2009年9月30日水曜日

PSPのバッテリーを買う

数年前から使っていて、ほとんど初期モデルに近いPSP-1000のバッテリーが、そろそろへたってきて、いくら充電しても30分ぐらいすると電源がダウンするようになってきた。

もう、買い換えたら、という話もあるのだが、CFWを導入済みで、PDF化した書籍やらのデータをJPEGにして読書端末に使っているほか、MPG4化した映像データなんかの簡易DVDプレイヤーとして使っているので、そう簡単には乗り換えられない状態である。
ということで、amazonであれこれパチものも含めて物色。

純正品が間違いないのだが、そうはいっても高価い。かなり高価い。
しかし、中国製は、うーむ・・・・、としばし、画面を睨んで思案・・・・・。

で、結局はROWAのバッテリーに決めました。

ROWAのバッテリーは、SONYのCLIEやThinkPAD A21eのバッテリー交換で利用していて、一定の安心感があるのが、一番の理由。

充電切れした時の、スリープモードへの移行がちょっと、とか書き込みにはくつかの不安要素もあるのだが、まあ、そんなに根をつめてゲームをする性質ではないし、それなりに安価だしね、というのが最後の理由。

数日したら届くでしょうから、またレポートしますね。

2009年9月22日火曜日

ばり馬 「ばり濃」ラーメン

買い物にでたついでに、お昼はラーメン。
行ったのは、ばり馬鳥取トリニティモール店
買い物では近くを通りかかるのだが、ついぞ入ったことのなかった店。和歌山ラーメンのチェーン店で、どういう訳か中国エリアのチェーンが多いところだ。
で、私の注文したのは、定番っぽい「ばり濃」ラーメン。名前のとおり、濃ゆい。

娘はばり馬半熟卵いり

息子と奥さんは、あっさり系をそれぞれ注文
これは息子が注文

これは奥さん

でも、基本はみんな「濃厚」でありました。

大江ノ郷自然牧場で「ソフトクリーム」を食す

連休にもかかわらず、サーバーいじりばかりしていたら、案の定、というか家族からブーイングがおきた。
連休中どこにも行かないのはどうも許せん、ということだ。

ということで、山あいの大江ノ郷自然牧場にやってきました。牧場といっても、自然卵とケーキの店なんだけどね。で、バウムクーヘンと卵かけご飯専用醤油を購入。


ここでソフトクリームを食す。
正式名称は、大江ノ郷たまごソフト。自然卵が使ってあるせいか、かなり濃い、とは娘の言。


入口から外をみると田んぼ中なことが、ハッキリしますな


動画プレイヤー TOTEM でDLNAにアクセスする

Elisa Media Center が使い物にならなかったので、別の方法を模索。
UBUNTU Weekly ReceipによるとTOTEMでDLNAにアクセスできるようになっているということなので試してみた。
まずsynapticでtotem-plugins-extras をインストール。
その後、totemを立ち上げて、プラグインで設定。
「コヒーレンス DLNA/UPnPクライアント」をチェック

次にサイドバーをチェックし、同じく「コヒーレンス DLNA/UPnPクライアント」を選択。
そうすると、MediaTombのメニューが出るので、お目当てのファイルをチェック。


UbuntuでDLNA

玄箱にMediaTombを導入して、ストリーミングサーバー化後、Windowsではアクセスできるようになったので、こんどはUbuntuで挑戦することにした。
まず導入したのは、Elisa Media Center
Synapticからインストールできて、バージョンは5.0.3だ。
で、立ち上げると・・・・


