2012年10月27日土曜日

満を持してのKindle参入を慶賀する

Windows8やiPad miniの発表と同じ頃になったせいか、もっと取り上げられてもいいKindleの日本市場参入である。

来るぞ来るぞと言われて久しかったので、今回リリースされたコンテンツの量は少し寂しいものはあるが、そここはがっつりと攻めてくるAmazonのことだから、楽天と違って、飛躍的にコンテンツを増やしてくるであろうことを希望を込めて期待したい。

そのあたりは、Kindleのハードの注文にも現れている気がして、入荷待ちの期間がどんどん延びていて、皆がおっかなびっくりであったKoboの時とは少し様相が違うようだ。Koboの場合は、なんといっても見切り発車というか意気込みだけでスタートしたような感がして、その意味で十分間合いをとったKindleの戦略はさぞや、とも思うのである。

まあ、一頃に比べれば、パブリとかhontoやBookwalkerなどデバイスは出していないが、電子書籍を提供するプラットフォームは整いつつあると思う。こうした中で電子書籍はいまひとつ飛び出せないのは、デバイス普及によるせいもあるかもしれないと思っていて、そのあたりAmazonが壁を崩してくれるのでは、という期待をしているところである。


なんにせよ、AmazonのKindleデバイス提供は11月中頃からが本格的になるだろう。さて、個人的にはどうしますかねー。koboも所有はしていることはしているんだが、自炊本の閲覧デバイスになってしまっているし・・・、と思案の真っ最中なのである。

2012年10月26日金曜日

Edyカードを買ってみた

IPhoneに機種変更して、すっかりEdyとは縁遠くなってしまっていたのだが、行きつけの書店でもEdyが使えるようになったので、楽天のEdyカードを買ってみた。
 
Edyカードを無料で手に入れようと思えば、すでに所有しているANAの会員カードがてっとり早いのだろうが、出張した際のANAのポイントが会社に召し上げられることになっっているので、これにチャージするのも余り面白くない。
 
ということで、Edyカードを買ったという次第。
 
お財布対応がiPhone5になっても見送られたのだが、先だってエントリーしたケースを使えば、お財布もどきになるので、iPhone使いは、カードが挿入できるケース導入とセットで、EdyやSuicaカードのバインドを検討してみてもいいのでは・・
 
 
ちなみに、私のiPhone5は、まだ「確保できました」のメールが届かない状態。
かなり人気が沸騰状態でありますな
 

2012年10月21日日曜日

稲垣朝則「ミニバン 車中泊バイブル」

酷暑もおさまり、家庭菜園の世話も一服してくると、どういうわけか旅心やアウトドアへの憧れがさわさわしてくる。


 といっても、かなりのインドア派なので、実際出かけかるかというと、その確率はかなり低くて、大概は、アウトドアのウィンドウ・ショッピングをしたり、その手の本を読んだり、ネットを見たりといったところなのだが、最近は「車中泊」のあたりを彷徨っている。

 ということで、稲垣朝則「ミニバン 車中泊バイブル」である。

 構成は

 第1章 車中泊のメリットとデメリット
 第2章 週末に楽しむ2泊3日の車中泊の旅
 第3章 車中泊なら、やりたいことがもっと楽しめる
 第4章 快適車中泊の構築術
第5章 車中泊におすすめのキャンピングギア
 第6章 車中泊のフィールドテクニック
第7章 車中泊で行く北海道の旅マニュアル

 となっていて、なぜ車中泊をやるのか、といったところから始まって、最後は北海道での車中泊、キャンプ生活という流れ。

インドア派の私が、思わず、自車のプチ・改造や学校のキャンプで息子に買ったはずのシュラフの在処を探したり、といった具合なので、車中泊ないしはアウトドア・ライフ入門本としては良いできだと思う。


 高速道路の休日1000円という、かなり乱暴な政策を、国内の流動を増やしたというよりも、フェリー会社をつぶしただけのように思うし、道学者的な経済政策のおかげで、なんとも沈滞感がずっと続いているのだが、そうした世相も反映してのことだろうか、こうした清貧的なアウトドア・ライフは、控えめながらも、かなり根強い人気のように思う。


 ただ、こうしたのが主流になってくると、鼻についてくるのは、いわゆる自然保護至上主義者が人間の生活そのものを否定してくるのと同じで、やはり通常のキャンプなどの王道のアウトドアと違って、「車中泊」は日陰の花であってほしいな、と思うのは、アームチェア・キャンパーのわがままかもしれない。

 リアルのアウトドア初心者も、バーチャルのアウトドア礼賛者も、読んでおいて損はない。
リアルな人には実際の教則本として、バーチャルの人には妄想をかき立てる入門書としてお奨めである。

