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2015年6月29日月曜日

児童書の電子書籍化の可能性を垣間見る、学研まんがの電子化

 

【『学研まんが 世界の歴史』全巻電子化記念SALE】歴史系学習まんが64タイトル半額&『日本の歴史』1巻無料キャンペーン開始!!
 
とのことで、具体的には、
 
『学研まんが 日本の歴史』1巻無料&歴史系学習まんが64タイトル半額を2週間限定で実施します。
 
対象タイトル:学研まんが『日本の歴史』『NEW日本の歴史』『世界の歴史』『人物日本史』
販売価格(税抜):通常価格各333円~667円→SALE価格各0円~333円
期間:2015年6月26日(金)~2015年7月9日(木)
 
と、学研の歴史学習マンガがお安く手に入るよう。
 
配信はBook Walker とかGoogle Play とか、ちょっとマイナーな電子書籍配信サイトだが、紙での提供が大原則のイメージの強い児童書が電子書籍化されていくのは、電子書籍の新しい風を感じる次第。
 
現時点での児童書の電子書籍化の状況はというと、例えばkindleで児童書の検索をかけてみると角川つばさ文庫とか講談社の「百万回生きた猫」といったところが目について、児童書の大御所であるポプラ社は「江戸川乱歩・少年探偵シリーズ」とか「怪盗ルパン全集」とか、「子どもが読む」、というよりも「ノスタルジーに駆られた大人用」と思えるようなものが多い。
児童書は大型本が多いから、今のタブレットや大型スマホの画面サイズではちょっと辛いのは確かで、12インチのiPadなどの出現がないとなかなかね、ということなのだろう。
 
ただ、書籍のシェアで、学術書や児童書の占める割合がばかにならない。子どもたちにタブレットを与えるほどの余裕はないよ、という家庭事情もあることはあるのだが、ぜひとも、ゾロリシリーズなどなど、メジャーレーベルの電子書籍化、しかもKindleやKoboといったところでリリースされるのを切に期待する次第である。
 

2015年5月19日火曜日

Kindleとkoboのストアシェアの意外な割合は電子書籍の普及の少なさの反映か?

 

Kindleが市場を席巻しているかと思っていたら、KindleとKoboの利用が拮抗しているという意外な情報がASCII「じつはKoboとKindleは拮抗していた!?電子書籍ストアシェア」に掲載されていた。
 
電子書籍を利用しているのはいわゆるアーリーアダプターたちが中心で、電子書籍の利用がまだまだ紙の本の優勢のままであるということも一因ではあるだろう。
 
数年前、最初にkoboが発売されて、Kindelがでるまでの電子書籍ということで飛びついた人も多いはず。その後、Kinleが発売されると、やっぱりKindleが世界の主流だよね、ということで、またまた端末を買い(たしかこの頃、楽天はプレミアム会員に無料でプレゼントといった自爆テロ的な販促行為をやったはず)両方持っている人が電子書籍愛好家には多いはず
 
で、個人的にはひとつに絞らなくてもいいのでは、という気がしている。
KindelもKoboも、正直ファイル管理機能が不満があって、書籍の整理がなかなか難しい。
しかも書籍の値段のことでいえば、両方が競うように同じサービスを始めることが多いので、どちらが得でといった差も少なくなっている。
 
ただ、家族と共用したりするのが前提のコミックと仕事関係や個人的な趣味関係の本とかが混ざるのもいやなので、例えばそうした書籍はKoboで買ってKindleでは買わないといった選別を緩やかにしている。専用端末は別々だが、KindleもKoboもスマホやタブレットのアプリを提供しているので、普通はどちらの電子書籍も読むアプリは違ってもスマホはひとつ(つまり端末はひとつ)ということなので、両者がバラバラな不都合も少ないというわけである。
 
心配なのは、そのサービスが終了すると、その本が読めなくなることなのだが、ここはKindleの方が経営優良で、Koboは比べるとってなことはあるかもしれないが、後の世のことは神のみぞ知る、ってなことで、辺境に住まう一介の庶民が心配してもしょうがない。
 
