2013年8月29日木曜日

クラウドストレージサービスの拡大が続いていますな

アメリカのビットカーサが容量無制限のクラウドストレージサービスの日本、アジアでの提供を開始したとのこと。
 
容量無制限のクラウドストレージ「Bitcasa」が日本語版を提供開始
 
この類いのサービスは老舗Drioboxを初めとして多くのサービスが提供されているところなのだが、参入者が多いのは歓迎すべきこと。しばらく前にはBoxが無料のサービス容量を拡大したとの話もあったし、財布の厳しいユーザーは競争原理の中でより低廉なサービスが増えることを望むばかり。
 
ただ、一旦巨大なデータを預けてしまうと、いざサービズ停止という事態になると大慌てになるのはNドライブの例で身にしみてもいるので、どこが安定的にサービス提供してくれそうか、を見極めるのが大事なのは事実。当面は、いくつかのクラウドストレージを使って相互に保険をかけながらやっていくのがいいのだろうと思う。
そんな意味では、手元にデータの残るDropboxかPogopkugはおさえておいたほうがいいかもしれないですね

2013年8月28日水曜日

部門を超えたコラボレーションを容易にするオフィス

斬新なアイデアを生み出す方法の一つとして、異分野の人が出会うこと、ということがあるようなのだが、その参考となりそうなものを、
 
記事の趣意は
 
「友人関係の形成の鍵となるのは「物理的な空間」で、友人関係は、自宅への行き帰りや、近所の散歩中などに起きる、些細で受動的なコンタクトを基に構築される」という心理学の一つの考え方がジョブズがPixer社のオフィスビルを建築したり、Googleの社屋にも影響している。例えば、Pixerは経営陣からコンピューター技術者、アニメーターが一緒の社屋に入居しているし、 Googleではレストラン、カフェテリアをオフィスの至る所につくり、社員が軽食をとるたびに他のチームの社員と顔を偶然に会わせる機会をつくっている
 
というもの。
 
その上で、コラボレーションができるオフィスの共通点は
 
・偶然の交流を促進する建築設計(大勢の人が通る階段など)
・必要最低限「以上」の共有スペース
・一人用の個室ではなく、複数人で共有する空間に重点を置く
・オープンな空間に多目的の「シンキング」エリアを設置する。一人で籠るではなく、人がいる場所で考え事ができる環境
 
だそう。
 
で、何か似ているものが近くにないのか、と思ったら、これって、まさしく日本の前近代的なオフィスと言われる大部屋と給湯室の構造ではないか、と思った次第。
 
案外、日本の経済発展は大部屋で経理から営業までいろんな部署の人間がるつぼのようになっていたことが起因しているのかも、と夢想してみるのである。
斬新なアイデアが出やすいオフィスというのも、大掛かりな改造を考えなくても、よくある大部屋を工夫することで実現できるのかもしれませんですな。

2013年8月27日火曜日

「人」より「仕組み」をかえることが大事

 
趣意としては、GMが経営していた時とトヨタが経営移管を受けた後のデトロイトの自動車工場の変化をとりあげて(変化というのは、まあちょっとお決まりになっているトヨタ方式のマジックの職場の変化のことなのだが)
 
・工場の職場で問題のあったのは、従業員ではなく仕組み
・組織は人間だけで成立するものではなくて仕組みがあって成り立つもの
・重要なのは「人をどう変えるか」ではなくて「仕組みをどう変えるか」
 
というもので、アメリカ特有の個人主義、ヒーロー主義的なものではなく、どちらかというと組織主義的なところが個人的にはしっくりくる。
 
仕事やビジネスがうまく運ばない時、えてしてそれに携わる人の能力ややる気がどうか、というところに目がいって、人を変えればうまくいくような気がするものだが、実際に担当を変えてもうまくいかないことはままある話。こうした時、例えばでデータ収集の仕方や企画の練り上げ方など仕事のやり方そのものにメスをいれることが必要なのかも。ただ、その時に注意しておかないといけないのは、言葉ではないが、「怒鳴って」仕組みを変える形になっていないかどうか、ということだろうか。

2013年8月25日日曜日

先行き期待したい書店内koboストア

意気込みだけの先行が目立つkoboなのだが、久々に今後の展開を期待ニュースがあった。それがこの「楽天kobo、書店内koboストアを国内で初展開 電子書籍の購入をサポート」というもの
 
内容は
 
書店内において、電子ブックリーダーの販売に加え、スタッフが端末のセットアップや電子ブックコンテンツの購入をサポートするサービス店舗を国内で初めて展開すると発表した。まずは8月18日から、ニューコ・ワン株式会社(本社:熊本県熊本市)が運営する「蔦屋書店 熊本三年坂店舗」において開始した。
 
