2018年12月30日日曜日

今年の餅つきは「気持ちだけ」参加

毎年、年の暮れにになると、近くに住む親戚一同が集まって、餅つきをするのが恒例になっている。
この時期になると、名古屋に住んでいる弟一家も帰省してきて、餅つきをして名古屋に帰るというのが、毎年の行事になっている。さらに、今年は姪っ子が来年5月に結婚するということで、その報告と結婚式への招待も兼ねてであるので、めでたい、めでたい。

であるのだが、前日、当方は、県西部の米子で、知人が新年早々異動するので、その送別会に出席。二次会までつきあって、夜遅くまで痛飲。

なので、赴任先からの出発時間が遅れて、「餅つき」には残念ながら間に合わず。
もっとも「間に合わなくてもよいかな」という意識がちらついていたのは否定しない。

なにはともあれ、出来上がった「餅」を披露。関西風の「丸餅」である。
この「餅箱」は、当方が子供の頃から使われているものなので、すでに50年近く経過した年代物なのであるが、まだまだ使えますな。



2018年12月28日金曜日

ご飯のお供 「牛肉のしぐれ煮」を食す

年末とあって、普段は県外で暮らしていたり、県外の大学に通っているあたりが帰省してきている。

帰省といえば、故郷への土産というのがつきものなんであるが、今回は京都・寺町三条の三嶋亭の「牛肉のしぐれ煮」である。


包をあけるとパッケージの蓋のウラにお品書きが書いてある。文章の中程、突然にたどたどしい「京都弁」が登場するのが面白い。京都弁として正しい用語使いなのかどうかは、当方は都育ちではないので不明である。


中身は厳重に、封印されている。湿気を嫌うからだろうが、昔は錦松梅のような袋詰であったのだろうな、と勝手に想像する。


封を開けると、ふわふわの「しぐれ煮」がこんもりと入っている。なんか「ワクワク」してしまうのは、旨そうなものに出会った時の、人間の習性であるのだろう。



早速、熱々のご飯にかけて食す。すこし多いかな、と思うほどかけるのが、戴き物の封を開けた時の醍醐味である。残量が少なくなると、途端にケチくさくなるのが、大人物ではない証である。


味は結構甘めで、「旅行の友」や「ふりかけ」系とは違って、昔ながらの「ごはんのお供」である。炊きたてのご飯にかけるとたまらんですね。

鳥取県北栄町「京都ラーメン」で冬のお気に入り「カレー野菜ラーメン」を食す。

午前中に鳥取市で会議があったので、米子への帰り道に、いつもの京都ラーメンで昼食をとる。
最近、めっきり冬めいてきて肌寒い日が続くので、ここは冬のラーメンのお気に入りの「カレー野菜ラーメン」をチョイス。野菜なしだとちょっと寂しいのと、後述の激辛粉をいれて、とんでもなく辛くなった時に、舌の感覚をリフレッシュするのに、「野菜」が必要なんである。


ラーメン丼の左向こうに見えるのは、「魔法の激辛粉」で、これをいれるとてきめんに辛くなる。
くれぐれも入れすぎに注意であるのだが、内容物は不明である。


2018年12月26日水曜日

鳥取県米子市「まいもんや かっぱ」で「のどぐろの干物」を食す

職場の部下の異動があったので、米子市内の「まいもんや かっぱ」というところで送別会。少々、狭い店なのだが、魚が美味い。

刺し身とか焼き物などなどをさんざん食した後に出てきたのが、のどぐろの干物。
のどぐろといえば、島根県の県魚でもあるし、錦織圭選手が好物だということで有名になったのだが、山陰地方では、結構日常的に食せる食材である。
ただ、刺し身とか、焼き物が一番多い食べ方で、干物は珍しい。


一人一尾あて出てくるので、争うことなく食せるのが良いところ。
出来の悪い干物は、醤油をかけたり、塩を追加でかけたり、といった細工が必要なのだが、今回は、何も足さず、手でもってバリバリと食せる。


海の幸が豊富なのは得難い。海の幸も山の幸も、両方が産地が近いのが米子の良きところであるな、と実感したのでありました。

2018年12月24日月曜日

鳥取県鳥取市「拉麺屋 神楽」で「札幌ラーメン」を食す

昼過ぎに仕事があるのだが、家人の通院が思ったより時間がかかったので、家族三人で昼食は外で食べることにする。狂はクリスマス・イブなので、イタ飯とかピザ屋とか、フライドチキンなどの洋飯系はおそらく満員だろうな、と思ったので、ラーメン屋をチョイスしたのだが、豈図らんや、この系統もいっぱいであった。

