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2019年12月12日木曜日

山陰新幹線?

「山陰新幹線?」と思わせぶりな日清カップヌードルのCMなのだが、本題はONE PIECEのメンバーのうちの「ビビ」という砂漠の王女が、仲間と別れて地方へ転居するというシチュエーションでの映像なので、おそらくは「新幹線建設」を応援しようというものではない。

ただ、こうした景気づけでもない限り、山陰地区への新幹線建設ということはおそらく「掛け声」だけに終わってしまうだろうことは予測できる。全国的な開発ブームという面では一番後回しになるところなので、こうしたハード的な整備は日本の国力がどんどん落ちている現在、かなりの難問であるのは間違いない。
あるいは、こうした鉄道開発よりも、ほかのサイバー空間での「開発」を模索したほうがよいのかもしれません。




2019年10月31日木曜日

「都会から地方への副業斡旋」は一極集中の風穴になるか?

 日経新聞の2019年10月30日付けで「人材各社、「地方で副業」仲介。スキル持つ都市部、ミドル社員に照準 テレワークを活用」という記事を読んだ。

記事の要点は

・都会の大手企業で働く会社員を対象に、IT技術や財務などの都会の大手企業で培ったスキルを地方の中小企業で活用してもらうための「副業紹介」のサービスが増加中
(特に40歳代から50歳代の管理職を対象に横暴が増加しているとのこと)
・転居を伴わず、週に数日、時にはリモートで働けける副業という形で、地方の中小企業の人材不足、特に中堅の専門家の不足に対応しようというもの
・この動きには地方の公共団体も反応していて、広島県では副業対象の県内企業の事業説明会を都内で開いたり、長野県塩尻市や奈良県生駒市のように、自ら副業・テレワークOKの外部人材を採用するところもでてきている。

というもので、実例としては、横浜の大手アウトドアメーカーのIT部門で働く管理職の会社員が、「もう一度プレーヤーとして働きたい」ということで、長野県白馬村のリゾート運営会社で、月2回の出勤とリモートワークを提供する「副業」を始めたものが紹介されている。

当方も務めている地方の企業にとって、財務とかITの人材は社内に必要なことは間違いないのだが、さりとて専任で雇い入れるにはちょっと、ということもあるし、待遇や地方へIJUターンするには家族の同意が・・・、といったこともあって苦戦しているのが現状のところである。

その意味で、こうした動きが広がれば、無理ない形で地方の中小企業の事業支援、人材不足解消に役立つのは間違いない。

その上で当方が妄想するのは、この動きが広まってリモートによる副業が当たり前になれば、職住近接に縛られた「都市集中」も風向きが変わっていかないかな、と思うところである。
先だっても、いわゆる「地方創生事業」による東京への一極集中を是正する政府目標の期限延長が報道されたところで、当方が考えるに、オフィスの近くに住居を構える、というところを変えない限り、この課題は解決しないように思うのであるがどうだろうか。

自然災害の猛威が続いて、地方部においても被害が相次ぐので、地方・田舎なら安心というわけにはいかなくなっているが、少なくとも都会地への台風や水害による社員が出社できなくなたりといったリスクは、社員の居住地を分散化とリモート化によって防げるところも多数あるように思える。

そして、こうした形で都市と地方、地方と地方の関係が複数つながることが膨らんでいけば、人口の一極集中の話も様相が変わってくるのかもしれないですね。

2019年3月15日金曜日

鳥取県境港市の「夢みなとタワー」の「ダンボール遊園地」の内覧会に行ってきた

 仕事の縁があって、本日は、鳥取県境港市の「夢みなとタワー」で開催される「ダンボール遊園地」の内覧会に行ってきた。



このイベントは新日本海新聞社と鳥取県観光事業団が共催でやっている春休みからGWにかけて、この境港市の「夢みなとタワー」で行われるイベントなのだが、だいたい隔年で「ダンボール遊園地」が開催される。で、ダンボール遊園地のイベントの時は、いつも子どもがいっぱいになるという「鉄板イベント」なのである。これは、ダンボールでつくった恐竜の模型というかオブジェ。当然、触ることもできます。



このほかにもダンボールでつくった迷路やシーソー、恐竜の口から入って遊ぶものなど、各種の遊具が揃っているので、子どもは喜びますわな。結構長い期間開催されているので、春休みや休日で子どもたちの力が余ってきたら、ここで発散させるとよいかもしれないですね。



