2009年11月30日月曜日

ネットブック(Asus EeePC 901-X)でEVERNOTE

どこでも入力できて、参照できるメモツールのEVERNOTE。
デスクトップだけでなくネットブックにもインストールしようと思い立ったのだが、少々問題が発生。

オフラインで使うには、.Net Frameworkの2.0、3.0、3.5あたりのインストールが必要になるようだ。

容量に余裕のある機種ならいいのだが、残念ながら初期ネットブックの901だと、全体で400Mもとられるのはあ、ちょっと厳しい。

可能ならDドライブにインストールするのだが、そうもならず・・・

結局、オフラインで使うことは諦めて、Webで使うことにした。
ネットブックは、ネットブックらしくということか・・・・・・。

でも、EVERNOTEだけでなく、DropBoxやSugarSync、RTMそれからGoogleのカレンダーをはじめとした各種のWebサービスが充実してくるのは、嬉しいことですよね

2009年11月29日日曜日

事業仕分け雑感 ー こんなスパコン開発もあるんだね。

西日本新聞に長崎大のスパコン開発がゴードン・ベル賞を受賞したっていう記事を発見。まずは長崎大の関係者にお祝いを。

市販のGPUを使って、国内最高速を達成したとのことで、研究開発費は3800万と、事業仕分けのウン億円とは、桁が違う。

スパコンの様子は、写真を見ると、普通のマザボとグラボ(といっても、結構ハイエンドっぽいグラボだけどね)が並んでおり、そのチープさは、いつぞやTVで見た、国立の研究所の整然とした様子とはエライ違いである。

なんとなく大外から、普段目立たないランナーが、いつの間にかするするっとあがってきたっていうようなイメージだよな。

事業仕分けの「1位になる必要はない」ってな結論には異論があるけど、事業費をどれだけかけるかは、こうした目立たない技術研究の成果とかをよく考えてほしいところ。

特に、今要求されている事業に参画するのは、富士通だけだし、富士通支援じゃないのかとか、ベクトル方式をやめてスカラー方式だけにするってのことだが、ベクトル方式の開発にかけた金の検証はどうなってるんだ、なんて批判も世間にはあるらしい。

今回の事業仕分けは、ちょっと文系志向と生活委員・学級委員志向が強くて肌があわないところがあるんだが、丼勘定になりがちな科学教育予算に点検の光を当てたところは評価していい。今後の予算編成で、どんな結果になるか見ておきましょう。

でも、事業仕分けってのは、もともと予算のついていたか、予算要求されるものが対象だから、たとえば、このブログでとりあげるようなことやubuntuやLinuxがどうたらとか、ブックレビューで取り上げているようなミステリーや旅がどうこうといった、国の予算といったことに関係ない、一種の「辺境」の諸事には、およそ関係ないんだよな。

中原の戦乱も辺境には及ばないってことか・・・

2009年11月28日土曜日

iPod touch で 青空文庫

モバイルには、やはり青空文庫だよね。ということで、青空文庫を読むアプリを検索。
いろいろあったのだが、値段も勘案して i-文庫 を購入。
値段は500円なので、まあ御値頃といえば、御値頃。
立ち上げるとこんな感じで

実際に読みたい青空文庫を選択する画面はこれ。
はじめから、150冊程度は、芥川龍之介をはじめ有名作品がプリインストールされているので、これから読んでもいいのだが、私の場合は、定番ということで、岡本綺堂の半七捕物帖ほかをダウンロード。
ダウンロードも、「作家別ダウンロード」か「作品別ダウンロード」からGUIで簡単にダウンロードできる。かなりお勧めであります。

北沢 秋「哄う合戦屋」(双葉社)

時代設定は戦国時代、天文18年春から天文19年夏にかけての2年間の物語である。そして、舞台は信濃。

ということなら、武田信玄(晴信)が信濃制圧に向けて着々と動き始めていた頃、さては、そのあたりの信濃の国を統一する話か、と思ったのだが、かなりの見当違い。「勝者」の物語ではなく「敗れていった者」の物語であった。

だが、この「敗者」の姿が尋常ではない。いったいに「敗者」というものは美しく見えてくるのは、日本人の性なのだが、この物語の主人公、諸国を渡り歩く合戦屋 石堂一徹 の姿は、「颯々」として、なにかすっきりとした爽快感を覚えるたたずまいで、これぞ「武者」であるな、と喝采をおくりたくなる。

