうとるかといった問題はあれども、地方滞在あるいはノマドワークやテレワーク拠点といった、時限的な来訪対策をとったほうが全体調和するのでは、などと思うがいかがか。

まあ、安価で旨いものはすべて良し。ひとまずは、各地の駅弁各種をたくさん楽しめることを喜びましょうかね。

2017年8月16日水曜日

日野町"そば道場たたらや”で「たたらんち たたら鉄板焼き蕎麦御前」を食して、「食」による地域おこしを考えた

 先だって、鳥取県日野町に仕事で出向いた際に、訪問先の人から珍しいものがあるから、といって予約してもらったのが、”そば道場たたらや”の「たたら鉄板焼き蕎麦御前」



ここ日野郡はたたら製鉄が盛んだったということで、それにちなんだ「食」による地域興しに取り組んでいるとのことで、この店も、本来は蕎麦屋であるのだが、一肌脱いで独自メニューを提供している。メニューは、夏、冬とあるのだが、本日は夏メニューの「鉄冷やし水そば」、「せいろ蒸し大山おこわ」、「そば刺し」、「じゃぶ汁」、「カシスソルベ&ケラチョコ」を食すことに。



大山おこわ、じゃぶ汁も郷土色豊かな料理なのだが、本日、「ほう」と思ったのは「鉄冷やし水そば」と「そば刺し」。


「鉄冷やし水そば」はこんな風で、冷たいそばなんであるが、出し汁にオクラが入っている。オクラのネバネバ感とそばのつるつる感のマッチングが良。さらに、「たたら」といえば製鉄なので”熱する”イメージが強いのだが、今回は”鉄で冷やす”というのはこの店のオリジナル発想らしい。


秀逸は「そば刺し」。広めにカットしてある蕎麦に、薬味としてわさびと粗塩、蕎麦だしをつけて食す。特に粗塩は人工塩ではないらしく、味に深みがある。

これを少し蕎麦にまぶして食すと蕎麦の香りが感じられて風情がありますな。季節の野菜で日南町のトマトが添えてあって、蕎麦に巻いて食べても、ということであったが、当方的にはこれ単独で食した方が美味であった。


で、これを食しながら、最近、地元の食材や料理をテーマにした地域興しが数々あるが、さてどれだけ残っていくのかな、と思った次第。このたたらんちもお値段は1200円で、この店の他のメニューに比べて、馬鹿高価い、というわけではない(ちなみに、ざるそばは820円らしい)のだが、手間が尋常ではないようだ。


「食による地域興し」で、ネックになっていくと思われるのが、地元の「食習慣に根ざしているか」ということと、並んで「将来にわたって恒常的に提供できるか」ということがあるように思う。

旨いものをつくるのは、そこはプロの料理人がかかれば何とかなるものなのだが、それを「常態」として提供していけるか、となると、食材の値段や仕入れのしやすさ、普段食として提供できる手間の少なさがキーになるような気がするんである。


さて、日野のたたらんち、このハードルを超えて、繁盛してほしいものですね。



2017年6月4日日曜日

鳥取県倉吉市「想」で「鶏白湯そば」を食す

食べ物ネタは、しばらっくご無沙汰していたのだが、先日、気に入りそうなラーメンを食したのでエントリーしておこう。

場所は鳥取県倉吉市の駅前、セントパレスホテル裏のビルの1Fにある「想」という店

表にでている看板と店名との関連性は「?」。店内のメニューには「想」とあるのだが・・・。夜は居酒屋にもなるらしく、カウンターに焼酎各種並べてあるので、それとの関連もあるのかもしれない。

 

注文したのは「鶏白湯そば しょうゆ」。現物はこんな感じ。

スープは泡立ててあって、非常にクリーミー。麺は太めで、こってり感の強いスープによく絡む。最近流行の脂たっぷりのラーメンとは一線を隠すのだが、けしてあっさりとした味わいではないので、コッテリ系が好みの人も大丈夫と思う。