スタイリッシュな画面が立ち上がるのだが、如何せん、これ以上動かん・・・・

2009年9月21日月曜日

玄箱 DLNAサーバー に Windowsからアクセスする

MediaTombをインストールして、目出度くDLNAサーバーに玄箱が生まれ変わったわけだが(まだ日本語ファイルは使えないけどね)、辺境駐在員は、ネットワークプレイヤーもPS3も所有していないので、なんとも寂しい限りである。
といっても、このまま放っておくのもなんなので、PCからアクセスすることにした。
まずはWindows機である。
Windowsからは、VLCとRDLNAを使えばアクセスできるらしい。
まずはVLCを、このページ(VideoLAN - VLC media player)からダウンロードして、インストール。
次は、ネットDEダビングのページからRDNLAをダウンロードして解凍。
(サイトにはRDNLA005a.zip と rdmnla-008.zip の二つのファイルがあるが、私の環境では、両方とも稼働した。)
解凍したら、RDLNA.exeを実行するのだが、Vistaの場合は管理者権限で実行しないとうまく動作しないので注意。
アプリを立ち上げると、こんな画面がでる。


まず、下のVLCのところ(茶色で囲んだところ)に、「参照」のボタンを使って、VLCのexeファイルを指定。
次に、緑色で囲んだ「検索」をチェック。するとセキュリティを確認してくるので「はい」をクリック。このほかにファイヤーウォールの例外の確認も聞いてくるので、これも許可する。


すると赤で囲った接続先の欄に、玄箱のIPアドレスが表示されるので「接続」をクリック。MediaTombで配信しているフォルダ(PC Directory)などが表示される。


ツリーを辿って、再生したいファイルを選べば、VOLが立ち上がって再生が始まる。


玄箱のMediaTombを設定する

MediaTombにアクセス(例えば、http://192.168.*.*:49152)すると、こんな画面が出る。
フォルダやファイルの横にある+印をクリックすると、MediaTombに登録され、ストリーミングが配信される。
配信を中止する場合は、同じく横にある×印をクリックすればいい。




玄箱をメディアサーバーにする

玄箱に、MP4のビデオやMP3の音楽ファイルを置いて、sambaで共有していたのだが、やはりsambaは速度が遅く、この際、本格的にメディアサーバー化してみようと思い立った。
インストールするソフトは、あちこちのHPで定評のあるMediaTomb。
このソフトは、先人の方々のおかげで、丁寧なインストールの仕方がアップされている。大切なのは、それらのサイトを丁寧にみて、自分の環境に置き直すことなのだが、あれこれ躓いたので、後日のために記録しておくことにする。

まずは、ソースリストの編集。

# vi /etc/apt/sourcelist

一番下に、次を追記

# MediaTomb
deb-src http://apt.mediatomb.cc/ etch main

ここでパッケージリストを更新して、MediaTombのソースを落とそうとするのだが、認証されていないと蹴られるので、認証キーを取得

# wget http://apt.mediatomb.cc/key.asc -O- -q | apt-key add -

MediaTombのHPには

# wget http://apt.mediatomb.cc/key.asc -O- -q | sudo apt-key add -

となっているが、これはUbuntu環境の場合だろう。玄箱Debianの場合は、sudoは必要無し。

ここで
# apt-get update

ここからは先人の方々の教えに従い、開発環境やら、DBやら、MP3関連やらのパッケージをインストール
(何が何やら分からないが、ともかく先人の教えに従う)

# apt-get install dpkg-dev
# apt-get install debhelper
# apt-get install mysql-server-5.0
# apt-get install libmysqlclient15-dev
# apt-get install libsqlite3-dev
# apt-get install libid3-3.8.3-dev
# apt-get install libmozjs-dev
# apt-get install libmagic-dev
# apt-get install libtag1-dev
# apt-get install libavformat-dev
# apt-get install libexif-dev
# apt-get install libexpat1-dev
# apt-get install quilt
# apt-get install automake

MediaTombのソースパッケージを取得し、ディレクトリを移動。

# apt-get source mediatomb
# cd mediatomb-0.11.0

MediaTombをビルド

# dpkg-buildpackage -uc -us -b -d

ここで、私の場合、g++ がないため、エラーメッセージを吐いてストップ。
あわてて

# apt-get install g++

で、再度、ビルド。
やっと走ってくれるが、ビルドにはけっこう時間がかかるので、お茶でも飲みながら見守りましょう。私の場合、40分程度かかりました。
ビルドできたら、インストール。