ちなみに「ダンボール遊園地」を提供している「hacomo」は、ダンボール素材を使った工作キットも出してますね。下のステゴサウルスや熊本城のほかにも、ティラノサウルスとか、姫路城、東京スカイツリーなんかもありますね。


2019年3月4日月曜日

本日は日野郡にいますー古民家 沙々樹で「お餅」をいただく

視察の最後は「古民家 沙々樹」。ここはもとは庄屋さんの家だったもの。この家の庭の横には、松江の松平のお殿様が参勤交代でつかった「出雲街道」も通っていて、江戸期はさぞ賑やかであったろうな、と思わせる。
トイレも拝見させてもらったのだが、色柄のついた磁器製のもので立派なものでありました。


本日は鳥取県日野郡にいますー金持ちテラス

本日は仕事の関係で、鳥取県の日野郡で会議と施設の視察。

まずは「金持ちテラス」というところを訪問。ここは、倒産したショッピングセンターの後を町が再開発して、交流プラザとしてリニューアル・オープンしたもの。
この日は「お雛様」のイベントをやってました。



2018年12月4日火曜日

鳥取県の米子空港の「蛇口から蟹のだし汁」に行ってみた


いくつかの地方紙ではすでにレビューされているので目新しくはないが、鳥取県の米子空港に「「蛇口から蟹のだし汁」の現場にいってみた。

取り組みとしては、愛媛県のぽんジュースや香川県のうどんスープと同じようなスタイル。後ろにタンクが隠してあって、蛇口をひねると、「カニのだし汁」が注がれる。




「カニのだし汁」というものは、それだけで市販されていることは少なくて、今回は、地元の食品業者さんの開発とのこと。鳥取県在住の当方も、カニすきなどの鍋物でカニのスープを食することはあっても、「だし汁」単体で味わうことはないので、新たな体験ではある。ただ、こちらの地元の隠れた美味は、カニを使った「味噌汁」であると思っているので、そのエキスである「だし汁」が不味いわけがない。

サーバーの横にプラスティックの小さなカップが置いてあるので、それに入れて食す。スープは琥珀色をしていて、味はかなり濃厚であった。ちなみにカニの身は入っていない。蛇口の締まりが甘くて、少々溢れるのが愛嬌ではある。

来年の2月までの限定提供であるので、米子空港利用の方はぜひご利用あれ。ただし、1日100杯限定とのことなので夕方近くになると完売かもしれないのであしからず。


2018年8月10日金曜日

大山の「大献灯」

本日から、ほぼ一週間、大山で「大献灯 和傘灯り」。
大山寺の参道にライトで下から照らされた和傘が設置される。
幻想的な風情でありますな。こういう時は、言葉は邪魔だな。



本日から「山の日全国大会」

本日から、「全国山の日大会in鳥取」が開幕。
セレモニーの前日の午前中には、全国からの参加者による「大山記念登山」が挙行。
山の天気は変わりやすいものなのだが、出発時点では晴れておりました。「大山さん」の祝福でありましょうか。


2018年6月15日金曜日

鳥取県大山町「大山寺」の御朱印帳

イベントで大山寺まで登る機会があったので、せっかくなので、御朱印帳を入手。

今年は開山1300年祭ということで、境港の弓浜絣を使った特別版の御朱印帳も作成されているのだが、残念ながら、現在は売り切れで追加作成中とのこと。
なので、通常版をいただく。



御朱印の地蔵尊は、ここの御本尊。1300年の文字も見えますな。


2018年6月2日土曜日

大山・夏山開きの「たいまつ行列」とその後の吉野家「牛丼アタマ」

今年は大山1300年祭ということで、例年にも増して賑わった夏山開き前夜祭の「たいまつ行列」。一見すると古来から伝わる「火祭り」かと思うのだが、実は、登山をする人たちが暗がりを照らすために、松明をつけて山道や参道を歩いた、という結構、散文的ないわれである。


行列は勇壮なものであるので松明を持って歩いていると結構満足なのだが、望むらくは、もう少し、神秘というか、伝統行事とおうか、おごそかなしつらえを加えてほしいな、というところ。

出発のときには、夏山の安全を祈願する神事が開かれるので、松明行列の終点の博労座駐車場で、〆の神事があると厳かな雰囲気のまま終われるのだがな、と思う次第である。関係者の皆様、ぜひ御検討願えませんでしょうか。