訪れた日は、マスターが一人でやっていたので、お客さんが多い時は、ちょっと立て込むのだが、待ってみる甲斐はあると思いますな。

2017年4月1日土曜日

カレーライスではあるのだが、曲者なカレーライス -- 鳥取市「ベニ屋」の”カ ツカレー”

新年度初日でもあるので、本日の昼食は、メモリアルなところに行こうか、ということで、鳥取市の「ベニ屋」という喫茶店へ。

ここは「カレーライス」と「かき氷」が名物なのだが、実は、カレーライスが実は曲者。カツがのった状態がこれでルーの色が隠されていて、これでは、ここのカレーの特徴がよくわからない。

カツののらない状態がこれである。どうです、黒いルーでありましょう。

味はスパイスがかなり効いていて、辛さもコクのある辛さで、あとをひく辛さが特徴。さらに野菜や肉系はすべてルーに溶け込んでいて、具材はほとんど姿を見せないのも特徴である。御飯の量は少なめであるのだが、普通盛りであっても、ルーのコッテリ感でかなりの満腹感。

鳥取市の駅前にお越しの折はぜひ。お昼時は、人口の少ない鳥取市であるのだが行列ができる時があるので、少し時間をずらすのがよいかな。さらに、カレーの後は、チョコレート・ミルクのかかったインド氷がおススメ。

地方の老舗の味わいであります。

2017年3月30日木曜日

盛過ぎに注意すべし -- 「今を粋ろ」の”中つけ麺”を食す

世は送別会シーズンであちこちで宴会花盛り。ただ、宴も永遠には続かないもので、流石に年度末前の本日は、飲み会もなくひさびさに「独りメシ」である。こんな時は、普通の定食ものでもよいのだが、なんとなく「脂」っ気が足りてない気分のため、「「今を粋ろ」のつけ麺に決定。

当方は定年間近の中高年なのだが、大食いな方で、ラーメンやつけ麺はたいてい「大盛り」であるのだが、この店に限っては「中盛り」までで満足。

というのも、まずは、つけ麺だれが「濃厚」。にんにくはトッピング(無料である)したが、「脂」とか「とうがらし」(もちろん、これらも無料)は追加なし、という状態のスープがこんな感じ。

そして、「中盛」にもやしチョイ増しの麺がこんな状態

どうです、どんぶりにてんこ盛り状態である。個人的もは食べても食べても「減らない」というのが実感で、この店の「中つけ麺」は以前もエントリーしたことが有るのだが、その盛の多さに再び取り上げた次第である。

「大盛りラーメン・大盛りつけ麺」を残した場合は200円の罰金をいただきます、といった挑戦的な張り紙もあり、剛の者は挑んでもよいとは思うが、通常人は向こう見ずなことはやめて「中盛」え十分満足できる量であると思いますな

2017年3月27日月曜日

鳥取県北栄町”京都ラーメン”の「醤油・こってり」に生卵をトッピングしたら、 かなり美味であった

年齢がいくとあちこちがガタがきているので、本日は、昼過ぎまで休暇をとって、病院のはしご。

終了後、久々に「京都ラーメン」で昼食。ここの売りは、「野菜たっぷりラーメン」、あるいは「醤油ラーメン」に「九条ねぎ」のトッピングであるらしいのだが、今回は、店のカウンターの「お勧め」に従って「醤油・こってり」に生卵をトッピング。

ラーメンに生卵というのは、チキンラーメンのCMでも新垣結衣ちゃんがすすめてはいるのだが、あの「生」感にちょっと抵抗があるのが本音。なので、おっかなびっくりで、麺を生卵に絡めながら食すと・・・。

旨いではないですか。細麺にからみついたスープの”こってり”したところに生卵の”ねっとり”としたところが絡まって、ほどよい甘さを感じるのである。で、合間合間に、シナチク、チャーシューを摘んで味に変化を付けながら、九条ねぎで舌を洗う、という食し方がなんとも良いのであります。