# cd ..
# dpkg -i mediatomb-common_0.11.0-1etch1_powerpc.deb
# dpkg -i mediatomb-daemon_0.11.0-1etch1_all.deb

で、次のようなメッセージが出る。

*mediatomb: Not starting upnp media server
* mediatomb: Disabled in /etc/default/mediatomb

ここで、MySQLにデータベースを構築。

# mysql -p
Enter password: xxxxxx
mysql> CREATE DATABASE mediatomb;
mysql> GRANT ALL ON mediatomb.* TO 'mediatomb'@'localhost';
mysql> quit
# mysql -p mediatomb < /usr/share/mediatomb/mysql.sql

パスワードを聞いてくるので、mysqlのrootのパスワードを入力
MediaTombを起動する

# mediatomb

最後に「INFO: Server bound to: (玄箱のIPアドレス)」と表示されれば、OKであります。
この後、ブラウザを立ち上げて、

http://(玄箱のIPアドレス):49152

で、MediaTombにアクセスして、配信の設定をいたしましょう。

<先人の方々の参考サイト>
TOMの気まぐれブログ 「MediaTomb」
何かの感想 「玄箱HGをDLNAサーバにする
ひまにあ日記「玄箱をDLNAサーバーにする」

2009年9月19日土曜日

sambaの復旧

一夜明けると、どういう訳か再びSambaの共有ができなくなっていた。
うーむ、とうめきながら、再び普及作業。
「場所」→「サーバへ接続」→「WINDOWS共有」
ここで
サーバ名にIPアドレス
ユーザー名にsambaでログインするユーザー名を入力


次に「接続」をクリック。
そうすると下記のような画面が出るので、ログインパスワードを入力すると接続でるように復旧しました。


2009.9.20追記
再び、一夜明けたら、「場所」→「ネットワーク」で普通に接続できて、「サーバへ接続」の方がログインできなくなっていた。謎である

2009年9月17日木曜日

ubuntu 9.04で家庭内LANにアクセスする

ubuntu 9.04をインストールしたのだが、家庭内LANのSAMBAにアクセスできなくなっていたのだが、やっとこ復旧した。

まずはsambaをインストール

$ sudo apt-get install samba

これでいいかと思ったら、もう一つ入れ忘れていた。

$ sudo apt-get install smbfs

この後、/etc/samba/smb.conf を編集。

38行目ぐらいにある、global の設定を変更

workgroup = WORKGROUP

とデフォルトではなっているので、ここを家庭内LANで使っているワークグループ名に変更して上書き。

ubuntu を再起動すれば、無事、家庭内LANのSAMBAサーバーにアクセスできます。

2009年9月14日月曜日

ubuntu 9.04でBuffalo WLR-UC-Gを使う

昨日に引き続き、USB接続の無線LAN子機の接続テスト。
本日はBuffalo WLR-UC-Gに挑戦。

この子機は、Windowsに接続した場合でも、あまり速度が出ないのだが、結構安価なのでとりあえず買っておいたものを転用する。
この子機は差し込んだだけでは認識しないので、ndiswrapperwpを使う。

まずはインストールなのだが、これはSynapticを使えば簡単にインストールできる。
インストールするパッケージはndiswrapper-utils-1.9 と ndiswrapper-commonは必須。
もっともndiswrapper-utils-1.9をインストールするよう選択するとndiswrapper-commonは自動的に併せてインストールする設定になる。
このほかにndisgtkはインストールしておけば、GIUで操作できる。

インストールできたら、CDディスクに、WLR-UC-Gに添付されていたCDを挿入。

CDの driver → U2SG54HP とたどりWin2000のフォルダを本体の任意の場所にコピー。
そしてndiswrapperを立ち上げたら(システム → システム管理 → Windows Wireless Driver とたどる)、「新しいドライバのインストール」を選択し、「win2000」のフォルダの中から netsg54.inf を選択し、Enter。

