2015年5月31日日曜日

Coco壱番屋「鳥取三昧カレー」を食す

読んでいる本で、外食しているものに影響を受ける傾向は依然続いていて、今読んでいるのは、水野仁輔「カレーライスの謎―なぜ日本中の食卓が虜になったのか (角川SSC新書)」

ということで、今日の昼食はカレーで決定。
じゃ店は?、というところで都会であるならばいろいろ選択肢はあるのだろうが、今日、昼食をとることにしたのは鳥取。さほど選択があろうとも思えないので、当たり外れの少ないCoco壱番屋にする。

Coco壱番屋は、イベント的なメニュー展開が多くて、しかも中央で決めたメニューだけでなく、地方の店特有のメニューもお目見えするあたりが侮れないところ。

鳥取店では「鳥取三昧カレー」というのが提供されていたので思わずチョイス

中身は砂丘長芋、紅ズワイガニのカニクリームコロッケ、白ネギのスライスが入っているらしい。Coco一番のお決まりとしてライスの大きさや辛さを聞かれるので、ライスは400g、辛さは2倍を選択。辛いのはそんなに苦ではないのだが、カレーの辛いのは頭皮から大量の汗を気出させる効果があるので要注意内のだが休みの昼食のこととと良しとする。
しばらく待つと到着。こんな感じだ。カットされた長芋のゴロっとした感じとネギのスライスが妙に目立っている感じがする。

Coco壱番屋のカレーであるのでカレーは通常どおり。カニクリームコロッケと長ネギも違和感なし。カニクリームは、通常のコロッケより高級な感じがしてGoodである。ただ長芋はちょっと「カレー」と鞘当感があるかな。火はきちんと通してあるし、長芋としては良いのだが、どうもナイトクラブにやってきた体操のお兄さん的な感じがして、カレーのもつ無国籍な悪ぶれた感じと、どこかしか睨み合っている感じである。


まあ、全体としてはまずまずの仕上がり感かと思うので、鳥取にお越しの際にカレーでも、という時はいかかでありましょうか。

2015年5月30日土曜日

宮崎に行って思った「地方創生」の競争感は健全なのか、ということ

自然保護系の仕事も担当していて、その絡みで、宮崎県で開催されている「みどりの愛護のつどい」に参加した。
参加と言っても一般参加なので行事のどうこうには感慨もないのだが、式典のあちこちではさまれる、宮崎の高千穂を中心とした古代をモチーフにしたものであるとか、宮崎の飫肥藩の領主であった(らしい)伊東家の戦勝祈願の舞とかをみているうちに、今、日本中の公共団体の行動に大きな影響を落としている「地方創生」の競争感について、ちょっと疑問を感じた次第。

「地方創生」は、個人的な解釈で言うと、地方がそれぞれ目標(数値)を立てて、おのおのの地域活性化の知恵を絞ろう、そのために国もお金を出して応援しようということで、それそのものは良いことだと思う。

今回ちょっとガリッときたのは、その動きの中に、どこそこに負けるなとか、「地方創生で一番に」といった意識が、地方公共団体のそこかしこに出てき始めていることである。
たしかに、地域活性化というのか限られた観光客やら都会に住む人の感心を取り合うことにであるから競争の色合いが強いことは否定しないし、競争のない活動は、多くの文化活動であるような自己満足による沈滞を招くであろうことは異論ない。

ただ、日本海側の辺境に住まう身として思ったのが、宮崎の高千穂の伝統文化と日本海沿岸のの伝統文化が果たして、どちらが一番、といったことを競わせるべきものなのか、ということ。ましてやそこへの国家的な支援がメルクマールの良し悪し、あるいは東京を核とする中心論的な価値観でランク付けをしてしまって良いのかな、というところである。
なんといっても高千穂と山陰のどちらが云々といっても勝負や優劣をつけるなんざ野暮の極みではありませんか。

江戸期、それぞれの富貴の度合いはあれど、三百諸侯がそれぞれに誇りを持ちながら、それぞれの「御国」を大事にしてきていたような印象をもっていて、地方創生の基本は、こうした身近な「御国」の大切さ、愛おしさを踏まえながら、「御国」を元気にするよう頑張っていく、ということが基本で、それぞれの頑張りの順番をつけていく、といったことではないと思うのだが、どうであろうか。