次は「九条ねぎ」も大盛りにするぞ、と誓ったのでありました。

ー2018.11.18追記ー

イベント帰りにちょうど昼過ぎになったので来店。しばらくご無沙汰であったのだが、店の様子は変わりない。ただ、あいかわらずメニューは増殖をしていて、「昔ながらの中華そば」や「スタミナラーメン」といった食したことのないメニューが生まれている。

ではあるのだが、今回は、野菜カレーラーメンを注文。このメニュー、カレーラーメンの野菜トッピングとか、店員さんによっていろいろ名称が変わる存在である。

本日は店が混んでいたせいか待ち時間は少々会ったが、まあ許容範囲。さらに、今回は黙っていても「激辛粉」をセットで持ってきてくれたので、とても満足である。

野菜カレーラーメンの外観はこういう感じ。

どうです。葱もたっぷり、もやしもたっぷりである。チャーシューは一枚だけなのだが、分厚いので許します。

まずはスープを啜って、麺、野菜と交互に食べ進む。ほどほどの辛さなので、ここで満足してもよいのだが、途中で刺激がほ欲しくなったら、さきほどの激辛粉を少々かける。少量でもとても辛くなるので、かけすぎには要注意である。辛さの種類は、赤くないので、唐辛子系ではない感じがするのだが詳細は不明のまま。とにかく少しでも、汗がどんどんでてくるほど辛くなる。寒いときには、体の内部から温めるのが一番ですな。

関連ランキング:ラーメン | 由良駅浦安駅

 

2017年3月13日月曜日

News Week 「イギリスで進む「脱」民営化」で思う「顧客」の変化と民営化の理念の風化

News Weekで「イギリスで進む「脱」民営化」という記事がでていて、サッチャー時代に一世を風靡し、日本でもいまだに影響力の強い「民営化」について批判的な内容。 この記事の筆者は電気サービスとか年金とか、公営から民営に移管されたサービスを比較し、最後に
どうやら公営企業は、民間企業に改善を促すような新基準を打ち立てる役割を果たしているようなのだ(たとえば公営のNESTの「脅威」に対抗するために、民間企業の年金ファンドは手数料を下げるようになってきた)。 さらに公営企業は、民間よりしっかりと顧客ニーズに対応できる(民間企業では株主と経営者の利益が最優先だ)。そして公営企業は、大量の顧客を獲得し、効率的な経営ができる。 僕は民営化に対して賛成、反対の確固たる自説があるわけではない。でも僕(自由市場でいろいろな情報を手にしている一消費者だ)の最近の行動を見てみれば、おのずと見えてくる。僕が「消費行動という投票」によって、民営化に反対票を突きつけているということが。
といったことで締めくくっている。 サッチャー首相以来のイギリスの民営化といえば、鉄道からエネルギー産業、年金システムまで、ほぼありとあらゆるものを民営化の対象とし、国営や公営は非効率の極みであるような扱いがされていたもの。

この影響は、日本にも強く及んで、いまだに行政改革といえば「民営化」「民間委託」がいの一番にでるぐらい。 その民営化の本国というところでの「批判」なのだが、記事を見て思ったのが、「民営化」のシステムがどうこうというのではなく、民間企業ではあるが、サービスの基本、「顧客は誰」というところがおろそかになっているのが原因では、と思った次第。

 もともと、国営や公営の欠点といわれるのが、いわゆる「お役所仕事」で顧客たる国民や県民をみていない、ということであったのだが、どうやら、物事が安定化すると「顧客」を見失ってしまうのは、国営だろうが、公営だろうが、民営だろうが関係なくて、要は「惰性」によるシステム疲労を来しているかどうかということであったのかもしれない。 

となると、運営主体をどうこうすれば物事は解決するんじゃなくて、いかに「顧客」をブレさせないシステムを維持するかっていうのが大事であって、それは、競合状態を常に確保しておく、つまりは「独占」をいかに排除するかっていうことにつきるのかもしれないですね。