ドライバがインストールできたら、WLR-UC-G を差し込んだら自動的に認識し、ネットワーク設定が立ち上がるので、そのままネットワーク設定をして、インターネットにアクセスすれば・・・・・


つながりました。

2009年9月13日日曜日

ubuntu 9.04をインストールした

ThinkPad A21eにいれていたubuntu 8.10が、ちょっと調子が悪くなってきたので、気分一心とばかりに、Ubuntu 9.04を上書きインストールした。

インストール自体はisoファイルを落としてきてCDに焼いて、CDからbootして・・・といった具合で、いたって簡単。HPには「Desktop CDを使ってインストールする場合は少なくとも384メガバイトのRAM」といった表現もあるのだが、256Mのメモリがあれば、問題なくインストールできた。

おっ、と思ったのは、USB形式の無線LAN端末のBuffaloのWLI-U2-KG54Lを、差し込んだだけで認識して使えるようになったこと。この端末、デスクトップで使っていたものを転用したのだが、(デスクトップ用には別のIEEE802.1g対応のUSB子機を使ってます)おかげで、UbuntuでIEEE802.1g環境にやっとこ到達しました。

8.10の時は、USBの無線LAN端末はほとんど認識しなかったし、カード型のものもほぼダメ。今回再インストールするようになったきっかけも、IEEE802.11Gで無線LANが使えるように悪戦苦闘しているうちに本体設定がおかしくなってしまったせいだから、もっと早く9.04に切り替えておけばよかったのかー、と少しばかり後悔したのだが、まあ結果よければすべて良しということで、今のところメデタシメデタシ。

ネットワーク設定とか、あれこれ操作パネルが変わっているので、まだ慣れたとは言い難いが、ぼちぼち使っていくことにいたしましょう。

2009年9月12日土曜日

泉 麻人「なぞ食探偵」(中公文庫)

町角でふと目にとまった、ちょっと不思議な料理を紹介していきたい。

といったところから始まる、ちょっと変わった食物記である。
とりあげられる食べ物屋が、やはり東京が中心になるのは、筆者の住居と活動の中心がそうであるせいもあるのだろうが、やはりそこは「首都」の威力というもので、人やモノが集まれば集まるほど、妙な食べ物も集積してくるのは人の世の常なんだろうが、本書のエライところは、「不思議な料理」の食物記であって、ゲテモノの食物記になっていないところだろう。

料理は、東京・日本橋の「ドイツ風ライス」からはじまるのだが、「ハムカツ」(東京・上野)や「マカロニグラタン」(東京・浅草)、「カニヤキメシ(東京・人形町)など、名前をみればおおよそ察しがつくのも多いのだが、「ず丼」(東京・新大久保)や「イタリアン」(新潟)、「すじ玉丼」(神戸・三宮)、さらには「セイロンライス」(大阪・西心斎橋)、ナポリライス(東京・銀座)などなど、何を食わされるのかちょっと心配になってくる料理も数々あって、一種怖いものみたさの欲求も満たされる食物記である。

筆者手書きのイラストも味があって、少しばかり暇な時、暇にあかせて、ぱらぱらと読んでいくにお薦め。

(最近、御当地グルメで定番の「佐世保バーガー」などを含んだ「九州篇」も入ってます。)

Corega CG-WLR300Nの設定をする

光フレッツにしたのに浮かれて、ついでに家の中の無線LAN環境を改善しようと、IEEE802.1nの環境を導入すべく Corega CG-WLR300N を購入。

選択理由は、価格がこなれていたのと、価格comでの評判もまずまずだったこと。ついでにUSB端子もついていて、USB-HDDのNAS化もできそうで、後々遊べそうな気がしたあたり(すでに玄箱Debian2台とV-GearのNASが家庭内LAN上にあるのに???という家人の批判には耳をふさぐ)。

