2006年5月1日月曜日

塾や補習は「必須」?

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文部科学省は1日までに、2007年度から団塊の世代の教員OBらを活用し、放課後や土日に無料の補習を実施する方針を固めた。経済的理由から塾に通えない子と通える子の間に格差が広がるのを防ぐことが狙い。全国約1万カ所で進めている「子どもの居場所づくり」の中で行い、07年度予算の概算要求に盛り込む。
 教育関係者には「学校での教育充実に予算を使うべきで、塾代わりの補習は本末転倒」という意見もあるが、文科省は「学校の教育とは役割分担できる」としている。

いろいろ意見はあるだろうが、家の家計が苦しくて、塾に通えないのだが、勉強したい子がいるのなら、助けてあげれば良いような気がする。学校への教育充実云々は正論なんだろうが、ちょっと教条っぽすぎる感が強い。
「蛍の光、窓の雪」ばりに努力する姿は、先生方のお好きそうなシチュエーションなのだが、どうしたのだろうか。
もっとも、政府のお声がかりで、無料の塾代わりの補習教室を開いちゃうと、塾に行くか、補習がないと学校の授業だけでは、学習の「格差」が広がってしまう、と公式に認めちゃうような気がするのだが、その点はいいのかなー、と思ってしまうのである。

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