終了後は、博労座駐車場に屋台も出ているのだが、連れもいたので、早々と下山。
米子に帰っての遅い夕食は、散文的に「吉野家」。牛丼のアタマ(牛肉だけ大盛り)+味噌汁+お新香を注文。定番のファストフードは有り難いものですな


2018年1月18日木曜日

移住定住には「雇用」と「愛郷心」あるいは「地域の魅力」のどれが有効か

 今日は、仕事の関係で、地方公共団体の首長さんたちの移住定住についての取組について話を聞く機会を得た。

 
オーソドクスなところでは「働き場所、企業の紹介と言う昔ながらの話」もあり、「出ていく者、若い人の都会志向は止められない。むしろ、都会に出ても、仕事とか都会が自分に合わないと思っている人をどうサポートして。故郷の良さを伝えて、帰住につなげるかだ。」といった話など、多種多様。
 
先日レポートした「地域再生の失敗学」あたりからは、だから田舎の公共団体は、とお叱りがきそうなのだが、「地域の魅力」を増すことが基本であることは分かりつつも、「均質化」が多くの自治体で進んでしまっているのは事実で、「雇用の確保は意味がない」とまで言い切るのは、正直切ない。
 
さらに、「均質化」の先に、それぞれの生まれ故郷なりの馴染みというか、心地よさが田舎の場合存在しているのは間違いなくて、そこが「愛郷心」というか生まれ育ったところへの愛着を産んでいるのは間違いないと思う。ただ、その「愛着」というものが、残念ながら微かなものになってしまっていることも事実で、それ所以に若者が帰ってこない理由に「雇用」を上げてしまう気持ちもわかるのである。
 
ただ、人が来る所、人が来たがる所に「雇用」が生まれていく事も事実。地域の魅力が薄れて帰りたい故郷でなくなったことを、「雇用がない」という言葉で誤魔化しているというのも事実であろう。
つまるところ、腰を据えて、「濃い」地域の魅力を創り上げ、それを「薄い関係」の慣れている若者向けにいかに薄味にアレンジできるか、ってなことが大事かもしれんですね。
 

2017年8月16日水曜日

日野町"そば道場たたらや”で「たたらんち たたら鉄板焼き蕎麦御前」を食して、「食」による地域おこしを考えた

 先だって、鳥取県日野町に仕事で出向いた際に、訪問先の人から珍しいものがあるから、といって予約してもらったのが、”そば道場たたらや”の「たたら鉄板焼き蕎麦御前」



ここ日野郡はたたら製鉄が盛んだったということで、それにちなんだ「食」による地域興しに取り組んでいるとのことで、この店も、本来は蕎麦屋であるのだが、一肌脱いで独自メニューを提供している。メニューは、夏、冬とあるのだが、本日は夏メニューの「鉄冷やし水そば」、「せいろ蒸し大山おこわ」、「そば刺し」、「じゃぶ汁」、「カシスソルベ&ケラチョコ」を食すことに。



大山おこわ、じゃぶ汁も郷土色豊かな料理なのだが、本日、「ほう」と思ったのは「鉄冷やし水そば」と「そば刺し」。


「鉄冷やし水そば」はこんな風で、冷たいそばなんであるが、出し汁にオクラが入っている。オクラのネバネバ感とそばのつるつる感のマッチングが良。さらに、「たたら」といえば製鉄なので”熱する”イメージが強いのだが、今回は”鉄で冷やす”というのはこの店のオリジナル発想らしい。


秀逸は「そば刺し」。広めにカットしてある蕎麦に、薬味としてわさびと粗塩、蕎麦だしをつけて食す。特に粗塩は人工塩ではないらしく、味に深みがある。

これを少し蕎麦にまぶして食すと蕎麦の香りが感じられて風情がありますな。季節の野菜で日南町のトマトが添えてあって、蕎麦に巻いて食べても、ということであったが、当方的にはこれ単独で食した方が美味であった。


で、これを食しながら、最近、地元の食材や料理をテーマにした地域興しが数々あるが、さてどれだけ残っていくのかな、と思った次第。このたたらんちもお値段は1200円で、この店の他のメニューに比べて、馬鹿高価い、というわけではない(ちなみに、ざるそばは820円らしい)のだが、手間が尋常ではないようだ。


