2007年5月29日火曜日

あごの卵の煮つけとブリの煮つけ

本日はかなり和風。
てんぷら風に見えるのもしいたけなので、獣肉系は今日はなし。
「あご」っていうのは、トビウオのことで、ここらあたりの方言。
そのトビウオの卵のところを取り出して、煮つけたものがこの時期の名物。
食べないと飢餓感におそわれるほどではないが、なにかしら寂しいのが、地域の名物(料理)というやつだろう。
そういったのが、あちこちの料理本やTVの料理番組に取り上げられ始めると、仲のよかった幼なじみが、都会にでて垢抜けてしまうようで、ちょっと寂しくなるのは、我ながら狭量とも思うのだが、なんともしようがない。
まあ、出世前の一時(いっとき)の地元料理を味わうとしましょう。


2007年5月27日日曜日

私の中の「セイゾウ」偏重

NBOnlineの5月17日の宋文州さんの傍目八目のコラム「長男「セイゾウ」がそのお下がりを弟たちに着せる 」にしばらく考えさせられた。
「この「セイゾウ」的な雇用慣習が人々の雇用心理まで支配し、社会の人的資産の流動性を阻害し、新しい企業の誕生と発展の妨げになる」
といったあたりや、
「企業家精神の後退は企業家の問題ではなく、雇用形態に代表されているような長期にわたって「セイゾウ」という名の長男を優先した結果」
といったところ。
「このセイゾウ的発想が創造的なソフトウエア開発を阻害し、日本のソフトウエア産業を世界のそれから遅らせた遠因」
といった辺は、かなり激越な表現かとも思うのだが、自分の中の「セイゾウ」偏重は確かにあり、それは、安定とか磐石とかいった概念とも結びついていて、これは私だけの感覚というわけではないだろうと思う。
そう思う基は、地方政府の雇用対策や企業立地対策も、やはり「製造」を中心に進められているようなあたりであるし、最近の日豪のFTAをめぐる貿易論争における工業と農業の対立の議論で主張される「工業の足を引っ張る農業」論でもある。
私たちのような40歳代というか、高度成長時代に基礎教育を受けた世代というのは、「工業」や「製造業」が国の発展の根幹といった教育を受けてきたようなもので、われわれが、それなりに社会の中で発言権をもってきた時代の流れは、すなわち、人工物への信頼感と都市へ移動、定着をしていく流れとも符合していっている気がするし、それは一方で、第1次産業から離れていく軌跡でもあるし、田舎や地方が疲弊していく歴史でもあるような気がしている。
こうした思考のパターンは、私たちのような世代だけかと思っていたのだが、宋さんのコラムを読むと、どうもそうではなく、若い世代にもあるものらしく、宋さんが若人に「製造業の大切さ」を説かれた話も引用されている。
こうしてみると、「セイゾウ」偏重というのは、ひょっとしたら、現代日本人共通の性癖なのかもしれず、それが気になったせいなのか、野村進氏の「千年、働いてきましたー老舗企業大国ニッポン」を衝動買いしてしまった(衝動買いというほど高価な本ではないのだがね)。
この本を読みながら、「製造」というものへの考え方とか、あるいは定着と流動ということについて、あれこれ迷想にふけろうかな、と思っているところである。

2007年5月26日土曜日

下川裕治「5万4千円でアジア大横断」(新潮文庫)

ひさびさの骨太バックパッカー旅行記というべきだろう。
以前は「タイ」、最近は「沖縄」と、放浪系というよりは定着系の旅行記が多かった下川裕治氏が、東京からトルコまでの27日間の、なんと15車中泊のバス旅行である。
 
この旅行をしたとき、筆者は51歳らしいのだが、そこは長年の旅で鍛えられているだけあって"元気"である。アームチェア・トラベラーの私など、爪の垢を煎じて飲まないといけない。
 
しかし、まあ、この観光もない、食事といったら、およそ風情といったものの感じられないバスターミナルの冷えたコロッケ、サモサとかうどんといった、ただ、ひたすら、憑かれたようにバスを乗り継いでいく旅に爽快感を感じてしまうのはなぜだろう。
そこは、旅が豪華で贅沢であればあるほど、しっくりこなくなる貧乏性もあるのかもしれないが、やはり、「旅行記」というものの根幹が、各地の観光スポットのレポートや、名物料理のレシピではなくて、「移動する」ということ、あるいは距離的、時間的な移動の周囲に発生するさまざまなログないしはノイズであるということなのであろう。
あるいは、そこで指向されているのが、一定の方向を目指す目的性というものでなく、日々、移動し、存在することによって生ずるさまざまなものを、「記録」していく、ということであるからかもしれない。
 
ま、こんな小理屈は置いといて、"バスタブの湯の色が、中国では1週間で真っ黒になるが、インドではわずか1日の旅で真っ黒になる"とか"18年前は地獄の振動バスであったイランのバスが今では、非常に快適なバスの生まれ変わっている"とか、"インドには豪華長距離バスというものが存在しない、長距離の路線バスがあるだけだ"とか、この種の旅行記には必須である旅の一つ話の類もきっちりと載せられている。
 
ひさびさに貧乏旅行記が読みたいなー、というときにお薦め。

以前、読んだ貧乏旅行記のはしばしを思い出させてもくれる旅行記である。

5万4千円でアジア大横断 (新潮文庫)

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etch の読み方って?