ところが、どうにも、設定画面にアクセスできない。

どうも、ルーター機能のある光フレッツのCTUの下に、さらにYahooの光BBユニットをぶらさげて、Wルーター状態になっているのが災いしているらしい。

で、うーむとあれこれ悪銭苦闘したのだが、結局、こちらのページを参考に、やっとこ設定できた。(http://ameblo.jp/satomasami/entry-10252236295.html)ということで備忘録を残しておく。
(今回はXP機を使いましたので、あしからず)

まず、WANから切り離して、Corega CG-WLR300NとPCをLANケーブルでつなぐ。
この時、ルーター機能はONにしておく。
で、「コントロールパネル」→「ネットワーク接続」から、「ローカルエリア接続のプロパティ」を開く。

次にプロパティの「全般」の中の「インターネットプロトコル(TCP/IP)」のプロパティを開く。

ここで「次のIPアドレスを使う」にチェックを入れ、
IPアドレス  192.168.1.5
サブネットマスク  255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ 192.168.1.1
に設定。

さらに下の方にあるDNSサーバーのアドレスの優先DNSサーバーを 192.168.1.1 にして保存。

で、ブラウザで、http://192.168.1.220にアクセスすると、CG-WLR300Nの無線LANの設定画面がでてくる(はず)

設定画面がでたら、ログインして、IPアドレスを設定。
私の場合は、YahooBBユニットの下に192.168.0.*のLANを構築しているので、 192.168.0.5 ってな感じに設定。設定を保存するとCG-WLR300Nが再起動しはじめ、自動的に接続が切れる。

CG-WLR300Nが再起動したら、さきほど設定したIPアドレスへブラウザからアクセス。
無事アクセスできたら、今度は、はずしておいたWAN側のLANケーブルを、YahooBBユニットへつなげば、OK(と、私の場合はなりました。)

設定が分かり難いと、価格comにも書いてあったのだが、しっかり、はまってしまったのでありました・・・。(でも、価格を考えると、良い無線ルーターであるように思うぞ)

2009年9月8日火曜日

塩野七生 「ローマ人の物語ⅩⅤ  ローマ世界の終焉」(新潮社)

長く、長く続いてきた「ローマ人の物語」もこれが最終巻である。そして、千年以上続いてきた、ローマ帝国も、この巻で終焉を迎える。もっとも、東ローマ帝国(ビザンティン帝国)はこの後も存続するのだが、これはもう、いわゆる「ローマ帝国」とは異なるという説に私も賛成したい。

この巻では
・紀元395年~410年までが「第一部 最後のローマ人」
・紀元410年~476年までが「第二部 ローマ帝国の滅亡」
・紀元476年~が「第三部 帝国以後」
という構成で、西ローマ帝国が瓦解するまでが語られる

しかし、この時代のローマ帝国をめぐる人々の名前が、なんと蛮族的なことか・・・。敵である人は当たり前だが、帝国を支えた人の名前すら蛮族的なのだ。
典型的なのは、皇帝テオドシウスから、死後の息子を託された将軍スティリコであろう。
彼は、ヴァンダル族出身なのだがテオドシウス帝に抜擢され、彼から、若年の皇帝の後見を頼まれるのだが、その彼が、ローマ人よりもローマ人らしく、ローマ帝国の存続に力を尽くし、非業の最期を遂げるたあたりは、衰えた国家を象徴するものなのだろう。

さて、この書では、ローマ帝国の「滅亡」が語られるのだが、不思議なほど、その「滅亡」が静かなのである。というのも、ローマ帝国の滅亡は、大きな戦いによる大破壊とそれに伴う異民族支配、あるいは大災厄に伴う荒廃といった、イベント的な終末を示すのではなく、帝国がいくつかに分裂し、尾民族の侵入が続き、自由な交通が途絶え、ブリタニア、ガリア、北アフリカ、イスパニア、と属州がローマ帝国の支配から離れ、といった具合に、砂の山が、さわさわと崩れていくよう「滅びて」いっているからである。
そして、それは人類史上初めて誕生した「大帝国」、大文明ともいえる「大帝国」であったローマ帝国らしい終わりかたといえばいえなくもない。ちょっと関係ないかもしれないが、「盛者、必衰の理あり」といったところか。