「食による地域興し」で、ネックになっていくと思われるのが、地元の「食習慣に根ざしているか」ということと、並んで「将来にわたって恒常的に提供できるか」ということがあるように思う。

旨いものをつくるのは、そこはプロの料理人がかかれば何とかなるものなのだが、それを「常態」として提供していけるか、となると、食材の値段や仕入れのしやすさ、普段食として提供できる手間の少なさがキーになるような気がするんである。


さて、日野のたたらんち、このハードルを超えて、繁盛してほしいものですね。



2017年2月26日日曜日

「移住振興策」の重点は「住んでもらうこと」か「働きつつ住んでもらうこと」か

 縁あって、移住促進の番組収録に出ることになって、発言も求められるので、「移住振興策」が重点をおくものについて考えてみた。

東京都など一部の都道府県、市町村を除いて、今、移住定住の振興に多くのお金と人を費やしているのは周知のことなのだが、どこの対策も金太郎飴的になっているのは、重点を置くのが「住んでもらうこと」に特化しすぎているのではないか、ということ。「住んでもらうこと」に最重点をおくから、「自然」自慢の競争や、「子育て支援」の充実競争に陥ってしまって、どこもここも同じような施策競争になってしまっているのでは、と思う次第である。

施策競争は当然、財源や支援額競争に陥るから、果のないチキンレースとなっていくのは容易に想像できることで、そういう競争をやっていては、もともと人口も財政も豊かな都会に近い自治体に勝てるわけがない。さらには「住んでもらう」対象がかなり茫漠として、芸術家志望から農林水産業希望者まで多様な人の要望に答えないといけなくなるので、ますます施策の幅が茫漠としてくる。

で、ここで提案なのだが、「働きつつ住んでもらう」しかも、都会地でやっていたことをそのまま移植して住んでもらうということを重視して、「ネットワーカー」に的を絞ったことをやってみてはどうかな、ということである。企業誘致や農林業の後継者・新規参入施策はそれはそれで地元振興にとっては重要だからやるとして、ネット会議の環境を含んだコワーキングスペースの整備などなど、ネットワーカーが働きやすい環境の整備にお金を回してみてはどうかな、と思う。

「WORK SHIFT」の世界はそう簡単には実現しなさそうだが、ゆっくりとその方向で動いているのは間違いないように思うので、人口施策もその辺へすり寄っていってみるのもよいのではないかな。

2016年3月12日土曜日

スーパーはくとの無料Wifiが少し残念であった

 

子どもの入学準備で、本日は京都へ。

そうした時、山陰東部の交通手段としては「スーパーはくと」がメインである。

この路線、三セクで開業して、なかなかの営業成績で、全国的にも健闘している路線である。

そんなスーパーはくとに無料Wifiがあるというので、本日早速試してみた。

パスワードは各車両の先頭に掲示してあって誰でもアクセスできる。無料Wifiで時折ある、別途、土管だけが用意されていて、FretsspotやSoftbankのWifiなどのサービスに別途加入しておく必要がないのは良心的である

 

しかし、しかしである。この日は乗客が多かったせいか、アクセスが確立しづらいのと、時折かなり遅くなる。この智頭線、山陰線区間は電波状況がかなり悪くて、トンネルに入ろうものならブチブチと接続が無情にも切れてしまうところが多いので、Wifiのおかかげで「切れない」というのは有り難いことではあるので贅沢はいってはいけないのだが、もう一声、レベルアップをお願いしたいところでありますな。

【追記】2019.5.24

先だって姪っ子の結婚式があって「スーパーはくと」に乗車する機会があったので近況を追加。

接続状況は鳥取駅出発の頃はアンテナも4本立って快調であったのだが、智頭のあたりから4本と2本の間を行き来して安定しない状況になりましたな。

特に県境あたりではアンテナ2本が続く状況。このあたりでは、スマホ(当方はSoftbankなので山岳地帯は弱いのですが)の4Gは「圏外」になってしまうのは、以前と変わらないので、まあWifiが繋がりそうになるのはありがたいのは前のエントリーの時と同じ。ただまあ、全体としてストレスは溜まる感じでありました。

ちなみにスーパーはくとのWifiのパスワードは車両の前後の壁に掲示してあるのだが、「大文字」で入力しないとつながらないので注意が必要ですね。当方も最初、接続を蹴られて戸惑いましたので念の為。