さて物語りは、中信濃の深志と北信濃の塩田平の間の横山郷、遠藤吉弘の居館のあたりで、吉弘の娘 若菜と、一徹が出会うところから始まる。(もっとも、一徹と若菜の恋物語が云々、という展開ではない)。
この遠藤家、三千八百石程度の身上で、近隣の土豪との争いにあけくれていた家で、さほど有力な家であったわけではない。それが、石堂一徹が、軍師として食客になってから、以前から仇敵であった隣の高橋家を滅ぼし、ついで不破、といった風に、領地を拡大していく。このまま進めば、中信濃一の豪族、小笠原長時との対決は必至では・・・といった形で展開し、「天下」を狙う、石堂一徹の野望の片鱗も明らかになる。

ところが、この時、武田晴信(信玄)が、中信濃制圧に向け、兵を送ってくることが明らかになり、遠藤家にも小笠原、武田双方から、味方につくようにという誘いの使者がくる。双方に全幅の信頼をよせることのできない一徹は、遠藤家独立の策を献ずるが入れられず、小笠原に加勢することなり、さて、中信濃の行方を決する一大決戦へ、と最終章へ

といったのが主な展開。

一徹の策略で遠藤家が領地を拡大していくあたりの爽快感もよいのだが、やはりなんとも暖かくて、よいなー、と思うのは、遠藤家の姫、若菜であろう。
容姿は
この娘の目鼻立ちは、必ずしもこの時代の美人の典型に合致しているわけではない。
たとえば、若菜の眩しいまでにはっきりした瞳は、かすみが掛かったような細い目をよしとする都風の好みからすれば、明らかに欠点といえるであろう
といった感じなのだが、そこかしこにでてくる彼女ののびやかさ。ころっころっとした明るさが、物語に華やかさを添えている。
物語に途中の新美山の紅葉狩りのあたりを読むと、領民ならずとも、この姫ならば、とも思ってしまうのである。

で、もう一つの読みどころは一徹をめぐる人々の嫉妬、妬ましさに起因する不信がいかに生まれ、いかに拡大し、人の行動を蝕んでいくか、というところ。この一徹という男に象徴されるような、才気煥発ではあるが、その野望が巨大すぎるがゆえの一途さと倣岸さは、一種の爽快感を与えつつも、危うさを覚えるものだが、やはり、というか案の定というか、遠藤吉弘の不安と不信を生み、それが結局は遠藤家と一徹の行く末に大きな影響を与えるのだが、これ以上は営業妨害になってもいけないので、ネタばれはここまで。

さて、最後。石堂一徹は彼の野望と引き換えに何を守ろうとしたか、これもまた、本書をお読みあれ。おぅ、そうなのか、と思うこと間違いない。

ひさびさに一気に読めた時代小説、戦国小説でありました。

2009年11月24日火曜日

WINDOWS7でHOSTSファイルの編集

Windows7に入れ替えたところ、自宅の玄箱DebianへLAN内から、ドメイン名でアクセスできなくなってしまったので、hostsファイルをいじることに。
やり方はXPとかVistaとかと変わらないみたいなのだが、後々のためメモを残しておく。
「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「メモ帳」を右クリック。

管理者として起動

c:/windows/syetem32/etc/driver

の中に、

192.128.0.※ hoge.hoge.jp

といった風に、自鯖のIPアドレスとドメイン名を追記して保存する。

2009年11月17日火曜日

アドエス(Windows Mobile)のTodayをiPhone風にする

いまさらアドエスでもなかろう・・・とも思うのだが、縛りが残っている身としては、今のところiPhoneに乗り越える資金もなく、アドエスのチュンーナップに励むことにした。

やり方は、先人の方たちの教えに学んでやればあまり迷うことはなかったのだが、アイコンとアプリの関連付けなどで、手間をくうことはたしか。

先人の方のサイト
Forget-Me-Not さんの「誰でもできるアドエスのiPhone化」
mBlog さんの「Advanced/W-zero3[es]をiPhone化中」
Webディレクションやってます blog さんの「Advanced W-ZERO3/[es]のToday画面(デスクトップ・初期画面)をiPhoneのようにしてみるチュートリアル 」

でも、最終的に、iPhone2チックなTodayが出現すると、妙な達成感もあって、ちょっと嬉しくなる。(そこまで、iPhoneに未練があるなら、思い切って機種変更してしまえよ、と言われそうだが、GIGAZINEの「<a href = "http://d.hatena.ne.jp/itokoichi/20090407/p1" target = "_blank">ついにウィルコムが新型スマートフォンを発売へ、最新OSを採用</a>」によれば、2009年度内にも新端末がリリースされるらしいから、ちょっとこれも気になるしね。)