最後に、本書の途中で出会った、一節を紹介して、この稿を終わろう。

帝国は、傘下に置いた諸民族を支配するだけの軍事力を持つから帝国になるのではない。傘下にある人々を防衛する責務を果たすからこそ、人々は帝国の支配を受け入れるのである。

国というだけでなく、人々の理としても、ウムと頷かせる言葉ではないですかねー。

2009年9月4日金曜日

Yahoo光 with フレッツ で家庭内LANの設定をする

導入にあたって、いろいろなトラブルはあったが、まあシステム的には無事、Yahoo with フレッツ光 で光回線の導入ができたので、家の中のLAN環境を再構築することにした。
今まではYahoo ADSLで、LAN環境としては、有線のPC数台、無線LANに繋がるPC数台、玄箱Debianのファイルサーバー2台、NAS1台といった次のような環境。


(PC、サーバー、NASのIPは、192.168.0. までは実際のものと同じだが最後の数字は仮のもので、実際に割り振っているものとは違います。あしからず。
サーバーにはFTPやPuttyでアクセスするので、実際には、もっとわかりやすい番号を振っています。)
これをそっくり今回の光フレッツを使った環境に持ち込めないか、やってみた。
つまりは、
といったLAN環境を設定できないかやってみたということ。
Yahooの光ユニットの下に、今のBuffaloのルーターをぶら下げてもいいんだが、出来るだけ接続機器を少なくしたかったのと、Buffaloのルータは別用途に転用しようかな、と助平心を出したがため。
といっても、たいして難しいことはしておらず、まず、
●光回線のNTT-CTU側の設定は、
・PPPoEでLAN内のルーターからアクセスできる設定に変更
・初期設定で、IPが192.168.23.1となっているCTUのIPの変更はしない
・当然、初期値で光電話ユニットに192.168.23.2を割り振っている設定の変更もしない。
・Yahoo光BBユニットのWAN側のIP指定は必要なし。
(最初BBユニットが届かない時に、BuffaloのBBルーター経由で、インターネットにアクセスするためには、BuffaloルーターのWAN側IPを、例えば192.168.23.3といったような形でIPを割り振ってやらないといけなかったが、Yahoo光ユニットではその必要はなかった)
●Yahooの光BBユニットの設定は
・LAN側のIPアドレスの初期設定が、192.168.3.1 となっているのでこれを 192.168.0.1に変更
●エンドユーザー側のLAN内のIPは、それぞれが起動時にルーター(192.168.0.1)に取りに行く設定で、ルーター側でMACアドレスを指定して割り振る設定にはしていないのは、移設前と同じ、
と言う形にして、LANケーブルとかを繋いで、Yahooの光ユニットを再起動。
・・・・・・
OKでありました。インターネットに無事繋がりました。LAN内のファイルサーバへもアクセスできます。
今までのBuffaloのルーターのスループットは最大54mbpsだったのが、YahooのBBユニットの公称値は100mbpsなので、インターネットやファイルサーバーへのアクセスも、アクセス速度が上がったのが体感できて、ちょっぴり嬉しかったりしたのであります。。
(もっとも、しばらくすると、それに慣れちゃうんだけどね)
フレッツスクエアとかのアクセスはLANの中からはできないけど(光のCTUに、別にFonを繋いでいるんで、こちらのMyplaceからはできるけどね)、まあ、そんなに頻繁にアクセスするものではないから、ひとまず完了、といたします。
次は無線LANがIEEE802.1bなのを、どうにかしないといけないなー。

