2006年5月1日月曜日

サバの味噌煮、ふぐとさよりの刺身

サバの味噌煮は、缶詰でも、街の定食屋でも、人気のメニューと聞くが、家庭の惣菜的にみると、高校生や小学生といった食べ盛りの子供たちを抱える我が家では、ちょっと影が薄い。
もっとも、しっかり中年である私は、もちろん定番メニューとして一押ししたい気持ちなのだが、多勢に無勢である。
さて、我が家の「サバの味噌煮」には、白味噌と普通の味噌を使った2バージョンがある。本日は白味噌仕立て。
白味噌仕立ては、甘めの味付けなので、飯をたくさん食べようと思うときには向かないが、ビールの肴には良。
ほくほくと身がほぐれるところを、白味噌をからめて食する。
刺身は、季節感があるのかないのかわからない「ふぐ」と「さより」。ふぐは「トラフグ」といった高級なものではなくて「きんふぐ」という種類のもの。「てっさ」のような薄切りではなく、ちょっと厚めに切って刺身醤油で。もちもちとして濃厚な味が広がる。「さより」は対照的に、あっさりとしたお味だが、軽やかで、春を感じさせる味。
濃厚感とさわやか感を交互に味わうと、日本海の近くに住んでいて、良かったなーと、妙な感慨を覚えたのであった。


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