 書店内koboストアでは、書店の一角にスペースを設け、書店スタッフが電子ブックリーダーやアクセサリーの販売に加え、端末のセットアップ、電子ブックコンテンツの紹介など、端末を購入した顧客がその場ですぐ使えるようにサポートするサービスを提供する。
 
というものなのだが、展開に期待したいのは、このサービスが「書店」「本屋」というビジネスジャンルに新しい動きを付け加えることができないのかな、というあたり。
 
地方の書店の衰退はニュースにもならない状態になっていて、大崎梢などの書店ミステリーのわきネタぐらいにしかならなくなっているのが実態だろう。原因については寡聞にして話す言葉をもたないが、これからの書店の有り様として思っているのは、書物や本のコンシェルジェ、それは紙の書物だけでなく電子書籍を含む電子データの来んシャルジェ的な役割で、図書館が「公共」という制約から怪しげなデータや商用物に踏み込めないところを踏み込んでいくという電子ブックやペーパー本の販売と会員制のアドバイスのサービスではないかというところ。いわば紙や電子いずれの形式も含めた「本」というもののアドバイザーというものではないか、ということである。
本屋の書店員のアドバイスを受けながら、「本屋」のWifiサービスを使ってKindleなどの電子本を「本屋」で購入する、そういったこともありなのかもしれないね、と夢想をしてみるのである。

2013年8月18日日曜日

「MacBook 超実践テクニック」を買った

ごく最近Macデビューしたところで、アプリどころかごく基礎的な操作方法もおぼつかないので、「MacBook 超実践テクニック」を買って初歩のところから学習してみることにした。


根っからのWindows使いなのでBootcampしてWindows8を入れてもいいのだが、それだと何かMac使ってますと言えない気がしての所行である。


「入力」「情報収集」「編集」「整理」「効率化」「時間管理」に分けてあれこれとアプリ、操作の説明がされていて一読したところ、かなり情報量が詰め込んである気がするムック。(もちろんMac固有のものではない、例えばEvernoteなども含めてだが)。惜しむらくは、こういう取説系のムックこそKindleやKobo化してほしいものなのだが。
まあ、なんにせよ実践結果は、またエントリーしますね。

手仕事の効用

最近、家庭菜園に凝っていてキュウリやらトマトやらをつくって悦に入っているのだが、この効用といえば、仕事の面倒くささや思うようにならなくてクサクサしている時、汗だくになって手を動かす、という作業によって何かしら浄化できるのと、考えあぐねてもやもやしてることがふいに整理がつくようなことがあることだ。
 
そんな「手を動かす」ということの効用を「シゴタノ」の倉下氏の「カードシステム・情報の整理・EVERNOTE」のエントリーの
 
これは、いくつか考えたことを、簡単にまとめて京大式サイズの情報カードに記入したもの。箱には入れず、クリップで留めて机の横に立てかけてあります。向き不向きはあるにしても、「手を動かして、情報をまとめる」のはなかなか効果的なのです。もちろん、こうした作成した情報カードは保存しておきながらも、スキャンや撮影をしてEvernoteに取り込みます。
 
(中略)
 
物理的存在に定着させることで、情報を手で操作できるようになる。これがカード式の魅力です。これは発想プロセスにおいて、大きな影響を与える可能性があります。なので、私はEvernoteに取り込んである情報カードも捨てずに保管しておき、たまにパラパラめくったり、並べてみたりして、発想を楽しみます。
 
というあたりを読んでいて、情報整理とかアイデアのまとめとでも手仕事、手作業の効用というものがあるような思いがしている。
この手作業の有用性がデジタルなツールをつかいこなしている人が手書きのメモ、手帳やノートというアナログなものを仕事や企画のツールとして根強く使っている理由でもあるのだろう。
そして、こうした手書きや手作業の部分は、今のところデジタルな部分で置き換えることがなかなか難しいような機が個人的にはしている。
例えば、タブレットの手書きアプリやスタイラスペンなど高性能なもものはいろんなところで紹介されているし(例えばPRESIDENT「考えをまとめ、アイデアを出す〜「スマホ&タブレット 便利アプリ」ではコンパクトにまとめてある)、自分でもその一部は使っているのだが、どうもこうしたタブレットで手書きアプリでプランをまとめていくときと、紙に手書きで、うまくいかないところをガシガシ斜線を引きながらまとめていくときとでは、気の入り方なりまとまり具合がひと味違うような気がするのである。もちろん、いずれの場合も最終的にはPCでオフィスソフトなりをつかって綺麗にするので、単なるまとめの一段階にすぎないのだが、できばえが違っているような気がしてならない。
 