通信速度の関係もあるので、長時間連続して動画などを鑑賞するのは不向きな感じがします。そんなときは、ダウンロードしておいてオフラインで鑑賞するほうがストレスがないと思いますね。

 

2016年3月3日木曜日

無印良品の戦略に地域活性化の原点を感じた

 東洋経済オンラインで、「激売れ! 無印の「海外商品」が強いワケ」を読んだ。記事の内容は無印良品の商品開発の原点や無印がなぜ国内外で売れるかという、商品開発の戦略論なのだが、その中の

無印良品には誕生した当時から、ものを「つくる」というよりは、「探す、見つけ出す」という考え方がありました。日本に昔からあるいいもの、あるいは日常生活で使われているものの中から、優れたものを見つけ、無印良品のコンセプトを入れながら、商品化していくという道をたどってきたのです。

(中略)

ところが、一時期「見いだす力」が衰えてしまった時期がありました。

世界中からいいものを見つけてくる活動は、時間もコストもかかります。そこで、商社の人たちにお願いして商品を探し出してもらう方法に切り替えたのです。商社にはさまざまな調達部門があり、大量の情報やネットワークを持っています。そこを頼みにしたのです。

しかし、商社の人の中には無印良品の哲学をきちんと理解してくれている人と、そうではない人たちがいました。その結果、玉石混交のものが集まるようになり、そこから選別しているうちに、今まで使っていなかったような色やデザインが紛れ込んでしまい、無印良品らしさが失われていってしまったのです。

 というあたりに、地域活性化の出発点を感じた次第。

地域活性化というと、どこかから新しいコンセプトをもってきたり、新しい商品を開発したり、といったことになりがちなのだが、案外、今まで身近にあるものの中から、いかに「探しだすか」といったことが大事であるような気がしてくる。もちろん、どんなものを探しだすかということが目利きの腕次第ということではあるのだが、新規なものを持ち込んでくるよりも、より地域への愛情やら地域を知るという行動が必要な分、地域に密着したものになるはずである。

なによりも「足元が大事」ということですかね

2015年10月25日日曜日

書店が街から無くなると本当に「知的環境」が破壊されるのか?

 一月程前のYomiuriオンラインで「増える「書店ゼロ」自治体」と題した記事が載っていた。

内容は日本書籍出版協会の調べで、「本屋ゼロ」自治体が全国で332となり、協会では「私たちは大いに危惧しています。子どもたちが全国どこでも等しく本に触れられる環境が破壊されることを」と緊急アピールを出したといったことや書店関係者の「本は薄利多売が前提なのに、それが崩れた。書店の取り分を増やさないと、廃業が続く」といった声やが寄せられていた。

さらに10月20日には、「新聞・出版文化を守り、民主社会の未来を語る会」シンポジウムで、日本新聞協会から「新聞や書籍、雑誌に軽減税率を適用する」ようアピールが出された。といった記事も出ている。

新聞の軽減税率については、堀江貴文氏の痛烈な批判もあるのだが、それはさておき、今回は「書店が街から無くなったら本当に「知的環境」が破壊されるのか、について考えてみた。ちなみに、全国の市区町村数を調べてみると1742(H26.1.1現在)であるので、書店がない市区町村数は全体の17.4%に当たる。2割弱である。裏を返すと8割の市区町村には「本屋」があるということで、これへけして少ない数ではない。

しかも、本、雑誌を手に入れる場所が本屋だけかというとそういうわけではなく、この調査の「本屋」の定義は定かではないものの、スーパー、コンビニでかなりの雑誌類は手に入るし、ネットが繋がらない市区町村はほとんどないのだから、入手できるかどうかという視点だけで考えれば、Amazonなどのネット書店で本は手に入る。

では、本屋がないと何が困るのかというと、パラパラと立ち読みしたり、本との偶然の出会いといったものがなくなるということなのだろう。

ただ、考えてみてほしい。そうした本との偶然の出会いというのは、かなりの書籍数がないとおこりえないもので、当方が幼いころに合った「街の本屋」のほとんどは学習参考書と雑誌、売れ筋の文庫本といったものラインナップであった。そのあたり、以前から「等しく本にふれる」環境はなかった、のではないだろうか。