2009年9月2日水曜日

やる気があるのか? Yahoo光 with フレッツ

(2009.08.25)
いままで使っていたから、と言うことでyahoo光のフレッツに切り替えをしているんだが、今のところ対応、よくないなー。
なにせ連絡ひとつこない。申し込み後の自動返信メールすらなし。
NTTのほうは、申し込みから1週間で連絡がきたんだが(土日こみでね)、Yahooのほうはさっぱり。
今日、フレッツは無事開通したんだが、yahooから切替するIDとか、機器も届かないからどうしようもない状態である。なにが、切れ目なくインターネットが切り替えられるのが売りのはずなのだが、どうも、一旦、囲いこんだユーザーには餌は必要ないってな感じだろうか。

(2009.08.29)
やっとこ、開通しました。
といっても、BB光ユニットは、まだ届いていないので、手動でIPや認証IDなどを入力して開通。
開通のためのスターターパックなどは、フレッツ開通から2日後の発送で、機器は3日後の発送だから、まあ、そんなに遅くないといえなくもないのだが、こちらは、新規加入のサービスやら、利用料の免除なんてのがないところで、切り替えしているんだから、そのあたりの迅速さやフォローは、新規加入より丁寧にしろや、ってのが本音のところ。普通は、フレッツ開通までに送るのが筋ではないのか???
まあ、開通したから当分は使うんでしょうが、既存ユーザーから切り替えする人は、よーく考えたほうがいい対応でありましたねー。
もともと、切り替えに伴う料金サービスはないに等しいんで、切り替える人もほとんどないのかもしれませんがねー。
(あ、サポートはちゃんと対応してくれていたんで、そのあたりの不満はないです。フレッツ開通後の翌日にスケジュールや進捗についての質問メールを送って、次の日には回答がきました。ひょっとしたら、そういうメールを送らないと事務処理をする気がなかったのかもね。
まあ、あくまで、こうした切り替えの機器の発送の対応スピードとか、切り替えの申し込みに対する返答のレスポンスとかは、既存ユーザーの切り替えに対する、ソフトバンクの、そもそもフォローする気がほとんどない姿勢そのものが問題なんだろうなー、と思ってます。)
最後に・・・・
今のところ、まだbbユニット届かねーぞ。こういうところがサポート最悪っていわれる原因だって、いい加減ソフトバンクは気づくべきだと思うぞ。
理由は何にせよ、ネットが使えない期間が、切り替えによって生じるんだから、そのあたり、既存ユーザーへのサービスを、ちっとは考えたほうがいいんじゃないか???

(2009.09.02)
スターターパックは届いたのだが、今度はBBユニットが届かず、8月25日からフレッツの利用開始になっているにもかかわらず、9月2日をユニットの発送指定日(勝手に指定ですぜ!!)にしている対応に再びブチ切れて、Yahooのサポートにメールをしてしまったのでありました。
サポートの対応は迅速で、翌日には返事をくれたし、8月分のフレッツのプロバイダ料はまけてくれるということなので、まあ、この辺で矛を納めることにいたします。
ただ、一連のことで思ったのは、Yahooは既存ADSLユーザーが光フレッツに切り替えるのを歓迎していないんだろうな、っていうこと。(フレッツ側のサービスもほとんどないしね)
たしかにADSLの分野ではYahooの一人勝ちっぽい状況だから、いけるところまでいこうってのは企業戦略としてわかるんだが、一ユーザーとしては、どうかねー、といった思いである。
特に、私の住まう辺境は、光はおろかADSLも難しいところもあるから、その意味では、ADSLを守っていくっていうのもありなんだろう。でもねー、白パラソルの落下傘部隊の頃からYahooを使っているユーザーなんだから、もうちょっと大事にしてよね、っていうのが本音である(囲い込んだ客には、何も与えないっていう、最近の資本主義の原理からすると法外な望みなんですけどね)
まあ、Yahoo ADSL ユーザーでYahoo with フレッツに切り替えようと思っている方は、ここらあたりの情報を、他の方からもしっかり入手されて検討してください。とりあえず、私は面倒がりやなので、しばらくはYahooを使うと思いますぅ~~~。