2006年5月13日土曜日

山菜のてんぷら

本日は肉気なしの晩ごはん。
メインは、山菜のてんぷら。ゴールデンウィークに山の方へ行った際に買った「こごみ」、庭に生えている「たらの茅」、「なす」のてんぷらの盛り合せ。
「山菜」は血がきれいになるような感じがするのと、菜食主義的なストイックな風情があって、たまには良い。田舎の方なので、「山菜を買った」というと、驚く人もある(山でとってくる、という感覚らしい)のだが、「自給自足は、我が亊にあらず」、という主義なので気にしない。なにせ、PCやネットワークなんか自給自足できない(自分で、少々の自作はやっても、部品は製造できないよなー)から、もともと、私の場合、独立独歩で生活をたてることなんか無理というもの。
これに関連して、わが国の農林水産業が衰退していったのは、農家が自給自足幻想に浸っていたからのような気がしてならない。オータルキーの幻に惑わされることがなければ、もっと現実的に、ビジネスとしての農業として見切りをどこでつけるか、損切りをどう考えるか、といった経営論的なアプローチがもっと増えていたのではないかと思う。民を庇護する官僚的発想は、農業分野からも手をひいた方が良い。
「山菜」のほかは、昨日のおでんの残りと、「タイとハマチの刺身」
いずれも、ビールの肴にもってこい。
本日は、近くの神社のお祭りなので、奥さんが「チラシ寿司」を少量つくっていたが、そちらの方までは手がでなかった。残念・・・



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