ただ、いざ一線上に並ばされて、「おのおのの地方と良さをみせてみい」と天下人に言われたら、思わず一番槍を競ってしまうのが勤め人の性かもしれないですね。

2015年5月29日金曜日

宮崎県宮崎市「丸万焼鳥支店」で宮崎の地鶏を食す

宮崎に来たらやはり、ニワトリだろう、ということで焼鳥の店を探索。
あれこれとネットをさまよい、丸万焼鳥支店に落ち着く。



入ったところがカウンターの10席ぐらい。奥は座敷になっていでなにやら妙に活気のあるのが繁盛店の証か。
訥々と宮崎弁の大将もまた良である。
座ると、飲み物を聞かれるのと同時にモモ焼きでよいですか。食べやすくしましょうか、と聞かれるので事情もわからずうなづく。頼んだ焼酎の水割りを飲むことしばらく。こういう名品が出る。

少し黒いのが炭焼きの証で、刺身で食べられる地鶏なので生のようなところも見えながら火は通っていて、しっかりとした歯応えと味。


盛んに焼酎を飲んでいると、さすがに肴が足りなくなったので、今度はタタキを注文。
ポン酢もほどよく効いていて、いや旨いですわ。
もったいないので、チビチビ食そうかと思ったのであるが、欲望に負けてワシワシと食してしまいました。


2015年5月26日火曜日

燻製修行 鶏むね肉の燻製

ベーコンづくりを目標に精進したい燻製修行であるが、今回は「鶏むね肉」。安売りで一パック199円の格安品。


大きさがあり、火が通るかどうかの心配があるので、少し小分けに切り分けて燻製化をする。
下拵えは、今回も簡素に、塩、コショー、チューブにんにく、酒。少し変化をつけるために、一切れだけにはクミンをプラス。本来なら一晩寝かすべきなのだが、賞味期限が明日までなので、2時間程度の下味付けで敢行することにする。

チップはサクラ。道具立てはいつものようにフライパン、モチ網、カセットコンロの簡易燻製器。真ん中を空けているのは、途中チップが切れた時のための追加投入用の隙間(今回は必要なかったが)。
燻したのは約40〜45分の間くらい。40分くらいのところで蓋をあけてひっくり返す。
最後に焼け具合を竹串で確認。プッスリと抵抗なく刺さるようであれば火が通っていると考えていい。

パットに移して予熱と油をとる。さほど時間は置かないので、熟成効果は期待できない。

皿に切り分けて、思い思いにつまんで食す。一番旨いのは、切り分けている時のつまみぐい。寝かした時間が短いせいかあっさり目の仕上がり。クミンの下味のものは最初あまり感じなかったが、あとでカレー風味がしてくるのであった。


「エビ焼き」を食す

読んでいる本に影響されて、それにちなむものを食してしまう癖が私にはあって、今読んでいるのが「粉もん」庶民の食文化」ということで、スーパーで出店屋台をしていた「エビやき」というたこ焼きまがいの粉モンをかってみた。

「有名ですよ」という屋台のおっちゃんに聞いたのでぐぐってみると、「ミヤネ屋」でとりあげてブレイクしている・・らしい。
「らしい」としたのは、ミヤネ屋で取り上げられたものと同一かどうか証明できないこともあってのこと。

食べてみると、しっかりとエビが入っていて、あっさりねではあるもの、まあ美味しい。醤油とか何も調味料をつけなくても、大阪由来の粉モンはそこそこ食せるのがスゴイところ。

たこ焼きやお好み焼きのようなガッツリ感はないが、ちょいとつまむに良いものではありますな。

2015年5月25日月曜日

鳥取県倉吉市「いのよし」で「ピリ辛ラーメン大盛り」を食す

本日は昼から外で仕事があったので、こちらで昼食をとる。
確か以前はもっと街中にある店だった気がするが、こちらに店を大きくして移転してからは初めての来店。
ご飯のセットメニューもあるのだが、ここは麺のみでいくことにして、ピリ辛ラーメン大盛りしょうゆ味。
具は、肉系はチャーシュー一枚と少し寂しいのだが、モヤシ、キクラゲ、ネギはかなり載っているのでヘルシーな感じがする

