2016年1月15日金曜日

ヒューマノイドの可能性を期待する「Pepper+Watson」

 

Wiredの「ロボット「Pepper」は更なる「知性」を手に入れる」によると

Pepperが、これまでにも増して賢くなりそうだ。IBM社の人工知能システム「Watson(ワトソン)」の支援を受けることが決まったからだ。

(中略)

2社がどのように提携して、作業を進めていくかについての正確な詳細情報はまだ明らかにされていないが、「教室内のティーチングアシスタントから看護補助」に至るまで、Pepperの「幅広い使用事例を検討」していきたいと話している

ということで、PepperにかぎらずAIとリンクすることによって飛躍的に、ヒューマノイドの「知能」がアップすることになるのだろう。そうなると、単純な話し相手から暮らしのパートナーとしての進化が期待できる。個人的にPepperのような人型ロボット、ヒューマノイドに期待しているのは、「個」としてバラバラになりがちで、おそらくその傾向が加速してくであろう「孤立化」「個衆化」の中で、仕事や暮らしのパートナー、アシスタントになるばかりでなく、それぞれの個をつなぐ役割も期待できないか、ということ。

特に引き籠りがちな人と世間をつなぐ約ァ利が期待でないだろうか。対面では恐怖感を抱いて外に出られない人も、画面とか、こうしたヒューマノイドを介して世間とつながる、あるいは仕事をする、といったことが可能になれば、無理に外に出そうとしてもかなわない人に職場を与えることにもならないか、と思う次第である。

そういえば、星新一のショートショートに、職場にひどく人間的な対応をしてくれるワークステーションが導入されて、そのマシンとともに過ごすのが快適で延々と仕事をするといったものがあった記憶があるんだが、そういった個人事のワークステーションが繋がり合うようなイメージ。

なんにせよ、これからの進化が楽しみでありますね。

2016年1月9日土曜日

AppleのiPhone6S/6S Plusの減産報道をiPhone人気と結びつけるべきか

Gizmodeの「アップル、IPhone6S/6S plusの1-3月期生産を3割縮小。地味な目玉機能に需要が鈍化」といった記事を契機に、AppleがiPhone6Sや6S Plusの減産に入るというので、iPhoneの人気に陰りか、といった報道がポツポツあるのだが、iPhone利用者として、こと日本のiPhone,需要については「本当?」と疑念を呈したい。

というのも今回のiPhone6S/6S Plusを購入する人たちが、日本では、どういう層なのかなと周囲を見回すと、当然Apple大好きの方々はいるのだが、どうしようかと悩んでいる人たちの多くが、iPhone5Sの人たち、特に、Docomoの方々が多い気がするのだ。

こういう人の類型を考えてみると、今までDocomoのガラケーを使っていたのだが、どうも周囲は皆スマホになってきていて、2年縛りも終わっていて、機種変更するんなら、ここらで皆がもっているらしいIPhoneで、といった、いわゆるレイト・マジョリティの層であるように考えている。

こういう層は、使えるのであれば機種変更も面倒だな、と考える率が多くて、そこで6S/6SPlusへの買い替えが進まないというところなのではなかろうか。

まあ、今回の減産の話は。中国の経済動向などのグローバルな経済動向も絡んでいるだろうし、次の7/7 plusあるいは6SCのための生産調整かもしれず、次の新機種のサプライズをiPhone利用者としては楽しみにしておきましょうか。