2017年3月12日日曜日

フェイスtoフェイスなしのSNSでは孤独感は癒やされない

c-net Japanに「SNSで過ごす時間が長い人ほど孤独感を強く感じている」という記事が出ていて
Primack氏の研究チームは今回、19~32歳の1787人を対象に聞き取り調査を実施した。そのデータに対し、社会的孤立の程度を測定する一般に受け入れられた手法を適用した。
結論はこうだ。社会的要素と人口統計的要素を除外した場合でさえ、1日のソーシャルメディアの利用時間が2時間を超える人は、30分未満の人と比較すると、社会的孤立を2倍強く感じていた。
「人間は生まれつき社会的な生き物だが、現代の生活は、われわれをひとつにまとめるのではなく、区分する傾向がある。ソーシャルメディアは、そうした社会的な隙間を埋める機会を提供するように思えるかもしれない。しかしこの調査は、ソーシャルメディアが人々の望んだ解決法ではない可能性があることを示唆していると、私は考えている」(Primack氏)

ということであるのだが、SNSだのなんだの、と難しい理屈でなくて「リア充」かそうでないかということでは、という思いにかられる。

というのも孤独感を感じるかとどうかというのは、かなり原始的なもので、他者と皮膚的な接触があるかどうか、物体的に近しい状態にあるかということが重要であって、精神的な近さ、特にSNSのような「ユルイ」関係で孤独感がなくなるようには、多くの人は進化あるいは変化しきれていないように思う。

それは、テレワークやモバイルワークが、面談とか会議とかでフェイスtoフェイスという物理的なこと抜きではうまくいかない例が多い、というのと共通であろう。

生物的な衣をまとっている以上、身体的な接点をまったくもたずに「ネットワーク」するということでは「孤独感」という根源的な感情は払拭できないんでしょうな。

2017年2月26日日曜日

「移住振興策」の重点は「住んでもらうこと」か「働きつつ住んでもらうこと」か

 縁あって、移住促進の番組収録に出ることになって、発言も求められるので、「移住振興策」が重点をおくものについて考えてみた。

東京都など一部の都道府県、市町村を除いて、今、移住定住の振興に多くのお金と人を費やしているのは周知のことなのだが、どこの対策も金太郎飴的になっているのは、重点を置くのが「住んでもらうこと」に特化しすぎているのではないか、ということ。「住んでもらうこと」に最重点をおくから、「自然」自慢の競争や、「子育て支援」の充実競争に陥ってしまって、どこもここも同じような施策競争になってしまっているのでは、と思う次第である。

施策競争は当然、財源や支援額競争に陥るから、果のないチキンレースとなっていくのは容易に想像できることで、そういう競争をやっていては、もともと人口も財政も豊かな都会に近い自治体に勝てるわけがない。さらには「住んでもらう」対象がかなり茫漠として、芸術家志望から農林水産業希望者まで多様な人の要望に答えないといけなくなるので、ますます施策の幅が茫漠としてくる。

で、ここで提案なのだが、「働きつつ住んでもらう」しかも、都会地でやっていたことをそのまま移植して住んでもらうということを重視して、「ネットワーカー」に的を絞ったことをやってみてはどうかな、ということである。企業誘致や農林業の後継者・新規参入施策はそれはそれで地元振興にとっては重要だからやるとして、ネット会議の環境を含んだコワーキングスペースの整備などなど、ネットワーカーが働きやすい環境の整備にお金を回してみてはどうかな、と思う。

「WORK SHIFT」の世界はそう簡単には実現しなさそうだが、ゆっくりとその方向で動いているのは間違いないように思うので、人口施策もその辺へすり寄っていってみるのもよいのではないかな。

2017年2月16日木曜日

米子市西福原 ”今を粋ろ” の「中辛つけ麺」を食した

大雪で突然に有名になった鳥取県の西の方、米子。本日は陽気が良くなって気温も上ったのであるが、やはり夜になるとちょっと肌寒い。こんな時は、熱いものがよいよね、と富士見町の「今を粋ろ」に入店。