私は人間がちょっと甘いのでピリ辛にして活を入れる。昼からは会議があるので、ちょうど良い気がする。
スープは醤油とはいってもかなり澄んだスープで、牛骨ラーメンのスープに似た感じで、薄いが、コクと旨味がある。
写真で見たらあまり麺の量はないように見えるかもしれないが、どうしてどうして結構な量で、なかなか減らないのが頼もしくて良である。
駐車場がいっぱいでも店内はかなり広くて空いていることがあるので、チャレンジする価値は十分ありますな。


2015年5月23日土曜日

「どて丼」を食す

食べ物系の本を読んでいると、なにかしらそれに関連したものが食べたくなる癖があるのだが、今読んでいるのが「がんがん焼肉もりもりホルモン (ちくま文庫)」

ということでホルモン系のものを昼食にとることを決意。今日は奥さんが仕事でもあり、自分も仕事にいかないといけないので、ちゃちゃっと自製できるものを食べることにする。食品庫の中を探ると、ありました、ありました。レトルトの名古屋のどて煮。


西日本のほうでは八丁味噌自体を食することが少ないし、豚ホルモンはむしろテッチャンとかで焼いて食することが多いので、一種の珍味感がある。かといって仕事に行く前の昼食なので、ビールとともに、というわけにはいかず、湯煎して丼のご飯にのせて「どて丼」にする。一袋が150gと丼で食するには中途半端なので2袋を使用

ねぎを大量目に載せ、七味唐辛子をかけて食する。八丁味噌だれなので、甘みが強いのだが、豚ホルモンをご飯と一緒に食べるのは良い方向性ではある。こんにゃくが多く入っていて、ホルモンと味噌のくどさを中和してくれるところも良し。

丼ってなものは、店にせよ自宅にせよ気取らずに丼を抱えて、レンゲでなくて箸でかっこむのが礼儀であるよな、とワシワシ食したのであった。

2015年5月21日木曜日

燻製修行 シャウエッセンのソーセージ

手羽先の燻製終了後、チップが多かったせいか、まだ燻せそうなのでシャウエッセンのソーセージを投入

特段の下味もつけず、チップも足さず、そのまま続けて燻す


10分経てば



最後はこんな感じに仕上がる。


味はといえば、これは失敗なしのシャウエッセン、当たり前のように美味しい。これは燻製のおかげというよりシャウエッセンの実力であろうと素直に分析。酒の肴で食したが、パンにはさんで朝食にもよろしい気がする

燻製修行 手羽先の燻製

ししゃも、卵、竹輪と燻製修行を始めたのだが、ベーコンまでの道のりはまだまだ遠い。

しかし、到達点を目指して、今度は「鶏の手羽先」に挑戦

まずは下拵え。
燻製卵の時に、下味の付け方があまくて失敗したので、今度は前日から準備。
手羽先をフォークでプスプス刺して、スパイスが染み込みやすくする。
本日は初めての試みなのでローリエとか新たに買い求めないといけないスパイスはやめて、塩、黒コショー、酒、チューブにんんにく。これを、よく揉み込んでZipロックにいれて冷蔵庫で一晩寝かせる。


一晩置いたところで取り出し、室温で乾かす。写真では露出させているが、実際は上にキッチンペーパーを置いて水分をとった。


で、燻す。やり方はいつもと同じ。始め強火で煙が出始めたら、弱火にする。チップは肉向けのサクラ。




今回は肉なので魚と違い、よく火が通るまで時間をかけて燻すことにする。およそ40分ばかり燻した。途中、蓋をあけて手羽先をひっくり返したので、長めに燻した。で、出来上がりは


うーむ、いい眺めである。竹串をところどころ刺して焼け具合を確かめる。串がすんなり通れば火が通っている証。


皿に移して早速食す。酸味の強くなっているところもあるが、そこが自家製燻製の愛嬌でもある。
今日も酒がすすむのである。

2015年5月20日水曜日

Pogoplugの無料サービスにクラウド・ストレージの見直しを迫られている気がする

ネタフルさんのエントリー『「Pogoplue」2015年6月にも無料アカウントサービスを終了へ』にもあったのだがPogoplugが無料アカウントサービスを終了するということらしい。