インストールしたのはいいが、Debian etchのetchの読み方がわからない。
Debianのバージョンはトイ・ストーリーのキャラクターにちなんでつけられているらしいのだが、DVDをみてもどれやらわからないので、ぐぐってみる。
etch a sketch というアメリカのお絵書きおもちゃらしい。
"Happy Smile Toys"(http://www.okinawanstyle.com/happy/02_ts.htm)というHPに写真が載っていた。
ちなみに etch は 「エッチ」と読むらしい。

2007年5月20日日曜日

Debian etchにアドビリーダーをインストール

Debian etchのパッケージのPDFリーダーは、xpdfが入っていて、これはこれで使えるのだが、日本語のファイル名が化けてしまうのが難点。
そこで、定番のアドビリーダーを導入することにする。
パッケージリストにはないので、<a href="http://www.adobe.com/jp/products/acrobat/readstep2.html" target="_blank">アドビのHP</a>からLinux版をダウンロードする。
Vineとかならrpm版でいいのだが、Debianではrpmが使えないので、tar.gz版をDL。
2007.5.20現在ではAdobeReader_jpn-7.0.9-1.i386.tar.gzで、アドビリーダーのバージョンは7である。
これを任意のフォルダにDLして、そのデイレクトリに移動
# tar xvzf AdobeReader_jpn-7.0.9-1.i386.tar.gz
展開するとAdobeReaderというディレクトリができるので、今度はそこへ移動
# ./INSTALL
ごちゃごちゃとインストールが始まって、いろいろ聞いてくるが、日本語が文字化けしてしてなんとことやらわからないが、かまわずデフォルトで続行。
最後に1~3まで選べってな、ところになるが、ここは3を入力(何を聞かれているか文字化けして読めないので消去法。1と2は先行きせず、3のみ続行できたという次第)
なんとかインストールしたっぽいので、
# su -
でrootの通常のディレクトリに移動
# acroread
で実行して、ライセンス許諾の画面が立ち上がればOK。
一度、実行すると、あとはメニューにAdobeReaderの項目ができているので、御利用ください。

2007年5月19日土曜日

白身魚のフライ

今日は白身魚のフライ。
ただし、一種類の白身魚ではなく、キス、鯛、ヒラメなどなど、数種類の白身魚のはしっこの方を買って、あげた、白身魚のミックスフライなのである。
刺身にした残りのところなので、それぞれに形も大きさも違って、おまけに一つづつ味も違うという、ビックリ箱のようなもの。それなりに面白いけどね。


こちらは赤貝の煮付け。ビールのアテにはもってこいであります。

2007年5月18日金曜日

Debian Etchをインストール

4/8のリリースから様子を見ていたのだが、評判も良いようなので、茶の間ノートにDebian Ecthをインストールした。
もともと、茶の間PCにはVineLinux3.2をインストールしていたのだが、VineLinux4.1はおろか4.0も途中でハングしてインストールできない状態。(ThinkPad a21eという古物に属するものであるのだが)
音声再生が、どうにもできないのとあわせて、ちょっと不満が貯まっていたところなので、エイヤっとばかりにetchをクリーンインストール。
いれてみると、なんと、なんと
無線LANはデフォルトで認識してくれるし、トラックポイントも特別の設定なしでOK。
リムーバブルのNTFSのHDDもデフォルトで認識してくれるではありませんか。
音声の方は、本体内蔵のものはダメで、結局USBのSoundBLASTERを使うことになったのだが、これもデフォルトで認識してくれる。
FireFoxがIceweaselと名前が変わっていたり、Webminがaptでインストール出来なかったりと、そこここにちょっとした不満は残るのだが、デスクトップとしてかなり使えるバージョンであるように感ずるのでありました。

2007年5月12日土曜日

お祭り

今年も、近所の神社のお祭りである。
少し雨模様だったので、お参りをして、子供二人に金魚すくいをさせたら、たこ焼きを買って早々に退散。
うちの金魚は、もともと長女が金魚すくいでもらってきたのがもとで、数匹が10数年生きているのだが、さすがに少しづつ減ってきているので、補充の意味もこめて、今年は金魚すくい解禁である。


2007年5月9日水曜日

玄箱のdebian化とWebDAV

ファイルサーバにしていた玄箱を思い立ってdebian化
ついでに、WebDAVも導入して、Web上のファイルサーバも構築
今までのサーバーは家庭内での活用を考える予定
静かなサーバーってのはいいもんですね。
先人たちの努力に感謝であります。
kernel 2.6化とか、MTの導入はこれからなのであります。

2007年5月4日金曜日

秋吉台

でもって、次の日は定番のように秋吉台と秋芳洞
今は電気もついてるけど、最初に入った奴ってのは、凄いよね。ちょっと常人離れした神経してるよね。

ゴールデンウィークの人出でサファリパークとかは入れませんでした~
帰りは、豆子郎とかごくふつうのおみやげをチョイスいたしました。


2007年5月3日木曜日

海響館

今年の連休は家族で山口へ。
うちの家族は、どこか行くと水族館を探すのが通例になっているのだが、今回は下関の海響館。
ご当地のせいか、ふぐの多い水族館である。
これは、その中でも秀逸のはこふぐ。


新幹線の中で、携帯動画変換君で変換したトゥームレイダー2をPSPで見ていたら、後ろにいたアベックの注目を集めてしまったぞ、わはは・・・