この店は吹田市のオープンした店の二号店と食べログにあるのだが、なぜ吹田の次が米子という疑問を解けぬままに、券売機で「中辛つけ麺」を購入。

カウンター席に座り、カウンターに券を置くと、ジョッキに入った水がリザーブされる。けっこう豪気でありますな。今回は「にんにく」をトッピング、少し辛めにしてもらう。この店は。もやし、野菜、にんにく、背脂が無料で「増し」できるのだが、なにせもとの量がかなり多いので。不用意な「増し」は要注意なのである。

さて、やってきました。

どうでありましょうか。見るからに量もたっぷり。ここの麺は平打ち麺。実は当方がはじめて外でラーメンを食したのが、富山県など北陸のチェーン店「八番ラーメン」で、そこのラーメンが「平打ち麺」。なので、平打ち麺はソウルフード的な扱いであるのだ。

つけ麺のつけ汁は、あとからくる辛さで、じわじわと汗が出てくるのが結構気持ちが良い。

モヤシの「増し」はしなかったのでありますが、満腹になりました。

2017年2月4日土曜日

「大学の学費無償化」のための教育国債ってのは・・・

Yomiurli Online(http://sp.yomiuri.co.jp/politics/20170203-OYT1T50001.html)によると
自民党は、大学などの高等教育の授業料を無償化した場合の財源として、使い道を教育政策に限定する「教育国債」発行の検討に着手する方針を決めた。
 高等教育の無償化は、安倍首相が検討に前向きな姿勢を示している。1月20日の施政方針演説では「憲法が普通教育の無償化を定め、義務教育制度がスタートした。高等教育も全ての国民に真に開かれたものでなければならない」と述べた。
ということなのだそうだが、これって返済の停滞とかで問題も出てきている貸与型の奨学金制度の姿をかえ、しかも返済を全国民に広げたものじゃないの、という疑問を覚えた。
もちろん、義務教育と高等教育の境界が曖昧になってきていて、大学全入時代もすごそこに来ているのかもしれないのだが、その経費を安易に「国債」として後世の世代の負担にもっていくというのはどうかな、と思う次第。

もともと奨学金自体、就職難などの影響で返済が困難になっている個人が増えたために、給付型やあるいは、地方や故郷へのUターンや地元就職を条件にした無償化などの動きが強まっていて、その方向には異論はないのだが、それを均質にしかも「国債」という全国民負担の形で行うことで、都会(東京都)と地方のアンバランス、東京集中の問題を助長するだけのような気がするんである(ここらは東京在住の人には異論があるよな、多分)。

日本全体の人口減少が言われる中、個人的には都会への集中、いわゆるスマート・シティ化をめざすんではなく、地方、田舎への偏在というかバラけた居住をすすめるべきで、ITの整備と合わせれば、そのほうが国土全体の有効活用と地域の力ひいては国力の担保にもつながると思っているので、ここは一律な国債による対応ではなく、地方への紐付き財源の提供と進むべきでないか、と妄想するんであるがいかがか。

2017年1月25日水曜日

そろそろPebbleに別れを告げる時かな


Fitbitへの買収となり、スマートウォッチとしての存在感をすっかりなくしてしまったPebble.

こうしたガジェットは新しい機種や新しい機能がアップデートされていってこそ存在感があるもので、そこは「ウォッチ」とはいっても、通常の時計とは違って、走り続けないと転んでしまうような哀しさがある。

で、そのPebbleなのだが、同期エラーとかあれこれ出はじめて、そろそろ、こうしたガジェットとして使い続けていくことの限界を感じ始めている。やはりこうした機械は、絶え間ないシステムメンテナンスが裏打ちとなってはじめて常用できるのだな、とデジタルの裏で動いているアナログの大事さというものを感じる次第。