書籍の市場規模に占める割合が4.6%と、まだまだ紙の本に比べれば弱小勢力に間違いない日本の電子書籍である。どちらもガンバレ、と声援をおくるべきときであろう。
 

2015年5月14日木曜日

「次世代ハイブリッド図書館」への率直な感想

東京大学で独自に電子書籍化した図書にいろんなハイパーリンクを埋め込んで、

ひとつの電子書籍に対して多種多彩なリンクが埋め込まれ、電子書籍の学術的利用が進めやすくしており、文学作品の作者がどのように書籍を読み作品を作り上げていったのか追体験できる読書空間を構築。電子コンテンツ拡充と知識ネットワーク化に取り組み、学生の探究心を育む次世代ハイブリッド図書館の実現を目指すという。


といった紙と電子書籍を結んだ図書館のトライアルが始まるよう。

字だけではイメージがつかみづらいと思うので、詳しくはこちらのページを見てほしいのだが、電子書籍を読みながら時代背景とか著者のこととか様々なことがリンクで参照できるという仕組みらしい。

率直な感想をいうと、ちょっとウザい感じ。
研究書として調べ物をしながらよむ場合には、もっときちんと調べながら読みたいと思うし、純粋に「本」を読むときは余計な情報はあまり必要としない気がする。現に、Kindleの電子書籍の辞書機能なぞも、個人的にはほとんど使ったことがない。

機能満載ということでの仕様なのかもしれないが、一般利用者にはうーむな感じですな。

2015年2月7日土曜日

バチカン図書館のデジタル化の理由に感激

 

バチカン図書館の保存している手書き書籍などの文献をデジタル化する取組をNTTデータが初期契約を結んでいるらしい。宣伝っぽくはあるのだが、その意義や裏側を語った、としてプライベートイベントの記事がAscii,jpに掲載されていた(「バチカン図書館のデジタル化は「100年先」も考えている」)。

それによると
 
世界最古の図書館の1つであるバチカン図書館。そこには、2世紀から20世紀に書き残された約8万2000冊、4000万ページにも及ぶ手書き文献も所蔵されている。
「マニュスクリプト(manuscript)」と呼ばれるこうした手書き文献は"一点もの"であり、豪華な装飾が施された美術的価値の高いもの、当時の歴史や法律、哲学、科学、神学などについて記した研究的価値の高いものなど、極めて貴重な歴史的遺産となっている。
 この手書き文献をすべてデジタル画像化し、長期保存と共有/活用の仕組みを作るというのが、バチカン図書館が推進しているデジタル化プロジェクトの輪郭だ。

ということのようだが、なんとも感激したのがその理由で

 
我々が所蔵する手書き文献は、人類共通の歴史的遺産。大切に保管するばかりではなく、人々の間で広く共有されなければならない。それが、文献のデジタル化を決断した理由だ」
 手書き文献には、羊皮紙やパピルスに書かれたものや金銀などで装飾されたものが多く、時間の経過とともに劣化が進む運命にある。貴重な文献の「保存」を第一に考えると、その閲覧や活用にはさまざまな制限を設けざるを得ない。その結果、「500年間で、手書き文献全体(8万2000冊)の20%程度しか読まれていない」という事態に陥っていたと、アメンティ氏は説明する。
 そんな状況を看過していれば、せっかくの歴史的遺産も、文字通り「宝の持ち腐れ」になりかねない。そこで、バチカン図書館は、所蔵文献をデジタル化して「すべての人が自由に、かつ無償で、どこからでも歴史的遺産を読めて、活用できる環境を整えることにした」
 
ということで、「公開」と「共有」とりわけ「読まれる」ことを根底においたデジタル化という発想は、どこかの国や地域の図書館、博物館系の保存資料のデジタル化の際にはあまり聞かないフレーズで、「バチカン」の面目躍如といったところ。
 
当然、共有と利用を大前提にすれば、システムの在り様も変わってくるはずで、利用者の使い勝手ということが、設計の大きな要素となるであろうことは間違いなく、こうした"公"の博物館・図書館系にシステムは図体はでかいが使い勝手がどうも、ということが多いというのが実感。保存は丁寧にされているのだが、読み込みが遅かったり、ページ展開が面倒だったり、どうにも内部や大学などの限られた研究者向けにしか考えていないよな、というシステムが多いし、公開や外部利用なんて考えてませんよ、といったケースも多いような気がする。(国立図書館の電子アーカイブよりもAmazonでKindle用に加工されたもののほうが使いやすい、っていうのは最たるものと思うのだがどうだろうか。)
 