まあ、Handspring → Clie → アドエス とPDAと渡り歩いてきてみるとPalmやWMとかはカスタマイズしないと、満足して使えないような具合になっているので(WMなんか特に、MSはほったらかし状態だもんな)、暇にあかしてのカスタマイズそのものが楽しいといえなくもない。

で、今のところこんな画面になりました。
(EverNoteとか、ToDoとか、手書きメモなんかのアイコンは、無料のアイコン配布サイトやEverNoteの紹介サイトからそれらっしいPNGファイルを落として、サイズを64×64にリサイズして使ってます)


アドエス(Windows Mobile)で Evernote

EvernoteにはPC版ばかりでなく、モバイル版もある。
今回は、アドエスにインストールしてみた。
インストールは、EvernoteのHからWindows mobile版のCABファイルをダウンロードして、通常のソフトと同じようにすればよい。

Todayのソフトの選択画面にEvernoteのアイコンができていると思うので、これをクリックすると次の画面が立ち上がる。


ID登録を行っている場合は、この画面のLoginをタップしてログインする。
(ID登録をしていない場合は、右のSign Up から新規登録もできるが、アドエスの画面は小さいので、PCからやったほうが快適です。)

ログインするとこういう画面が立ち上がって、Evernoteが使える。

これは既にエントリーしていたメモを呼び出した画面。

難点は、ネットにアクセスした状態でないと使えないところ。iPhone/iPod touchの場合は、オフラインでも使えるので、このあたりはWindows Mobile版でも対応をお願いしたいところ。
私は、新Willcom定額プランなので、もっぱら無線LAN環境にいるときに使ってます。このあたりがWillcomのスマートフォンがいまいち普及しなかった原因かもね。
 

2009年11月16日月曜日

ubuntu 9.04 に Google Chrome をインストール

まだβ版ながらリリースされている、との話なのでものは験しとインストールしてみた。

 ファイルのダウンロードは、Google の Chromium Developer Documentation の Early Access Release Channels の Linux のところから google-Chrome-unstable current i386.deb をダウンロードして展開。

立ち上げてみると、Ubuntu に同梱されている FireFox よりも軽くていい感じ。

 エラーが出るとの報告のあったHPもあったが、私の環境の場合、今のところトラブルもなく動いている様子。

2009年11月4日水曜日

iPod touch で DLNA

玄箱Debian で MediatombのDLNAを構築したので、家の中のどこからでもDLNAクライアントがあれば、配信している動画が見えるようになった。
ところが、以前は、家庭内でもEeePcを持ち歩いていたのだが、iPod touch を入手してからはiPod touchが手軽なせいか、EeePCは「さて、ネットにでも」という時以外は立ち上げなくなってしまった。
となると、iPod touch で手軽に家庭内DLNAの動画も見たいよね、ということで、インストールしたのが、この
「 Plug Player」。残念ながら有料で、600円なのだが、以外に手軽に使えて、払ったかいはある。
ソフトをたちあげると、こんな画面になるので


設定画面を立ち上げて、ここで、サーバー(私の家庭内の環境の場合は、家庭内LANのIPアドレス 192.168.0.** を入力。)

そうすると、サーバーに接続するので、見たい動画を選択すればOK


2009年11月3日火曜日

iPod touch で Evernote

オンライン/オフラインで使えるEvernote。最近は、メモのほとんどをこれに移してしまっている状態なのだが、これをPIM機として使っているiPod touchでも使えるようにした。
インストールはapp storeからダウンロードすれば即、使えるようになる。

立ち上げるとこういう画面が立ち上がって、


ログイン画面に移行。


ログインすると、こんな操作画面に。

新しいメモを作るときは、下の New Note を
既に保存しているメモを見るときは、下の Note wo
タップ。
で、実はiPod touch用のEvernoteはオフラインでも使えるようになっていて、ネットにつながった状態で、個々のメモの上の方にある☆印をタップして青色にかえるとiPod touch本体に記録されて、オフラインでもメモが参照、編集できるようになる。


新規作成あるいは編集したメモは、再びネット接続した時に、シンクロされるという仕掛け。

私の場合、ある程度、本体に記録されていれば、逐一、メモを同期している必要はあまりないので、こうした使い方でとりあえず満足。