スタートアップの成功例として数々の話題になったPebbleなのだが、なんとも早い幕切れでは有りましたな。

2017年1月7日土曜日

鳥取県米子市中町「来香」の ”牛骨醤油ラーメン” を食す

本日は福祉関係のイベントがあったのだが、中抜けして市役所近くまで来て昼食。

飲み会の帰り、歩いていて何が出来るのかなと思っていたら12月初めに新しくオープンしたラーメン店である。

まだ、オープンの張り紙があるところが初々しい。店の中は8席くらいのカウンターと4人がけのテーブルが3つある上がり框があるつくり。店の主と店員さん2人でまわしているようだ。注文したのは、米子では、まだ数の少ない「牛骨醤油ラーメン」。トッピングも様々あるし、汁なし担々麺などラーメンメニューも各種あるのだが、初見の店でもあり、オーソドックスにメニューの一番上にあるものを注文する。

味は真性の「牛骨」らしく甘めのスープ。ネギは白ネギのざく切りで、この辛みが少々混じるのが牛骨の良さではある。久々に牛骨らしい牛骨でありました

2017年1月3日火曜日

初売りの終了に気づかずMacbookを注文したついでに、”移動生活”を今年のテーマにする

Macbook Airもそろそろ3年間になるし、プチ単身が続く中では、記憶容量とかメモリとかWindowsの共存を図る上で、PCを新調したいなと思っていたのだが、奥さんの許しも出たのでMacbookを更新することにした(実は1月2日なら初売りのサービスもあったのだが、これは後の祭り。まあしょうがない。)

メモリは8Gあるのでしばらくは大丈夫と思ったのでこれはデフォルトで。ただSSDはWindowsのBootCampでインストールしたいので、奢って512Gに。

ここまで使うとは思わないのだが、Windowsに100Gぐらいは割り当てたいと思ってのこと。

ところが、車の買い替え注文をすると乗っている車の調子が悪くなる、という原則に従うように、今使っているWindowsデスクトップの調子が悪くなってきた。特にエクスプローラーでファイルコピーをやるとファイルの数が大量になるとフリーズしてしまうのである。

SSDも結構年数が経過するのでそのせいかと思うのではあるが、やはり新車がくると旧車はへそを曲げるの原則が適当な気がする。

ということで、今年はPCも本格的にモバイル・クラウドへの移行を図るかもしれません。

なにせ、週の半分は実家、半分は単身赴任先、途中で県外といった生活なので、どうも本拠がひとつにあることを前提にした生活にしないほうがよいのでは、今更ながら思った次第。かといって単身先を本拠にするのはちよっとな〜ということで、”移動すること” "移動を前提とした生活を構築すること" を今年の生活のテーマにしようかと思います。

2017年1月1日日曜日

今年の「目標」というか「方向性」を書いておくことにする

あけましておめでとうございます。

年初の投稿ということで、おせちをつまみながら、今年の"目標"ないしは"方向性"をメモしておこうかと。



昨年はじめに家族の不幸があって、その後、100Kmほど離れたところではあるが異動し、交通不便な辺境に住まうがゆえに、プチ単身赴任が始まったのが昨年4月から。今年は、年齢のこともあり本社に復帰するかどうかの岐路となる年でもあるのだが、個人的には復帰する場合、しない場合双方にチップを一所懸命はっていく年にしたいな、と思っているところ。

というのも年末に「Life Shift」を読んだところ(またブックレビューはしますね)で、一社だけで全うするというのは、生涯働くにはリスクが大きいな、と感じた次第で、とにかくいろんな選択肢を太くしないといけないな、と改めて思ったところである。

本業の方は大化けしないでも、ともかく大ゴケせずにいっているところであるので、引き続きいろんな布石を張り巡らすとともに、サブの方は、PVの伸びないすっかり「寂れブログ」と化しているこの「辺境駐在員の備忘録」のエントリーを頑張ってみようか、ということと、その基礎となるインプットを飛躍的に増やすアクションを起こすつもりである。

そのためにも、できるだけ荷物を身軽にして、移動性を高めるとともに、ガジェットもそろそろブラッシュアップしたい。まだ勤め人ゆえ具体性にはなはだ欠ける宣言であるのだが、引き続きよろしくお願いします。