そのあたり、キリスト教の本家本元であるバチカンあたりは、一般の支持がこれからの宗教的な勢力範囲の保持にかかせない、と考えているせいであろうか、妙に寛容な措置であるように思う。このへんが、バチカン・ミステリーや古代キリスト教をテーマにした小説のベストセラーが続々とでてくる由来でもあるのかな、と牽強付会に思うのであった。
 
 

2014年6月1日日曜日

ヤマダイーブックサービス停止に関し、あれこれ思うこと

ヤマダ電機のヤマダイーブックサービスが7月に中止され、新しいサービスへの移行を模索している中で、購入した電子書籍が読めなくなると報道されて、批判が出始めるやポイント還元を認めたり、このあおりでディスカヴァー・トゥエンティワンが外部サービスが中止になった時の自社サービスの提供を発表したりとかしている。
買った電子書籍が無駄になる」は「記載不備」 ヤマダイーブックがサービス終了告知についておわび
大騒ぎ、といった風になっていかないのは、電子書籍の市場がほとんどがKindle、少々がKoboといったことになっているせいだろうか。

個人的には国産の電子書籍サービスを排斥するほうではなく、いまだにe-book japanなどなどのコンテンツを買っているので、まあ擁護派といっていいと思うんだが、なぜ、サービス廃止に伴って今までの既販売分もチャラってな発想が、記載不備だってことは認めるとしても一時的にも堂々と出てきたってことが不思議なこと。

もちろん電子書籍が閲覧権だってことはあるのだが、提供側が営業不振となれば一方的に打ち切り、しかも既販売分のサポートもしないっていうのは、国産電子書籍の心意気もそこまでか、と失望を禁じ得なかった次第。

楽天KoboもRABOOのサービスの終了時を思うと安閑としてはいられない気がするし、せめてもの救いというか期待はヨーロッパでのSony Reader終了時にKoboへの移行をしたっていうことか・・・。
国産電子書籍サービスの行方は定かではないが、サービス終了時の担保をきちんと示さないと、ますます暗澹とせざるをえないのだが・・。

2014年2月23日日曜日

ebookjapanも同時閲覧を開始

トランクルームからの出し入れが面倒なのと複数端末での同時閲覧ができなかったebookjapanで同時閲覧のサービスが開始された模様。
 
まだ試していないので使い勝手はなんともいえないのだが、ebookhjapanのマンガ関係の提供数、特に古いマンガ本については他の電書サービスに比べて一日の長があるので、喜ばしいことではある。
 
今のところ、同時閲覧できるものとできないものがあったり、KindleやKoboの使い勝手に比べたら残念なところもありそうなのだが、国内の電書サービスがもっともっと便利になることを期待したいですね
 

2014年1月26日日曜日

会員制貸本サービスは定着するのだろうか?

Tachableの記事で『Oyster」という定額で何冊でも本が読めるサービスが紹介されていた。
それによると
 
月額9.95ドル(約1000円)を支払うことで無限に本を読むことができるOysterというサービス。ベストセラーや新着を含む10万を超えるタイトルを読むことができる
 
ということで、海外版の書籍の「ビューン」のようなものだろうか。
 
Hulluなどの定額でビデオや映画が見放題というサービスを意識してのことだろうが、日本で果たして流行るかどうかはちょっと個人的には疑問視。というのも、コンテンツがどんな形になるか得体がしれないからである。
ビューンは自分もちょくちょく利用しているのだが、掲載されている雑誌のジャンルや、雑誌によっては一ヶ月に数度に分けて掲載される形もあって、なんとも中途半端な印象が拭えない。ビューンの月額は450円なのでそんなに高額でもないのだが、割高感が払拭できないのは、ビジネスからファミリー、旅行、女性向けなど万人に向けたコンテンツ・ラインナップがどうも焦点がぼやけてしまうせいではないかと思っている。
 
このサービスのコンテンツのラインナップはちょっとわからないのだが、万人向けでごった煮のようなコンテンツであるならば、個人的には利用する木は失せるだろうな、と思う次第。
 
どうせなら、極度にジャンルを絞って、例えばビジネスでもウェブだけにする、とか、文芸はミステリだけ、とかの定額サービスがあると使う気も増すのだが・・・(ビジネスとして成り立つかどうかは不明ですがね)

2013年8月17日土曜日

電子書籍は若者から敬遠されているのか?