先日、辺境の人にも、それらしいメールが届いたんだが、いまいち、よくわからないのはPogoplugのハードウエアを使った自宅のHDDをネットでアクセスしているサービスがどうなるか。アカウントは無料サービスのものなのでこれ道連れなのか、ハードウェアの機能だけは残してくれるのか私の英語力ではよくわからないところ。

クラウドサービスは自前の PCにファイルが保存されるという安心感からDropboxを使っていて、以前は優良プランといっても、値ごろなのは100G保存のサービスであったのだが、これが!Gに大幅拡張された衝撃はいわずもがな。

そのあおりを受けてPogoplugは無料サービスのまま放置していた、ということもある。
無料のクラウドサービスは、BoxやSugersyncやら無料サービスを停止したものが増えつつあるのだが、そんな中、ハードウェアを使ったクラウド化でPogoplugは一日の長があったはずなのだが、最近、同社への投資環境が変わって、どうやら無料サービスのは厳しい環境となった、と推測。

さてさて、どうするかですが、Pogoplugのアップロードやダウンロードスピードは残念ながら、遅いと言われている Dropboxよりも難があるのが事実。

ハードウェアのHDDクラウドサービスが有料でないと使えないとなると、年29$はさほど高価とは思わないのだが、更新はいささか躊躇してしまいそうなのである。

ー追記(2015.7.20)ー

期限が過ぎたのだが、どうやらウェブ版は無料プランがなくなったようなのだが、ハードウエア版は使えるようですね。

2015年5月19日火曜日

Kindleとkoboのストアシェアの意外な割合は電子書籍の普及の少なさの反映か?

 

Kindleが市場を席巻しているかと思っていたら、KindleとKoboの利用が拮抗しているという意外な情報がASCII「じつはKoboとKindleは拮抗していた!?電子書籍ストアシェア」に掲載されていた。
 
電子書籍を利用しているのはいわゆるアーリーアダプターたちが中心で、電子書籍の利用がまだまだ紙の本の優勢のままであるということも一因ではあるだろう。
 
数年前、最初にkoboが発売されて、Kindelがでるまでの電子書籍ということで飛びついた人も多いはず。その後、Kinleが発売されると、やっぱりKindleが世界の主流だよね、ということで、またまた端末を買い(たしかこの頃、楽天はプレミアム会員に無料でプレゼントといった自爆テロ的な販促行為をやったはず)両方持っている人が電子書籍愛好家には多いはず
 
で、個人的にはひとつに絞らなくてもいいのでは、という気がしている。
KindelもKoboも、正直ファイル管理機能が不満があって、書籍の整理がなかなか難しい。
しかも書籍の値段のことでいえば、両方が競うように同じサービスを始めることが多いので、どちらが得でといった差も少なくなっている。
 
ただ、家族と共用したりするのが前提のコミックと仕事関係や個人的な趣味関係の本とかが混ざるのもいやなので、例えばそうした書籍はKoboで買ってKindleでは買わないといった選別を緩やかにしている。専用端末は別々だが、KindleもKoboもスマホやタブレットのアプリを提供しているので、普通はどちらの電子書籍も読むアプリは違ってもスマホはひとつ(つまり端末はひとつ)ということなので、両者がバラバラな不都合も少ないというわけである。
 
心配なのは、そのサービスが終了すると、その本が読めなくなることなのだが、ここはKindleの方が経営優良で、Koboは比べるとってなことはあるかもしれないが、後の世のことは神のみぞ知る、ってなことで、辺境に住まう一介の庶民が心配してもしょうがない。
 
