2012年7月31日火曜日

羽田空港にて

行儀よく並んでいる飛行機は、
妙に健気だ。
出発を待っているというより
昼寝をしている
幼児たちのような気配すらある。
つかの間の休息か

2012年7月29日日曜日

「日次レビュー・日次クローズ」の方法論

大橋悦夫さんが シゴタノ!で「日次レビュー」をきちんと回せば「週次レビュー」は「クリエイティブ・ワーク」に変わるで、日次レビューと週次レビューについて結構詳しいエントリーをされているので、タスク管理に興味のある人はチェックしておいたほうがよろしいかと。
 
勝手に総括すると、「日次レビュー」のポイントは何時、何を、どういう順番で処理していくかを、一日の初めに、何をし残して、何が新たなタスクとして生じたかを、一日の終わり、それぞれチェックし、振り返る作業を、どう効率的に自動化しておくか、ということが肝のよう。
 
例として氏のToodledoが掲載されているのだが、かなり細かいタスク示されているので。タスクはできるだけ細かくしたほうが良いとのことなのであろう。
 
さらに重要なのは、Toodledoなどのアプリを使って、デイリールーチンとして登録し、さて今日は何をやらないといけないんだっけ、という作業自体を自動化するということなのだろう。ついでに、その間は面会を遮断して、ひたすら、その作業を仕上げてしまうということも必須。
 
無精者の我が身を振り返っても、毎日、新たな気分で、さて何をやるんだっけ、とタスク確認をして、メールのチェックをしているうちに、あちこちから持ち込まれる相談や会議に振り回されてしまうというのが通例なので、これは非常に有効な方法かと思う。
 
氏のブログから引用させてもらうと
 
日次レビューは
・昨日の記録を読み返す
・昨日やり残したタスクをチェック
・今日の予定とタスクを整理
・今日の全タスクをメインのタスクリストに転記
 
日次クローズは
・その日に入手した資料を整理
・今日使い終えた資料をアーカイブする
・今日発生した予定をカレンダーに転記
・今日やり終えたタスクをチェック
・明日以降のタスクを整理
 
が1セット、とのことなので、これを参考に自分なりのタスクリストをつくるところが第一歩かな。

ゴーヤと太陽

酷暑の日々が続いて、汗かきの身としては、滝のような汗を流している毎日なのだが、軒先のゴーヤは、南国の産物らしく元気である。

ということで一句。

太陽に
抗い揺れる
ゴーヤの実

2012年7月22日日曜日

メイヤーの転職に思う「マイナスのキャスティング・ボード」と「プラスのキャスティング・ボード」

Googleの20番目の入社社員であるマリッサ・メイヤーがYahooのCEOに就任するという件が報じられて数日が経つ。
 
 
 
 
 
 
 
ネット上ではかなり沈静化してきているようなので、ここらで少しコメント。
 
総体としては、若干、不安の声は聞こえるのだが(米ヤフーのメイヤー新CEO、社員向けにメッセージ:「立ち止まらないこと」)、やはりアメリカ人、特にこうしたサクセス・ストーリーの中にいる人たちのアグレッシブさや、こうした世界的な会社のキャスティング・ボード、それもここで間違うと坂道を転がり落ちてしまうというキャスティング・ボードを握ろうとするのは、やはり凄いな、と思う。
 
で、こうしたキャスティング・ボードには、間違うと本体を駄目にしてしまうマイナスのキャスティング・ボードとそれがうまくいくと好循環を生み出すプラスのキャスティング・ボードの二種類あると思っていて、個人的には、マイナスのキャスティング・ボードをどうしていくかの方がかなり神経も使うし、また難しいもののように思う。
 
ともすれば、プラスのキャスティング・ボードのほうが目立つし、うまくいったときの注目度もあるので、そちらの方を重要視しがちなのだが、安定的な繁栄のためには、マイナスのキャスティング・ボードをいかにこなしていくか、の方が効果的のように考えている。というのもプラスの方はそれが失敗しても現状維持はありうるが、マイナスのそれを握りそこなうと、現状維持というのはありえなく、おそらくはいまより各段に状況を悪化させることしかないだろうからだ。
そうした意味で、今までのストックはあるとはいえ、果敢に困難なところへ踏み出す、メイヤーの勇気には敬意を表したい。
 
で、こうしたマイナスのキャスティング・ボードをうまくこなすには、どういう心構えと言うか、心持で臨むべきか・・・、ていうのは、もう少し考えてみたい。プラスのそれの場合は、いけいけどんどんであったり、プラス思考でいきまっしょい、や、速く・速く・遅れてしまう!!てな感じでいいような気がするのだが、マイナスのそれの場合は、そうしたやり方では、奈落に落ち込んでしまうような気がして、何か一工夫が必要なきがしているのだが・・・

windows7でファイル拡張子の表示・変更をする方法

ほとんどの人が既知とは思うが、備忘録的に記録。
というのも、Koboに自炊したコミックを送り込むのに、拡張子の変更が必要になったため。(詳細はまた別途)
 