むしろ、本屋が無くなる中で、「本」関連の業界の方に期待したいのは、過疎地に住むこどもたちがより多くの「本」の中身の情報にふれる環境を多くつくていただくことで、けして、「本を売る媒体としての本屋」の擁護ではないと思う。「本屋」が少なくなっているのは、人口が少なくなっている影響も否定しないし、情報を得る手段が変わってきたということも否定しないが、「本屋」の存続は、「本屋」になりたいと思う「本好き」の人々の育成であるように思うのだが、いかがであろうか。

2015年6月28日日曜日

夏休みの宿題解決と家族旅行の一挙解決(?)したい人用の豪華めの「東京駅」旅行

 

東京ステーションホテルの100周年企画として夏休み自由研究向けプラン「東京駅キッズ探検隊」の販売を開始するようだ。
 
 
舞台は、1日に80万人を超えるお客様が乗降する東京の玄関口「東京駅」と、ホテルが位置する国指定重要文化財「東京駅丸の内駅舎」。実際に働いているスタッフが案内する東京駅とホテルの探検ツアーをご体験いただきます。参加するお子様は事前にクイズを渡され、質問を投げかけてスタッフと直に触れ合うことも。夏休みの自由研究や想い出づくりにぴったりの企画です。
 
といったことで、子どもの夏休みの宿題に、「東京駅」を取り上げたら、夏休みの旅行と宿題が一挙に解決!!といったところ。
 
夏休みの宿題と夏休みの家族旅行っていうのは、好不況によって、使う金額のレベルは違いこそすれ、親の永遠の課題。限られた予算と余裕のない休暇とのにらめっこで、最大効果をあげるに頭を悩ます家庭も多いはず。
特に「東京」っていうのは、ディズニーランドとか、子どもの好きなアイテムは数多くあれど、関東圏以外の地方のフツーの家庭ではちょっと踏ん張らないといけないレベルなのだが、折角だから、ちょっと豪華にいきたい向きは、こうしたプランと組み合わせるとよいのかも。
 
ここまでの予算はないよなっていうあたりは、東京では「夏休み2015 宿題☆自由研究大作戦」が東京ビックサイトで開催されるので、このあたりと組み合わせて、ホテルはお手軽なものをチョイスするってのもありか。
 
東京に限らずとも、今年は、各地で「ふるさと旅行券」が発売される。大概、それぞれの地方で夏休みの自由研究・宿題向けのメニューが、公共団体や集客施設のイベントで開催されるので、家族旅行と夏休みの宿題解決の一挙解決を狙って、それとセットで、子供さんと旅行プランをDIYしてみるっていうのもいいかもしれないですね。
 

2015年5月30日土曜日

宮崎に行って思った「地方創生」の競争感は健全なのか、ということ

自然保護系の仕事も担当していて、その絡みで、宮崎県で開催されている「みどりの愛護のつどい」に参加した。
参加と言っても一般参加なので行事のどうこうには感慨もないのだが、式典のあちこちではさまれる、宮崎の高千穂を中心とした古代をモチーフにしたものであるとか、宮崎の飫肥藩の領主であった(らしい)伊東家の戦勝祈願の舞とかをみているうちに、今、日本中の公共団体の行動に大きな影響を落としている「地方創生」の競争感について、ちょっと疑問を感じた次第。

「地方創生」は、個人的な解釈で言うと、地方がそれぞれ目標(数値)を立てて、おのおのの地域活性化の知恵を絞ろう、そのために国もお金を出して応援しようということで、それそのものは良いことだと思う。

今回ちょっとガリッときたのは、その動きの中に、どこそこに負けるなとか、「地方創生で一番に」といった意識が、地方公共団体のそこかしこに出てき始めていることである。
たしかに、地域活性化というのか限られた観光客やら都会に住む人の感心を取り合うことにであるから競争の色合いが強いことは否定しないし、競争のない活動は、多くの文化活動であるような自己満足による沈滞を招くであろうことは異論ない。

ただ、日本海側の辺境に住まう身として思ったのが、宮崎の高千穂の伝統文化と日本海沿岸のの伝統文化が果たして、どちらが一番、といったことを競わせるべきものなのか、ということ。ましてやそこへの国家的な支援がメルクマールの良し悪し、あるいは東京を核とする中心論的な価値観でランク付けをしてしまって良いのかな、というところである。
なんといっても高千穂と山陰のどちらが云々といっても勝負や優劣をつけるなんざ野暮の極みではありませんか。