Bookiliveの「電子書籍の利用に関する意識調査」によると、20代のうち69.9%が「紙の本で読む方が好き」という回答が多く、また60代〜70代で電子書籍を選んだ理由は「価格が安い」が一番で、情報機器に対する抵抗感が強い層ほど"安さ"というメリットがないと電子書籍の利用に至らない。とITmedia が「若い人ほど紙が好きー電子書籍に対する利用調査結果」で伝えているのだが、この調査母体が東京国際ブックフェアの来場者を対象としたものととなれば、まあ納得というところか。
 
というのも偏見かもしれないが、ブックフェアに行こうか、と思い立つ人は若者に限らず、いわゆる「本好き」であるには間違いなくて、「本好き」というのは大概の場合、「紙の本好き」であることが多く、電子書籍に抵抗のない層というのは、「本」をデータあるいはテキストとして読むのに抵抗のない層なのではないか、と個人的には思っていて、電子書籍の利用頻度を調査するのはこの調査母体はちょっとどうかな、と感じた次第である。
 
個人的には本の「自炊派」でもあり、新刊を買っても、どうかすると自炊してしまって電子媒体で読む、といったこともやる「電子書籍推進派」としては、「紙の本」信仰は、読書好きかどうか、若者かどうかに関係なく、「読む」という行為に集中するために「紙」の触感があったほうが集中できるかどうか、また、それが安価に手に入るかといった嗜好の問題なのでは、と考えているのである。
Kindleショックから数月経過したところ、いい加減、電子書籍の市民権を認めて、紙一辺倒に押し戻そうという動きは大概にしてほしいところなんですがね〜。
 

2012年12月22日土曜日

「電子書籍リーダー」は明治時代始めの「牛鍋」的存在か?

ここ数日、うちの奥さんが入院していて、入院中の暇つぶしに、と私のKoboに軽めのミステリー(重くなくて、ホラーっぽくもないやつ。病院でこうしたホラー系はちょっと読めないものね)の自炊本やらをいれて渡していたのだが、病院内で看護士さんあたりからは、「へー、これが電子書籍ですか、薄いですねー」とか「初めて見た」といった反応らしい。
 
ネットの世界をぶらぶらする生活をしていると、つい、その世界や周辺にあることがらが、既に日常的な状態と思ってしまうのだが、今、大流行の(と私は思っている)KindleやKobo(Kobo端末は流行とはいえないでしょうが)といった電子書籍リーダーも、まだまだ一部のものかな、と痛感しした次第。
まあ、正直のところ、私の住まう辺境地では、Kindle PaperWhiteどころか、Koboの姿なんぞも見ないような状況。iPadあたりはさすがに、個人所有者を持ち歩いている人を見かけるようになり、スマホ人口は急増しているのだが、このあたり、」アーリーアダプターがうじゃうじゃいる都会地とは、事情が大変に異なっているんである。このあたり、明治時代当初、横浜や銀座では盛んに食べられ、文明開花の証のように扱われていた「牛鍋」が、地方部ではまだまだ、どころか肉食(にくじき)の文化すら疎まれていたのと、まあ似たり寄ったりか。
 
で、牽強付会かもしれないが、こうしたガジェットの普及の遅さというのが、実は、地方の定住人口がなかなか増えず、都会地へ若者が出てしまって帰らない、といった今の地方部での移住定住問題がなかなかはかばかしくいかない原因の一つではなかろうか。
というのも若者のかなりの部分は、様々な分野でのアーリーアダプターであるし、そのアーリーアダプターたちが、それを自慢できない社会ってのは、若い人や少し尖っていて時代をリードする人には、物足りない社会でもあるように思うからだ。
 
移住定住対策で「自然」を売り物にするのはいいと思うのだが、それとセットでいわゆるネット環境やWifi環境、あるいは都会地の流行情報をいかにダイレクトに流し込むか、かをセットで考えないといけないのかもしれないですね。
 