アナログから抜けきれていないといえばそれまでなのだが、手作業というものには精神面でもなにか効用があるような気がしてならないのだがどうだろうか。
 

2013年8月17日土曜日

"NTTグループがiPhone販売"で盛り上がってるらしい

NTTグループのNTTレゾナントのオンラインショップがSIMフリー版のiPhoneを売り出す、ということでdocomoがiPhoneを取り扱う前兆なのではないか、といった話があるらしく、これを肯定するものあれば、いや単にSIMフリー機を売るにすぎないんだ、との記事があったり、それなりに賑やかな気がする。
 
 
 
 
今のところ確実に言えそうなのは、同じNTTグループのNTTコミュニケーションの出している格安SIM OCN モバイル エントリー d LTE 980の販促用として抱き合わせの販売を始めた、ということぐらいで、docomoのiPhone扱いはいつものように狼少年的なお話になってしまう可能性大といえなくもない。
個人的な感想をいえば、あのツートップ戦略もどうも不振なようだから、ここでiPhone導入となれば一挙に挽回ということになるのだろうが、そうなると日本のスマホは一挙にiPhone一色となってしまって、android端末は壊滅、といったことになりかねない。携帯電話がガラケー化することで競争力を失いガジェットとしても衰退してしまったように、日本のスマホを含めたガジェット系が一斉にApple化して、別の意味でのガラパゴス化がおきてしまう気がしてなんとも面白くない。
 
ここはdocomoさんには踏ん張ってもらって、andoroidスマホの牙城を築き上げてほしいもの、とdocomoから数年前にMNPしたiPhone使いは思ってしまうのである。

電子書籍は若者から敬遠されているのか?

Bookiliveの「電子書籍の利用に関する意識調査」によると、20代のうち69.9%が「紙の本で読む方が好き」という回答が多く、また60代〜70代で電子書籍を選んだ理由は「価格が安い」が一番で、情報機器に対する抵抗感が強い層ほど"安さ"というメリットがないと電子書籍の利用に至らない。とITmedia が「若い人ほど紙が好きー電子書籍に対する利用調査結果」で伝えているのだが、この調査母体が東京国際ブックフェアの来場者を対象としたものととなれば、まあ納得というところか。
 
というのも偏見かもしれないが、ブックフェアに行こうか、と思い立つ人は若者に限らず、いわゆる「本好き」であるには間違いなくて、「本好き」というのは大概の場合、「紙の本好き」であることが多く、電子書籍に抵抗のない層というのは、「本」をデータあるいはテキストとして読むのに抵抗のない層なのではないか、と個人的には思っていて、電子書籍の利用頻度を調査するのはこの調査母体はちょっとどうかな、と感じた次第である。
 
個人的には本の「自炊派」でもあり、新刊を買っても、どうかすると自炊してしまって電子媒体で読む、といったこともやる「電子書籍推進派」としては、「紙の本」信仰は、読書好きかどうか、若者かどうかに関係なく、「読む」という行為に集中するために「紙」の触感があったほうが集中できるかどうか、また、それが安価に手に入るかといった嗜好の問題なのでは、と考えているのである。
Kindleショックから数月経過したところ、いい加減、電子書籍の市民権を認めて、紙一辺倒に押し戻そうという動きは大概にしてほしいところなんですがね〜。
 

2013年8月14日水曜日

在宅ワークの環境として大切なこと

 
①仕事環境を整える。例えばskype用のヘッドセット、考え事ができる静かな場所、安定したインターネット環境(skypeなどの環境も含む)、電気ポット、水
②ソフトウェア
③コミュニケーションをとること
④気配を消さず、存在感を示すこと
⑤「仕事開始」「お昼休憩」など状況を知らせること
⑥スタンドアップ・ミーティング、プロジェクトの進捗について立ち話程度に情報共有すること
が在宅ワークのはじめての開始には大切なのだそう。
 
この元記事は本家アメリカのもののようなのだが、どうやら人との関連性が大事というか、チームワーキングというものはどこの国も共通ということか。
それにしても、ここで提案されているのは、いわゆる大部屋的な仕事環境をデジタル的にこしらえる、というところが肝のよう。そうなると大部屋仕事の本拠地ともいえる日本においてこそ、在宅ワークの定番スタイルがでてきてもいいと思うのだがそうはならないのは、「在宅」と「会社」の仕事のスタイルをきっちりと区別して考えすぎるから、なのかもしれない。
 