書籍の市場規模に占める割合が4.6%と、まだまだ紙の本に比べれば弱小勢力に間違いない日本の電子書籍である。どちらもガンバレ、と声援をおくるべきときであろう。
 

2015年5月15日金曜日

棒天(阿藻珍味)を食す

娘が岡山に出張するとのことなので、「棒天の詰め合わせ」の購入を要請。

魚のすり身の天ぷら系のものは、こちらでもあるのだが、なにかしら特別な感じがするのは気のせいか。

買ってきる種類は、彼女のチョイスに任せたのだが、明太子チーズ、イカ玉ねぎ、タコ紅しょうが、じゃがホタテ、タコねぎ、といったかなりの変わり種ばかり

本日は、タコねぎ、イカ玉ねぎ、と比較的オーソドックスなものを食す。

しっかりとした歯ごたえがあって、しかも味も結構主張があって、やはり練り物は酒の肴にもってこいであいますな。今日は、オーソドックスなものにしたので刺激が少なかったせいもあるかもしれない。むぎ焼酎の水割りにもってこいでありました。
すり身の天ぷら系は、同じすり身でも竹輪よりはインパクトがあって、自分的にはこちらのほうが好みでありますな。


2015年5月14日木曜日

「次世代ハイブリッド図書館」への率直な感想

東京大学で独自に電子書籍化した図書にいろんなハイパーリンクを埋め込んで、

ひとつの電子書籍に対して多種多彩なリンクが埋め込まれ、電子書籍の学術的利用が進めやすくしており、文学作品の作者がどのように書籍を読み作品を作り上げていったのか追体験できる読書空間を構築。電子コンテンツ拡充と知識ネットワーク化に取り組み、学生の探究心を育む次世代ハイブリッド図書館の実現を目指すという。


といった紙と電子書籍を結んだ図書館のトライアルが始まるよう。

字だけではイメージがつかみづらいと思うので、詳しくはこちらのページを見てほしいのだが、電子書籍を読みながら時代背景とか著者のこととか様々なことがリンクで参照できるという仕組みらしい。

率直な感想をいうと、ちょっとウザい感じ。
研究書として調べ物をしながらよむ場合には、もっときちんと調べながら読みたいと思うし、純粋に「本」を読むときは余計な情報はあまり必要としない気がする。現に、Kindleの電子書籍の辞書機能なぞも、個人的にはほとんど使ったことがない。

機能満載ということでの仕様なのかもしれないが、一般利用者にはうーむな感じですな。

2015年5月13日水曜日

トマトに添え木

連休前に植えつけた家庭菜園のトマトなぞが、最近の雨のおかげですくすくと伸びてきた。
 
これからの風雨に備え、本日はトマトの添え木を処置。
 
これからどこまで伸びるか今はまだ夢想の中にあって、一番欲張ってしまう時でもある。
地道に水やりを重ねましょうか。
 
さらに下の写真は、本日の収穫であるソラマメとキヌサヤエンドウ。
とても自給ができるレベルではないが、アシスト程度の役目は果たしそうだ
 

2015年5月10日日曜日

鳥取県鳥取市「浜市」で「和定食」を食す

今日は午後から仕事があったので鳥取駅前近くの食堂で昼食。老舗食堂の浜市さんの和定食。

日替わりの定食で今日は、マルゴの刺身とニシンの塩焼き。マルゴというのはこちらの方言でブリの小さいのを言う。

昼下がりの日曜日の地方都市なので客はまばらなのだが、若い韓国の観光客か入店。ここも国際的になりましたな。お茶を飲んで待っていると定食が到着。

刺身と塩焼きのほかに、蓮根のキンピラ、ナスの煮物がついている。塩焼きは少し薄味なのだが、血圧の心配な当方としてはもってこいではある。サクサクと食べ進め完食。なんかノンビリとしてしまって仕事に行く気が削がれた昼下りでありました。


燻製修行 燻製卵

引き続きゆで卵の燻製に移行。ゆでたまごは5分ほど茹でた半熟のもの。固ゆでもいいかもしれないが、半熟が絶品ということらしい。下ごしらえは今回はなし。素のゆで卵でどんな状態になるかを試してみる。