2012年10月19日金曜日

「News Week 紙媒体廃止」に思う、「紙」は本当に負けるのか

「米ニューズウィーク、全面デジタル化へ=紙媒体、80年の歴史に幕」ということで  Yahooニュースによると
 
 
 【ニューヨーク時事】米週刊誌「ニューズウィーク」が今年末に紙媒体を廃止し、来年から全面的にデジタル版に移行する。同誌を発行する米社が18日、ウェブサイト上で発表した。広告収入の低迷が理由。1933年創刊の同誌は紙媒体としては、約80年の歴史に幕を下ろすことになる。
 来年以降、デジタル版を「ニューズウィーク・グローバル」の名称で統一。顧客はタブレット型携帯情報端末やパソコンのウェブサイト上のみで購読できるようになる。
 
 
ということで「とうとう紙媒体を廃しするとことができてしまったか」、というと思ったのだが、さて、ほかの他社が追随するかとなると、NewsWeekほどの顧客の落ち込みがないとちょっと難しいのではないだろうか。
 
というのも、もともとこうした紙の新聞媒体を読んでいる層は、ネットの情報収集に熱心でな層、いいかえればネットよりも紙による旧来の方法を好んでいる層(おそらくは、中高年齢者の多くは、ここに含まれるだろう)であり、彼らは、紙による情報提供ないし情報収集自体が、ネットによる情報収集より「信頼性」が高い、信用できる、と思っている。
 
こういった層に対しては、いくら手軽に、安価に配信されるようになっても、「紙」に対する信頼度が落ちてこない限り、電子配信のものには、そうそうは手を出さないように思うがどうだろうか。
 
こうした心理的なハードルが日本における電子書籍の爆発的な普及を妨げる大きな要因ではないか、と最近考えるようになってきているのである
 

2012年8月12日日曜日

電子書籍の環境改善に良い出来事2つ

電子書籍の環境改善に良い出来事があったので、ちょっと紹介
 
一つ目は
 
 
ということで、ながらくAndroid鎖国を続けていたシャープがiPhoneユーザーに向けて笑みを見せたところ。背景には、新しいiPhoneの液晶パネルを提供するとかの話があるのかもしれないが、まあ、あらゆる端末で、多くの電子書籍配信サービスがつけるというのが電子書籍の普及と拡大に必須のことであるから、まずは素直に慶賀を
 
二つ目は、ごく個人的な慶事ではあるのだが
 
 
株式会社早川書房は、8月10日よりSF、ミステリの古典から最新の話題作までを厳選した「ハヤカワSF・ミステリebookセレクション」の配信を開始いたします。『これからの「正義」の話をしよう』『ミレニアム』など、最新の書籍の電子化により好評を博してきた早川書房が、いよいよその代名詞ともいうべきSF・ミステリの名作群を次々と電子化するプロジェクトです。
 
とのことで、ハヤカワ書房のSF/ミステリーの電子書籍化が本格化するようで、SF・ミステリー愛好家としては喜ばしい限り。これで、青背やら銀背などや手に入らなくなっているSFが読めるようになって欲しいもの。
もうひとつ欲を言うなら、SF・ミステリー出版の一方の雄と私が勝手に思い込んでいる創元社の創元推理文文庫のシリーズも電子書籍配信は始まるとこれ以上の慶賀はないのだが・・・
 

2012年7月3日火曜日

「電子書籍」が熱くなってきている

動くとなったら動き始めるのが世の中とはいうものの、ここにきて一挙に動きが急速に高まってきている感のある電子書籍界隈。
 
目につくあたりをピックアップしてみると
 
 
 
 
 
といった感じ。
 
AmazonのKindleの報がその後ないのは気がかりなのだが、楽天のkoboの販売は値段という規模といい、電子書籍、出版の世界にかなりの影響をあたえるのは間違いないだろう。特に端末の値段を下げて、コンテンツで稼ごうという感じがみえるので期待したいところ。
 
koboの予約はまだしていないが、物欲をそそられているこの頃なのである

2012年6月29日金曜日

電子書籍の未来を期待する

いささか旧聞に属してしまったのだがAmazon、楽天と相次いで電子書籍端末の発売を発表して、「自炊派」としてはうれしい限り。
 
 
 
 
 