タスクバーの「スタート」→「ドキュメント」とクリック
ファイルのドキュメントライブラリが表示されたところで「ALT」キーを押す
 
「ツール」→「フォルダーオプション」とクリック
 

「表示」のタブをクリックするとフォルダー表示の詳細設定がでるので、下から3番目の「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外して「適用」→「OK」をクリック
 

2012年7月21日土曜日

Koboが届いた

ポイントがあったのと、付属品をあわせて注文すれば1000円引きになるとのことで、Sofmapに予約していたKoboが7月19日に到着。
 
あいにく、その日は忙しなかったので、開封だけ。
 


Appleの包装によく似た仕上がりが第一印象。クールな印象を与えるのは、最近こんな感じが定番化している。
同梱物が少なく、説明書も薄いのも、最近の流行ではある。


で、本日、PCにインストールソフトをDLしてインストール。
 
途中、Facebookとの連携のところで、どういうわけかインストールが中断してあせるが、USBをつなぎなおすと、なんとかクリア
 
書籍はまだ購入していないので、ひとまず「青空文庫」を表示させているところ。
 

2012年7月16日月曜日

吉川良三「サムスンの決定はなぜ世界一速いのか」(角川oneテーマ21)

今、アジアで最も元気が良いと言っていい「サムスン」のビジネスのハウツーを語ってくれる新書。

筆者は、日本鋼管でCADの構築に携わっている過程で、サムスンの会長からサムスン・グループの改革に参画するよう誘われ、都合10年余に渡って参画した人。こうした話になると、なぜ自分が見出されたかとか、サムスンの会長の日地となりなりを語る部分が大半を占めてくるのがこうした本の通例なのだが、技術屋としての性格が強いのか、サムスンの経営改革についての記述が大半を占めているのは、本書の良きところ。

構成は、

序章 「意思決定の速さ」がなければ生き残れない時代
第一章 決定のスピードと情報管理でビジネスを制する!
第二章 サムスンはこうして世界を制した
第三章 危機におけるリーダーと組織の役割
第四章 グローバル時代の「ものづくり」
第五章 これから日本はどこへ向かうべきか

となっていて、「パルリ」「パルリ」が口癖の韓国人の性急なところがサムスンの成功譚の大きな部分を占めているのかもしれないが、あのAppleに伍して世界で戦ってるサムスンの凄さは、我々日本人は心から敬すべきだろう。

と言うのも、本書で紹介されうサムスンの経営改革の成功譚は、けして度外れて以外なものではなく、むしろ今の基本を押さえた、しかも、ごく実直に押さえたものであるあたりに、サムスンの凄さを感じてしまうのである。

例えば

「品質というのはお客さんがそれぞれ判断すること」(P72)



「相手の文化を知らなければ売れる商品は作れない」(P88)

といったことをサムスンが社是としているとなれば、日本企業の凋落は時代の変化というよりも変化を高をくくって把握しようとしていなかった傲慢さのあるのではないか、とすら思ってしまうのである。

まあ、企業社会の競争環境に身をおいていない当方としては、あまり極端なことはいえないところなのだが、IMF危機は、やはり、貧乏は人を育てる、というか家貧しゅうして孝子出ず、といった状態を韓国に作りだしたというべきだろう。

さて、リーマンショックを経て、わが国の企業社会の逞しい復活を望みたいところなのだが・・

<2019.03.12追記>

パク・クネ政権のときの汚職騒動も含め、韓国の財閥にはかなりミソがついた感じであるとともに、中国系企業の追い上げでサムスン自体もなかなか経営環境は厳しいようで、ビジネスの世界の栄華盛衰を感じさせる。

その意味で、特定の企業にピタッと張り付くようなビジネス書の論評は難しいな、と感じる次第。もっと「普遍的」なものを抜き出すようなレビューを今後心がけます。

2012年7月14日土曜日

組織内で「内向的」であることの積極的意味を見出したい

堀正岳さんのLifehacking.jpの 「内向的でも成功するために必要なもの: Jonathan Fields・Susan Cain対談 #WDS」のエントリーをきっかけに酒井一太さんのブログ Find the meaning of my life の 「企業内で内向的な人が力を発揮するための小さな工夫について考え中」でも論述されているのだが、企業社会をはじめとした、いわゆるビジネス社会で「内向的」であることの積極的な意味を。
 
というのも、今「マグロ船仕事術」を読んでいて、その中の「船長が前向きだと船は沈没する」といフレーズを思い出してしまった。要点は「前向き」というのは危機を感じる能力を鈍らせるところがあって、いつでも前向きな人が船長をやっているとつい無茶をしがちで船が危ない、というものなのだが、これは、いつも外交的でエネルギッシュな人にも通じるものなのではないだろうか。
外交的なことというのは、人より先に出ること、あるいは人より目立つことが最優先されるから、つい、危険を感じながらも進んでみる、ということになりがちで、成功をする可能性を高くなるかわりに失敗する可能性も高くなるのは道理。
ただ、前へ前へと進むことが大きく評価されるのは、前へ行かないことによって回避された危険は見えないことが多いということが大きいのではないかと思う。
 
前にでることによって得られる利益と出ないことによって回避された損失との冷静な比較ができないものだろうか。
 
 
ところで、とにかく目だって自己主張の強い人がほとんどと思っていたアメリカの社会で、Susan Caiさんのような主張が注目されるっていうのは、アメリカの社会の健全さと柔軟性をあらわすものなのかな。
 

ディスク容量の拡大はクラウド時代の本格到来か?