チップを継ぎ足してゆで卵を載せて着火。


蓋を開けずに10分ほど燻す。

なんとなく色づきはまだ薄い感じがしたので、さらに5分追加して燻す。
と、こんな感じに。焦げ目はついてしまったが、まあいい感じではないか。


皿に盛って切ってみるとこんな感じ。うーむ、かなりそそられる感じである。さて試食、試食。

と、いそいそと食べてはみたのだが、見た目は良いのだが、どうも周りと中身が調和していない。燻製の皮とゆで卵とを食べている感じで、みかけ倒しなのである。
ネットで調べてみると、塩で下味をつけたり、出汁につけたり、と下味をかなりつける上に、チップにもザラメをいれて燻煙時間を20分以上とる、とか工夫がされている。

次回での挽回を期して皆で食したのであった。

燻製修行 銀鮭の燻製

昨週から始めた燻製づくり。昨日は銀鮭とゆで卵に挑戦。


まずは銀鮭のレポート。銀鮭はすでに塩の下味がついているものを購入。ちょうどセール中で、2切れで200円の代物。

すでに塩の下味がついているので、下ごしらえは何もしないことにして、網の上に直接載せる。昨週のシシャモの時も脂のしたたりは大丈夫だったので銀鮭の場合も大丈夫と踏んだ。


チップは昨週と同じ「サクラ」を使う。途中、4〜5分ほどしたところで蓋を開けてひっくり返す。その後、燻すこと15分。

網から取り上げる時に崩れてしまうが、中まで火は通っている。「サクラ」チップを使ったせいか燻製の香りは強めについているが、銀鮭のような脂の多い魚にはそのほうがよいかも。

ご飯のおかずというより、酒の肴向きかな。

2015年5月8日金曜日

元帥酒造 にごり酒

5月6日の倉吉探訪での収穫物のその2。元帥酒造のにごり酒である。
店の佇まいm
昔ながらの造り酒屋といった風情で、中に入ると薄暗いのもまさにそのまま。

お酒は造り酒屋なので、当然様々にあって高価なものからお値頃のものまでよりどりみどり。
2本の小瓶セットで藍染めらしい袋に入れてもらえるセットものがお土産っぽくてよいかな、とも思ったのだが、どうせ家に持って帰れば早速に呑んでしまうのだから、ということでにごり酒に決定。
 
 グラスに注ぐと、一見すると「甘酒」のようで、なんとなく甘いのでは、という錯覚を与える風情。どちらかというと辛口のような感じがするのだが、コクもあって飲みやすい。肴はなんでもあいますな。油断するとホイホイ呑んで、呑まれてしまうそうな、美人の悪女っぽい酒である。
 
身を持ち崩さないように、とは思ったのだが、やはり呑み過ぎて呑まれてしまったのであった。
 

2015年5月7日木曜日

とうふの燻製

昨日の山陰プチ旅行で買った土産の一つがこの豆腐の燻製。
赤瓦の店で何か変わったものがありますか、聞いた所出てきたのがこの「豆腐の燻製」。残念ながら倉吉製ではなく三朝産。
 

食べ方は?と聞くと、スライスしてそのままか、ポロポロしているのでバケットかクラッカーの上に乗せてもよいですよ、とのこと。
切ってみるとこんな感じ。
 

食感は聞いてふうなポロポロ感はなく、どちらかというとしっとりしていて、良く言えばチーズ感あり。
惜しむらくは豆腐のところと燻製の茶色いところとがどうも混ざり合わないところ。双方、単独で見るとそれなりに味わい深いのだが、どうも協調性がない感じは否めない。
 
ただ、チーズのようなアクの強さはないから、チーズの苦手な人にはこちらのほうが食べやすいかもしれない。

2015年5月6日水曜日

山陰プチ旅行 その2 「日本料理 飛鳥」で昼食

赤瓦のあたりをぶらぶら散策していると、ちょうどお昼の頃合いになったので、近くの店を物色。

弟家族は一応の県外からのお客さんなので、ちょっと珍しいものを、と思い、町家の風情も味わえる清水庵の「もちしゃぶ」あたりはどうかと思ったのだが、ちょうど団体客が入ったところで、1時間は待たないといけないらしく断念。外国語が飛び交っていたので韓国か中国の団体観光客では、と推測。赤瓦も国際色が豊かになったものでありますな。