 
Kindleの投入は若干、狼少年的なところがないとはいえないのだが、Web上にあそこまで大々的に出したからには、まあ間違いないだろうと思う。(発売時期を知らせてくれるメールサービスに思わず登録してしまったのは私だけではないだろう、と思いたい)
 
一頃に比べ増えてきてはいる電子書籍なのだが、新刊本の発行は遅れがちなのと、日経グループのように、どういうわけか紙のものより若干値段が高いものもあるという日本の電子書籍の世界がKindleとKoboの投入で、活性化するのを望みたい。
 
ただ、一番避けてほしいのが、端末の投入が先行してコンテンツの投入が遅れたり、少ないまま推移するという今までの日本の電子書籍界隈が陥った失敗。
 
まあ、万を辞して参入してくるAmazonや、これを迎え撃つ楽天がそんな愚は犯さないと思うが、念のため、ここで祈っておく。
iPhone、iPad持ちの当方としては、Kindle端末とかは家族用に購入するぐらいかもしれないのだが、書籍は確実に買うと思うので、ぜひとも早期の参入を望むのである。

2012年6月25日月曜日

電子書籍拡大に良い兆しー「まっぷる」「るるぶ」電子

朝日新聞Degitalによると、「まっぷる」や「るるぶ」が電子書籍化されるとのこと
 
昭文社は1年半前に観光ガイド本「ことりっぷ」、今春には「まっぷるマガジン」の電子化を始めた。同社の紙の出版事業の売上高は、6年で3分の2に減少。一方、電子版ガイドやカーナビ向け地図といった電子事業は伸び、出版事業の半分に迫る。黒田茂夫社長は「電子版の知名度はまだ低いが、本で蓄積した情報と『見せる』ノウハウを生かしやすい」と話す。
 
 JTBパブリッシングも昨年から「るるぶ」の電子版を始めた。現在は沖縄、韓国など6地域。
 
とのこと。
 
妙な心理的障壁や、著作権的障壁の高い文芸書よりも、こうしたムック系の方が電子化にはなじむし、利用する側にとっても有難い。
というのも、観光地や出張先で、こうしたガイド本を開くのはちょっと恥ずかしいし、なによりも嵩張るのが難点。それが、スマホやタブレットで見えるようになれば、かなり便利になること請け合い。
 
当方、実はこうしたガイド本、旅行や出張の時は、自炊してタブレットにいれて持ち歩いていたのだが、はじめから電子書籍として販売してくれれば、手間も省けて願ったりかなったりである。何冊かはビューンでも閲覧できることはできるのだが、ビューンの場合、Wifi状態でないと閲覧できないのが難。
 
「まっぷる」や「るるぶ」に限らず、「地球の歩き方」など旅本の多くが、デジタルで提供されると嬉しいんですがね・・・。

2012年6月14日木曜日

まつもとあつし 「スマート読書入門」(技術評論社)

hontoやBookWalker、パブリ、日経BPなどなど電子書籍の数は一頃よりは増えてきているのだが、いまだ巨人Amazon Kindleの参入はなく、なんとなく生煮えの状態が続く電子書籍、あるいは電子媒体による読書について、気鋭のITライターであるまつもときよし氏の手による、電子書籍入門本。

入門本と言っても、「自炊「のあたりはきちんとふれてあるし、さらには、電子媒体による読書(この本で「スマート読書」といっているので、以下同じ表現にするが)の場合の読書メモの作り方、さらには 現代IT版輪読会、読書会ともいえるソーシャルリーディングまで、かなり欲張った内容になっている。

構成は

第1章 読書だってデジタルでいこう
第2章 「閉じた」読書で終わっていてはもったいない
第3章 快適なデジタル読書のために環境を整えよう
第4章 フロー情報をさばいてストック情報につなげよう
第5章 読書メモをマスターして「読んで終わり」から卒業しよう
第6章 新しい読書のカタチ「ソーシャルリーディング」に乗り出そう
終 章 進化する本との出会いを楽しもう

となっていて、まずは読書端末の紹介から読書におけるデジタルサービスの利用方法、、Scansnapを使った自炊の仕方といったところを第1章~第3章あたりでさっくりとふれて、第3章からはいわばデジタル版読書術といった風合い。