クラウド上の保存とあわせて複数台のデスクトップの保存領域とのシンクロが魅力で50Gプランを利用していたDropboxだが、このたび料金同じで100Gに容量が拡充された。
 
50Gを使い切っているわけではないのだが、「こいつは豪儀だねー」と拍手を送りたい。
 
 
 
と思っていたら、このブログのホスティングをしているロリポップのディスク容量も拡充するとのこと。
 

ディスク容量アップのお知らせ【最大60GB】

 
無料あるいは手軽な料金で、大容量のクラウドのディスク・スペースが使える環境がますます拡大してくる兆しと思いたい。
 
 
ここで望まれるのは、なんといっても、無料ないし安価で提供される公衆無線LAN環境ではなかろうか

2012年7月8日日曜日

デスクトップPCのグレードアップ

今までLGA775 Core Duo 3.0Ghzをなんとか我慢しながら使ってきたのだが、とうとうIvy Bridgeのi5-3570k にグレードアップした。今のところ結構早くなった気はしているのだが、エンコード作業などは、まだやっていないので詳細は不明。
ただ、新しいものにしたぞ、へ、へ、という満足感はあるので良しとしよう。

今回、グレードアップした内容はこんな感じ
 
CPU

Intel 3570K 3.4Ghz

M/B

ASRock Z77 Pro3

メモリは8G

そのほかのHDDとか、グラボは流用したので、かなりお安く仕上がったと思います。
 
できれば、起動ディスクはHDDでなくSDDにしたかったんだが、、Koboといった新しいデバイスも発売が間近だから、ちょっと節制。
 

2012年7月7日土曜日

Wifiスポットが増えるのは非常に喜ばしい

ローソン、セブンーイレブンと、Wi-fiが使えるコンビニも増えてきて、スマホ利用者としては街中のネット環境が改善していくのは喜ばしい話。
 
 
 
そして
 
 
といった話で、ふーむ、と思っていたら(スタバの話題で個人的にいまいち盛り上がらないのは、スタバのない田舎町に居住していて、たまに仕事で都会に出かける折しか利用できないからなのであしからず)
 
 
という超ド級ニュース。
さすが、世界的観光地の京都らしい大盤振る舞いでありますなー、と京都市の関係者にエールを贈りたい。
 
ただ、願わくば、こうした基盤整備が京都といった大都市だけでなく、中小の地方都市にこそ基盤インフラとして普及していかないものだろうか。たしか、シリコンバレーはかなりのエリアで入っていたようなことを聞いた気がするのだが、IT関連企業の立地や、ベンチャーの誘発にもならないだろうか。IT関連産業の層を厚くするには、ネットなりとの親和性を増やして、ネットは歯ブラシのように使う人材をつくっていくことがいいんではないか、と思うのだが如何か。

2012年7月3日火曜日

「電子書籍」が熱くなってきている

動くとなったら動き始めるのが世の中とはいうものの、ここにきて一挙に動きが急速に高まってきている感のある電子書籍界隈。
 
目につくあたりをピックアップしてみると
 
 
 
 
 
といった感じ。
 
AmazonのKindleの報がその後ないのは気がかりなのだが、楽天のkoboの販売は値段という規模といい、電子書籍、出版の世界にかなりの影響をあたえるのは間違いないだろう。特に端末の値段を下げて、コンテンツで稼ごうという感じがみえるので期待したいところ。
 
koboの予約はまだしていないが、物欲をそそられているこの頃なのである

2012年7月1日日曜日

再生可能エネルギーに早くも暗雲なのか

今日から固定買取制度が始まるというのに、朝日新聞デジタルで
 
「風力枠、もう満杯寸前 自然エネ買い取り、1日から」
 1日に始まる「自然エネルギーの固定価格買い取り制度」で、電力会社が買い取る予定の風力発電が買い取り枠の7割に達し、しばらくして埋まってしまうことがわかった。風力発電のための送電網が整わず、枠が増えないからだ。新制度は自然エネを増やすため、電力会社に買い取りを義務づけるが、風力は早くも頭打ちになりつつある。
 
という記事を見つけた。
 
風力発電に買い取り枠が設けられていたというのは、不勉強で知らなかったが、制度が始まってすぐさまこう、とは、なんとも暗澹たる想い。
 
風力発電自体は確かに電力供給の安定性やすでに稼働しているところが多いといったところで、特有の課題があるんだろうが、原子力発電所の稼働問題があれこれする中で、再生可能エネルギーの導入は電力会社に後は任せたというのではなく、政府としてきちんとしたフォローを望みたい。ただでさえ、再生可能エネルギーはブームが去ると「兵どもが・・・」といったことになりがちな分野だから、エネルギー転換を本気でやる気なら、きちんとした政策的なリードが必要と思うのだが、如何。