ということで近くを物色していると、偶然、知り合いに遭遇。ここが空いていて美味しかった、との言を受けて、「日本料理 飛鳥」という店に決定。以前来た時には覚えがない店で、赤瓦のあたりも飲食店も含め店が順々に増えているようで喜ばしい限り。

中に入ると、ここも町家を改装した様子でちょっと驚く。

この格子の下は座敷になっていて、お客さんが食事をしていた。高さがかなりあるので、この電灯の紐をどう使うかか謎のまま。

注文したのは、うちの奥さんと弟家族が天ぷらそば御膳、小鴨川、鳥取牛ロース御膳。

私は海鮮丼

味噌汁の具はたしかワカメ。海鮮丼のネタは、ハマチ、タコ、マグロ、ホタテ貝、イクラなど10種ぐらいか。ご飯は酢飯ではなくで白飯。タケノコの煮物がはりはりはりとした歯応えで良。いつも思うのだが、こうした御膳でついてくる茶碗蒸しをいつ食べるのが正解なのだろうか。主菜でもなく、かといって漬物やサラダ、小鉢などの副菜でもなく、なんとなく存在が中途半端で困るのであるが・・・。

2015年5月5日火曜日

フライパン燻製を始めてみたーその2。とうふちくわとチーズ

ししゃもの出来が思いの外まともだったので、調子づいて、山陰地方の珍味「とうふちくわ」と自家製燻製の定番「スモークチーズ」に挑戦。

アルミホイル、チップを新規にセットし、フライパンの蓋がシシャモの油と燻煙でどろどろになっていたので、これも洗浄。

では、ちくわとチーズをセット。とうふちくわは生のものと焼いたものを二種類。チーズはお安いプロセスチーズ。しかも6Pパックにすると失敗した時に取り返しがつかなくなるので、ベビーチーズ。

チーズは熱が強すぎると溶けるという話があるので、下にアルミホイルを敷いた。燻し始めて、待つこと10分。ししゃもの時の反省から蓋を開けることなく、じっと我慢して待つ。

おー。なかなかの色合いに燻し上がりました。



ちょっとした「珍味」っぽいいでたち。少し乱雑なのは盛った人の性格の乱雑さの表れゆえ仕方がない。食すと焼きとうふちくわは良い感じ。生とうふちくわは少し酸味があって好みの別れるところ。生の場合は10分は燻す時間が長すぎるのかも。

チーズは苦手なので、弟夫婦と娘、息子に毒味役をさせる。人が多いと毒味役の舌の種類も増えて好都合ではある。世辞もあろうが美味とのことであったので良しとする。

フライパン燻製を始めてみたーその1。まずはシシャモ

連休も最後の方となると家庭菜園の手入れや草むしりも一段落してくるし、読書をするのも飽いてくる。


こんな時は何か新しいことを始めたくなるものなのだが、軍資金も限られているので安価に始めたい。で、家のあちこちを物色していると、使い古したフライパンとボンベ式のコンロ。おー、これは燻製づくりを始めるにもってこいの道具ではないか、と突如思い立った。

思い立ったが吉日、ということで早速これ以外に必要なものを買い出し。まずは100均でフライパンの上に置く焼き網。フライパンの大きさは24cmなのだが、さほど深くないので上に乗っかるように同じ24cmのものをチョイス。もう一つはトング。蓋も買おうかと思ったが、深さが浅いものしかなく頓挫。蓋は使い古しのものを使うことにする。

次はホームセンターで燻製チップ。サクラ、リンゴ、ナラとあるがネットで初心者用に一番よく見かけるサクラを選択

では早速、下ごしらえ。屋内でやると燻煙で奥さんの怒りを買いそうなので庭先に小さな椅子を持ちだして、そこにコンロを置いてフライパンをセット。フライパンの中にアルミホイルを敷いて燻製チップを軽くふたつかみ。ネットなどでは大さじ2杯とかいてあるが、目分量でいく。ザラメも入れるということを書いてあるものもあるがザラメが見つからなかったので省略。