すでに「自炊」の世界に踏み込んでいる人にとっては、ちょっと食い足りないかもしればいが、「はてなブックマーク」の使い方やブクログ、Twitterいよる読書情報の共有なども広範にふれてあるので、おさらいのつもりで読んでもいいだろう。

しかし、爆発的に普及するといわれて久しいが、本当にゆっくりとしか進まない日本の電子書籍の世界。アメリカなぞでは、すでに紙の本より電子書籍のほうが購入数も上回ったというのにねーと思うのは私だけか(なんて書くと、識者からアメリカの本というものは高級なものかペーパーバックしかなくて、そもそも出版事情が云々の講釈されるんだよな、毎度毎度)。言霊の世界では、電子の文字に霊性が降臨しないのだろうか・・・

2012年6月3日日曜日

BOOK☆WALKERで1100円の本が100円になるキャンペーンを期間限定で実施中

電子書籍関係はアフィリエイトしてようがしてまいが応援することを心がけているので、勝手に応援。
BOOK☆WALKERで、通常なら1,100円の「100円のコーラを1000円で売る方法」(中経出版)を期間限定で100円で売っている。
 
詳しくはBOOK☆WALKERの「定価1100円の『100円のコーラを1000円で売る方法』を100円で売ってみた」のページを見てほしいのだが、期間内にエントリーするとBOOK☆WALKER限定で使えるWebmoneyが1000円分キャッシュバックされる仕組み。
 
BOOK☆WALKERはiPhone/iPadかAndroid端末専用でPCでの閲覧はできないので、デバイスがない人はちょっと・・・、というところで、デバイスの購入に結びつくかどうかはわからないが、近のスマホやタブレットブームを考えると、結構な数の人が、どちらかのデバイスを持っているだろうから、まあ電子書籍普及派の私としては、まあよしとするか。
 
角川書店は、このほかにも期間限定で新書の一部を無料公開したり、とかかなりアグレッシブな販売をすることがあるのだが、こうしたことが他の出版社でも広く行われるようになると、電子書籍も、もっと普及していくのかもしれないですね。
 
それにしても、Amazonは上陸するのか、しないのか、いい加減はっきりしろい!!
 

2012年3月4日日曜日

Kindle参入報道に伴うあれこれ

共通のプラットフォームをつくるために団体を立ち上げる、といった報道から数日たったところで、角川書店がAmazonと合意したとの報道

デイリースポーツ・オンライン 「電子書籍新会社を4月設立 180の出版社が賛同」
GIZMODE 「Kindle派に増援が! 角川グループとAmazonが手を組んだ!」

いつもプラットフォームづくりのところで、意思が統一できず、電子書籍の大規模な普及が進まなかったことを考えると、もともと電子書籍に熱心だと思う角川書店が、Kindle上陸後の市場で有利なたち位置を占めるために、選考してアマゾンの主張を呑んだという図式か


本当かどうかわからないが、PHPとかサンマークといったところはすでに合意しているという報道もあり、これで、講談社とか文春、小学館といったところが合意すれば一気にKindleが、日本のデジタル本の世界も席巻してしまう公算が高いということか

4月参入とあれば、機器の販売といったことも含めて、もう、そろそろリリースがあってもいい頃だと思うのだが・・。

2012年1月13日金曜日

英国では電子書籍の売り上げ増がリアル書店に影響しているらしい

IT mediaの ebook userによると
 
 英BBCの報道によると、英国の書店業界における2012年度の紙書籍売上高が前年比で4.6%低下したことが、書店POSデータなどを集計している現地Nielsen Bookscanによって明らかにされたとのこと。
 
最近の電子書籍や書店に関する報道をみていると欧米と違い、リアルの書店や本は、けしてなくならないし、減少も限定的で、紙の本優勢という話が多いのだが、大方の予想より以上に販売数や書店数を減らすのではないかと思っている。
もちろん、紙の本はなくならないと思うし、いくら若い世代になっても、紙の本の購入の簡単さと取扱いに簡単さは薄れることはないと思っている(現にうちの中学生の息子も、Koboなどの端末より紙の本を好んで読んでいる)
 