ただまあ、田舎のことであるので、30分、1時間待ちといったことはなく、10分程度待てば席に案内される。

ここはもともと「九州ラーメン」系であったように思ったのだが、山陰地方を中心に店が増えるにつれ、客の方の注文も多様化したせいであろうか、最近では、九州以外のメニューも増えている。

なので、本日は「札幌味噌らーめん」大盛りをチョイス。定番の「とんこつ」ラーメンでは大盛りはなく「替え玉スタイル」なのだが、これには大盛りがある。もっとも札幌ラーメンの替え玉ってのは、なんとも奇妙でいただけない気がするので、これはこれで良し。


当方が小さな頃は、ラーメンと言えば、鳥取のもやしとナルトだけ載っている、うどんだしのものがほとんとであったのだが、時が経つにつれ、北陸の「8番ラーメン」、北海道の「道産子」といったチェーンが出店して、醤油、塩、味噌といった味のものがラーメンにはあるんだな、と思ったのが、地方が均質化していく経験の始まりであったのかもしれない。

それはさておき、ラーメンのほうは、コーン、ナルト、チャーシューといった定番の具に、軽めの縮れ麺。大量に白ネギが載っているのだが、これが「北海道」でも常態かどうかは、北海道に行ったことのない当方としては、判断のしようがないところである。

家人は、定番の「とんこつ淡」。この店ではありきたりではあるが、「日替わり定食」がその店で一番間違いのない味、という鉄則を押さえたチョイスである。



娘は、特製味噌ラーメンに、味玉をトッピング。味噌ラーメン系ではこういうほうが今では定番になってきている感があるな。



2018年12月9日日曜日

今年の鳥取市内の初雪であります

週初めはかなり暖かかったのだが、突然に冷え込んできて、本日が初雪である。
ここ1〜2年は、日本海側のあちこちで豪雪が続いていたのだが、今年の冬は暖冬だ、ということで安心しきっていたのだが、やはり、時季になると雪は降る、ということであろう。

できうれば、ほどほどに願いたいところでありますな。


2018年12月4日火曜日

鳥取県の米子空港の「蛇口から蟹のだし汁」に行ってみた


いくつかの地方紙ではすでにレビューされているので目新しくはないが、鳥取県の米子空港に「「蛇口から蟹のだし汁」の現場にいってみた。

取り組みとしては、愛媛県のぽんジュースや香川県のうどんスープと同じようなスタイル。後ろにタンクが隠してあって、蛇口をひねると、「カニのだし汁」が注がれる。




「カニのだし汁」というものは、それだけで市販されていることは少なくて、今回は、地元の食品業者さんの開発とのこと。鳥取県在住の当方も、カニすきなどの鍋物でカニのスープを食することはあっても、「だし汁」単体で味わうことはないので、新たな体験ではある。ただ、こちらの地元の隠れた美味は、カニを使った「味噌汁」であると思っているので、そのエキスである「だし汁」が不味いわけがない。

サーバーの横にプラスティックの小さなカップが置いてあるので、それに入れて食す。スープは琥珀色をしていて、味はかなり濃厚であった。ちなみにカニの身は入っていない。蛇口の締まりが甘くて、少々溢れるのが愛嬌ではある。

来年の2月までの限定提供であるので、米子空港利用の方はぜひご利用あれ。ただし、1日100杯限定とのことなので夕方近くになると完売かもしれないのであしからず。


2018年12月1日土曜日

「うなぎおこわ」を食す

本日の昼食は、いただきものの「うなぎおこわ」。

うなぎといえば天然物やら養殖物やらと昔はうるさかったものなのだが、最近は幼魚のシラスが激減したことで、養殖物すらも高級品になりかけているようだ。マグロと一緒で、数が少なくなると突然もてはやされるのは、「ヒト」と同じである。

それはそれとして、パッケージはこんなの。とても、もったいぶったつくりである。


同梱のパン付には、あれこれと謂れが書いてある。「うなぎの皮は弊社独自の方法で取り除」いてあって、「うなぎの皮」の食感と「おこわ」がミスマッチなんであるかな、と推測してみる。



現物の形状は、こんな風


たしかに皮がないほうが見た目は美しい。

おこわはもっちりとしているし、うなぎもレンジで温めるだけの割にはふっくらとしていて、味もしっかりしている。添付の山椒をたっぷりかけて食す。唐辛子にしろ、山椒にしろ、おまけでついている小袋の中身を、本体の味見もせずにかけてしまうのが、当方の悪癖である。ラーメンも外観だけで判断してコショーをかけるくちなので、食レポなんていうのとは程遠いのだが、うなぎ丼を掻き込むのとは違って、ほんのりと上品な風情が漂う。

大きさは小さめなので、最後の〆的につまむ、ってのが粋でよろしいかと思いますね。