次は食材のセット。といっても時間のかかりそうな肉系はもう少し慣れてから、と勝手に決めてまずは「シシャモ」。シシャモはすでに塩がしてあるので、それ以上の下味は付けない。頭は最初からとってあるものを買ってきた。つまりはスーパーから買ってきたものをそのまま載っけた、ということだ。

をつけて煙が出始めるのを待つ。「1分程度ででる」という情報もあるが、そこは火力との兼ね合いであるし、じっと待つと1分はかなり長い。ここも目分量でうっすらと出始めたら蓋を被せる

あとは、ひたすら待つ。10分〜15分燻す、という情報があるが途中我慢しきれずシシャモが焦げるかも、という理由で蓋をあけて煙を逃がしてしまう、という失態を演じる。めげずにシシャモだけはひっくり返す。まだ生であったので少々後悔し、じっと待つことを心に誓う。
燻すこと15分。シシャモの表面が茶色になっていることを蓋の覗き窓から確認。それにしてもかなりの油が出るものだということと待つ身の15分の長さを実感。でも、まあ見た目はまずまずの仕上がりではありませんか。

試食してみるが、燻製の風味がよくのっていて結構な仕上がりと自己満足。16匹は作り過ぎではあったのだが、ちょうど弟家族が遊びに来たので特製の燻製をつくっておいた、といい加減なことを言って饗応する。作り方を聞かれるので、今日はじめてやったとは言わずに、チップは魚にはちょっと強いけどシシャモの野性味を出すためにサクラにした、燻す時間は15分ぐらいでいいかな、などと知ったかぶりと度胸で、ベテランのごとく薀蓄をたれたのであった。

2015年5月3日日曜日

今日の昼は「魚」の気分なので、かっぱ寿司

定食もので今読んでいるのが『今 柊二 「お魚バンザイ!」』。本の中心は当然、煮魚、焼き魚の定食、いくら範囲を広げても魚のフライ、といったところが守備範囲のはずなのだが、魚系の定食は扱う店が限られるせいか、回転すしの章も設けられている。連休中ということで、日曜菜園の合間に、読みかけになっている本書を拾い読みしていて、想定通り、影響されて、今日のお昼は「回転すし」に決定。
 
奥さんは仕事なので、娘、息子と出かける。県内資本で魚が新鮮なことで有名な某店に行ったのだが、連休の最中でもあり、待ち時間多。なので、全国チェーンで席数も多い「かっぱ寿司」に行き先変更。(「お魚バンザイ!」では神奈川・川崎の店が紹介されている)
 
混んではいたのだが、冷たいお茶を飲んでいるうちに、ボックス席が空いてそちらに。一人か二人の時はカウンターもいいけど、家族連れの時は、わやわやとつまらないことを喋りながら食すのが楽しみなので、ボックス席が良いよな。
 
席に座ったら、あとは流れるままに皿をとっては食す。マグロ、サーモン、しめ鯖。
 
食べ終えた皿はガリ入れに使う。

醤油はひと色なのが全国チェーンの所以か。個人的にはとろっとした刺し身醤油があると嬉しいのだが・・・。
まあ、なにはともあれ食べ続けるよしよう。娘はタッチパネルで自由にチョイス。注文したものは新幹線でやってくるのが子ども好みではある。
 
普通の寿司屋だとつまみながら酒が入るから、酒の誘惑に弱いこちとらはぐいぐいとやってしまい、そのうち寿司の良さも何ほどのものといった風に酔ってしまうのだが、回転すしでは、周りで小さな子たちがわちゃわちゃ騒いでいるので呑むといっても生ビール1〜2杯程度なので酔わないうちに寿司をきちんと食べることができるのが良さではあるな。
 

2015年5月2日土曜日

二十日大根が芽吹いた

昨週、種まきしたもののうち、二十日大根が早くも芽吹いた。

今はまだらに芽が出ているので、しばらく放置してもう少し大きくなってから間引きをすることにする。
二十日大根は結実するときは一斉に大きくなるので、作りすぎると家庭内の消費では持て余してしまうこともあるのだか、浅漬けやサラダや野菜スティックなど副菜としては隙間を埋める名脇役。
目を離すと、雑草ぼうぼうの中に二十日大根か埋もれている状態になりがちなので、そのあたりは要注意であるな。