ただ、書店というものはどうだろう。
地方書店の事情でよく言われるように、売れっ子本は出版社から配送される数もごく限られてしまい、もともと狭い店頭に並べられるのは、ごく限られたものになってしまっていることを考えると(今、週刊誌などのトップの売り上げを誇るのは、書店ではなくてコンビニらしいからね)、個人的には、これまで以上にAmazonをはじめとしたネット販売が買い物の主流となり、さらには電子書籍の普及を考えると、地方の書店、とりわけ中小の書店というものの先行きはうーむ、と思ってしまう。
当然、書店の中にも、本に関するアドバイスとかレファレンスを、その店のオーナーあたりがやってくれる特色ある書店はあることはあるのだが、そのレファレンス機能自体も、ネットで膨大に紹介される各種の書評で代用されてしまうようになってしまうのではなかろうか。
 
ひょっとすると、将来は出版社や作者の委託を受けて、リアルの本を目で確かめたりする、展示場的な存在に書店がなってしまうのかもしれないな、と妄想するのであった。
 
とはいっても、まだまだ頑張っている地方の書店は多いらしい。ひとまず頑張ってね、エールを送ろう。
 

2011年10月20日木曜日

とうとうやって来るか?電子書籍の黒船

アマゾンが、とうとう日本市場に本格参入するのでは、という話が、日本経済新聞やasahi.comで報道されている。

つい先だって、新しい端末群を発表したものの、個人輸入のような手続きを踏まず、日本で簡単に手に入りそうなのは広告無し版のKindle4ぐらいで、ちょっとがっかりしていたのだが、今回の話は、かなり嬉しいニュース。

実際の参入は早くて年末までらしいが、Kindle fireの米国発売とほぼ同じ時期に、本格参入。日本のアマゾンでKindle発売ってな感じになると嬉しい限り。
(もっとも、電子書籍参入ってのが本決まりになるだけで、アメリカのアマゾンから直接買ってしまうかもしれないが・・・)

実は、外出の際に書籍を持参する煩わしさが逃れたいなという思いが、病膏肓に入ってきてしまって、新刊をリアルの書籍で買っても、ScanSnapで自炊してiPadで読むという状態が増えている。しかも自炊本は、PogoplugのHDDに格納してしているので、ネットにつながる環境さえあれば、まあどこでもダウンロードして読めることは読めるのだが、これが自炊をせずに、電子本で手に入るようになれば、自炊の手間も省けて便利なことこのうえない。書籍の値段は、リアル本より安ければそれにこしたことはないが、同程度の値段であれば「リアル本→自炊」の時と値段は変わらない(手間が省ける分だけお得といえなくもない)。

確かに、以前と比べて電子書籍を出しているところも増えたのだが、提供しているコンテンツが結構ばらばらで、iPadはダメで、Sony Readerだけ、とかAndroidだけとかいう形で、フォーマットもバラバラな状態で、利用者のことを考えての電子書籍環境とは、とてもいえない状況なことは間違いない。これがフォーマットの問題を飛び越えて、あらゆる端末で読めるようになれば、書籍購入量は格段に増えていくのは間違いないし、自宅の書籍類の保管環境も劇的に改善されることになるのだが・・・

(もっとも、今、電子書籍の提供でかなり頑張っているe book japanさんには引き続き頑張っていただくことを切望。同社のコンテンツもかなり保有しているので、そこは是非)
何はともあれ、日本の出版界に大風が吹き荒れそうではありますな。

2011年10月17日月曜日

アガサ・クリスティーが電子書籍に、とは良い知らせ

J-CASTやasahi.comによると早川書房がアガサ・クリスティーの著作の電子書籍化を始めるらしく、ひさびさに良いニュース。
 
 
 
ミステリーでは、e-book japanやhontoなどで、シャーロック・ホームズシリーズをはじめ、日本の作家の作品も電子書籍かされているし、京極夏彦氏の活発な活動もあるのだが、いまいち、ミステリーの出版数が薄いなー、と思っていたのが実感。
 
今回は、早川書房がアガサ・クリスティの日本の翻訳権を独占しているのもあるのかもしれないが、ハヤカワ・ミステリといえば、創元社と並ぶ日本の海外ミステリの大出版元。
 
ぜひぜひ、クリスティ以外の電子書籍化をお願いしたいところ。併せて、SFの古典の電子書籍化もいかがなものでしょうか。