江戸期、それぞれの富貴の度合いはあれど、三百諸侯がそれぞれに誇りを持ちながら、それぞれの「御国」を大事にしてきていたような印象をもっていて、地方創生の基本は、こうした身近な「御国」の大切さ、愛おしさを踏まえながら、「御国」を元気にするよう頑張っていく、ということが基本で、それぞれの頑張りの順番をつけていく、といったことではないと思うのだが、どうであろうか。

ただ、いざ一線上に並ばされて、「おのおのの地方と良さをみせてみい」と天下人に言われたら、思わず一番槍を競ってしまうのが勤め人の性かもしれないですね。

2013年6月2日日曜日

定住・地域活性化のやり方・技術論としての「ノマド」

最近は、ライフスタイル、ワークスタイルの面で語られることの多い(いや、既に話題の中心からそれていっているのかもしれないが)「ノマド」論について、昨日に引き続き考えてみる。
ノマド論は働き方の側面で語られることが多いのだが、定住のあり方、とりわけ地方分部における働き方として考え直してもいいのではないか、とも思う。

というのも、このブログの表題そのものの日本の田舎に住んでいて思うのだが、田舎・地方における人口問題、定住問題が、その地方における定職をどう提供するかということとセットするがで論じられることが多いのだが、これを切り離して、「住んでもらう」ということだけを考えた定住対策を考えてもいいのでは、と思っているのである。まあ暴論に近いといえば近いのだが、定住という形で、フルスペックで住んでもらうには都会の持つ利便性と事業機会の多さは計り知れないのは事実なので、自然であるとか人情とかいったふわついたものだけでは、とても太刀打ちできないような気がしている。

ということで、フルスペックでなくパートタイム的な定住を増やせないかな、ということ。極端にいえば、快適な「デジタル出稼ぎ環境」を創っていけないかな、ということである。

例えば東南アジアのいくつかの国では、先進国に出稼ぎに行き、本国を送る仕送りがその国の経済活動に多くの影響を与えるように、週の幾日かを過ごしてもらい、住民税を払ってもらう、というレベルでの定住を考えることはできないか(東京近郊のベッドタウンに居を構え、普段の日は残業で午前様、我が家にいるのはせいぜい日曜日、なんていう企業戦士も言ってもレバ同じようなもののような気もする)ということを考えてもいいのではないだろうか。

もちろん、都会の持つ魅力に効し難いところもあるから、全ての人というわけにはいかないだろうが、通信環境が整っていさえすれば仕事ができる人たちにとって住みやすいところを考えていく、というのもこれからの定住対策を考えていく一手法なのかもしれませんですね.

2013年1月5日土曜日

地域課題へのオープン・システム開発の応用はできないか

 
日本の開発会社はオープン化という発想に弱いから、だいたいがクローズ化して、独占化しようという意識に向かってしまう。結果的に正のスパイラルを起こせず、孤立していく。これはゲーム産業のみならず、いまの日本を象徴するような話だと思います。
 
と論じられているが、至言。
 
個人的には、かってPC○○シリーズで我が世の春を謳歌していたN社とか、液晶ディスプレイでブイブイいわせていたS社とかが思い浮かぶ。
 
まあ、企業体であれば、独占へ向かうのは企業の行動原理としてやむをえないのだろうが、行政体の場合の意志決定プロセスも、独占的にどこかの機関が意志決定をしてしまう構造になることが多い。一頃の「地域間競争」という名のもとに、狭い地域で資源を食いつぶすような競争を繰り広げるのも、そういったことか。
 
国家的な機密を取り扱う場合は、国家同士のぶつかり合いがあるからなんともいえないのだが、地域振興といった側面では、できるだけオープン構造にして、地域の関係者がよってたかって問題を解決していく、というようなシステムができないものかと思う。
 
たとえば、Linuxなどのオープンシステムで、コードをよってたかって仕上げていくように、地域の心ある人たちが互いにフラットな形で課題を語り、解決策を仕上げていくようなプラットフォームが出来れば、よほど効率よく進むのではないかと思うのである。
 
 
問題は、そうしたフラットなプラットフォームをどうつくるか、なのだが、この際、Linux開発よろしく、参加自由にして、こんな問題解決しろ、っと参加メンバーに期限を決めて投げ出してみて、良さげであればやってみる、バグでればそこで直す、といったゆる~いやり方でやってみる、というのもどうかしら。