 
「在宅」といっても会社組織(それがごく小さなものであっても)なり、チームで仕事をする
ことが、今のワークスタイルの主流であるのだから、空間的に一つの場所に集まる形をデジタルで擬似的に実現する、ということが実は在宅ワークの導入を拡大する近道なのかもしれない。
 
個人的な意見を言えば、通勤というロスをなくし、地方部の人材を活用する、あるいは、よりフレキシブルなワークスタイルをつくる、という面で、ノマドのような下手をするとプア・ワーキング増産になりそうなものより、「会社」という組織所属型の形態を残した上で「在宅ワーク」「サテライトオフィス」を工夫していったほうが会社の経費や効率的にも、また働く側の勤務条件的にも良いような気がしているので、できれば、こうした「在宅ワーク」環境はもっともっと伸びてほしいものではあります。
 

2013年8月13日火曜日

Evernoteのノートの名称を変更する

MacのEvernoteでノートブックの名前を変える方法をメモ

ノートブックの一覧を出す

名前変更したいノートブックに移動し、Control+クリック

メニューの中に「ノートブック名を変更」があるのでこれをクリック

あとは自由に名前をかえれば完了

Evernoteの空のノートを削除する

MacのEvernoteで空のノートを削除する方法をメモ

ノートブックの一覧を出す

削除したいノートブックに移動し、Control+クリック

メニューの中に「ノートブックを削除」があるのでこれをクリック

2013年8月9日金曜日

IIJmioのSIMを導入

しばらくSIMが空っぽだったポケットルーターに、値段やら何やらをOCNのプランなどと検討の末、IIJmioのSIMを入れた。
もともとはポケットルーターにはイーモバイルのSIMを入れていたのだが、イーモバがLTE対応を始めた途端、どいういうわけか3Gのつかみが悪くなって、2年縛りがなくなると同時に解約していたものだ。
 
IIJmioを選んだのは、縛りがほとんどないのと一番軽いプランの値段(945円)という、このSIMを選ぶ人のお決まりの思考のベクトルではある。
 
で、ソフマップからビックカメラのウェルカムパックを買って、手元にあるモバイルルーター(NTTフレッツで貸し出している光ポータブルのPWR-100Fという結構古い機種だ)に差し込んで、早速スタート。
 
設定は3G回線の設定のところでPINコードの入力のところで少し躓いた(何も数字を入力せず空白にしておかないとダメだった)ほかは、何事もなく接続完了。
 
さすがdocomoの回線を使っているせいか回線品質は良好でイーモバの時のようにぶつぶつ切れることもない。ミニマムスタートプランという一番安価な接続プランなので、通常の場合の回線速度はかなり貧弱なはずなのだがウェブ閲覧メール受信のレベルなら、あまりストレスを感じることなく使うことが出来る。
 

2013年8月3日土曜日

朝時間活用を前提とした一日の時間の使い方

「残業3時間を朝30分で片付ける仕事術」で紹介されていた、朝の時間の活用を前提とした一日の使い方を要約すると
 
①前日の午後をスタート地点とする 
②午後は情報のインプットと思考に充てる。「資料集め」と「心の中で資料に手を加える作業」の時間。少し疲れた頭でひたすら考えながら、情報をできるだけたくさん詰め込み、脳がいっぱいいっぱいでこぼれそうな状態にする 
③夜は忘れるのが仕事。潜在意識が午後に目一杯詰め込んだ情報をセッセと整理してくれるのを邪魔しないためにもいったん忘れる 
④アイデアは早朝にやってくる 
⑤午前中にアイデアを形にする
 
とのこと。
 
サラリーマンとりわけデスクワークが中心だと、社内の打ち合わせや会議などが一番時間を食って、このとおりに行かないことが多いのだが、午後に会議や打ち合わせをいれるといった工夫で、変形を加えながら、こうした一日の過ごし方も可能になるかも。
もっともサラリーマンの常として上司への説明などは上司の時間の使い方に左右されるから、午前に会議などをいれたがる上司だと、さらに工夫が必要になるんでしょうが・・ 
 

2013年8月1日木曜日

早起きの工夫 オン・オフの切り替え

 
早起きを継続するために、脳内のオン・オフを切り替える習慣としては
 
①毎日決まったメニューの朝ご飯を食べる
②15分のカフェタイムをつくる
③散歩・ラジオ体操など運動する
④シャワーを浴びる
⑤朝、半身浴をする
 
が有効なのだそう。
 
早起きして生み出すことのできる時間も限りがあり、毎朝、このすべてをやることは難しいだろうから、いくつか出来そうなことを組み合わせてやればいいんでしょうね。
 
ただ個人的には①は、毎日がなんとも平板になりそうであまり好みではないのですが・・・