2012年10月20日土曜日

ぽんぽこ もののけ江戸語り ちょんまげ シリーズ 読後感

「ちょんまげ、ちょうだい」
「ちょんまげ、ばさら」
「ちょんまげ、くろにくる」
の三冊の構成でなる「ちょんまげシリーズ」。主人公は、徳川家康の影身者であった相馬二郎三郎の孫の相馬小次郎とそのお供の狸妖怪のぽんぽこ。
徳川家が日本に覇権を唱えるに当たって陰の立役者であった、相馬一族も、徳川も5代目となった太平の世では、なすこともない浪人暮らし。さりとて口を糊する道は探さざるをえず、ってな調子で始まるのが、第1巻の「ちょんまげ ちょうだい」。で、この巻では2巻目以降の主要登場人物でもある、丸橋弥生や柳生廉也といったサブ主人公のお披露目といったところ。あらすじは、江戸の町で、柳生に関わりを持つ武家のちょんまげを落としてまわる一風変わった事件の犯人を捜すっていうのだが、2巻、3巻に比べると、まあ穏当な筋立て。
で、1巻でおおかたの登場人物を登場させた上で、江戸に戦国時代の亡霊が出るってなことから始まる2巻、3巻は、まあファンの方の批判をおそれず言うと、いやまあ、ここまで豪華キャストで、しかもてんこ盛りの、あれよあれよの展開をやるのかってな感じ。
普通ならネタバレすれすれにレビューをやるんだが、このシリーズは、それをやるとネタバレそのものになるんでやらないことにする。しかし、四国の戦国武将が突然荒武者になった理由とか、北陸の有名武将の性別疑惑とか、まあ、際物的なネタを惜しげもなくだすな、とちょっと感心した次第。
なんとも、まとまりのないレビューなのだが、このシリーズの読後感そのものといっていい。なにはともあれ、後には何にも残らないかもしれないが、このシリーズで1日愉しめる、お気楽エンターテインメントであることは確かである。

2012年10月19日金曜日

「News Week 紙媒体廃止」に思う、「紙」は本当に負けるのか

「米ニューズウィーク、全面デジタル化へ=紙媒体、80年の歴史に幕」ということで  Yahooニュースによると
 
 
 【ニューヨーク時事】米週刊誌「ニューズウィーク」が今年末に紙媒体を廃止し、来年から全面的にデジタル版に移行する。同誌を発行する米社が18日、ウェブサイト上で発表した。広告収入の低迷が理由。1933年創刊の同誌は紙媒体としては、約80年の歴史に幕を下ろすことになる。
 来年以降、デジタル版を「ニューズウィーク・グローバル」の名称で統一。顧客はタブレット型携帯情報端末やパソコンのウェブサイト上のみで購読できるようになる。
 
 
ということで「とうとう紙媒体を廃しするとことができてしまったか」、というと思ったのだが、さて、ほかの他社が追随するかとなると、NewsWeekほどの顧客の落ち込みがないとちょっと難しいのではないだろうか。
 
というのも、もともとこうした紙の新聞媒体を読んでいる層は、ネットの情報収集に熱心でな層、いいかえればネットよりも紙による旧来の方法を好んでいる層(おそらくは、中高年齢者の多くは、ここに含まれるだろう)であり、彼らは、紙による情報提供ないし情報収集自体が、ネットによる情報収集より「信頼性」が高い、信用できる、と思っている。
 
こういった層に対しては、いくら手軽に、安価に配信されるようになっても、「紙」に対する信頼度が落ちてこない限り、電子配信のものには、そうそうは手を出さないように思うがどうだろうか。
 
こうした心理的なハードルが日本における電子書籍の爆発的な普及を妨げる大きな要因ではないか、と最近考えるようになってきているのである
 

iPhone5のカードフォルダー付きカバーを選んでみる

Phone5を遅ればせながら注文。
やはり入荷までは時間がかかりそうなので、それまでの間を利用して、カバーをあれこれ物色することにした。
 
iPhone4のとき、お財布機能がないことにちょっと不満があったので(iPhone4にMNPする前のDocomoでは結構Edyとか使ってたので)、こんなカバーを買って、なんちゃっってお財布ケータイにしていたのだが、個人的な感想を言えば、会社の社員証(入館時のチェックにいるんだよね)か免許証とSuicaかEdyカードを入れておけば財布を持ち歩かなくても大概の場合が事足りるで、かなり便利なケースであった。
 
しかも500円足らずの値段で非常にお買い得でもあったので、今回も、同じようなケースがないか調べてみた。
 
500円ぐらいのカードフォルダー付きのケースは見つからなかったが、かなりバリエーションあるようだ。

まあ、どれを選ぶかは好みと財布次第なのだが、当方ケチくさいところもあるので、安いところから試してみるのが
いつものことなので、1000円~2000円の範囲で選ぶとしましょうか

2012年10月13日土曜日

FushineのBluetoothキーボード、小破

ノートPCとIPadの使い方の分担の悩み中、なんてことをUpしていたら、天の采配か、iPadのキーボードのBackSpaceキーが効かなくなってしまった。おかげで、どういう使い分けをするか、なんてことを悩んでいるうちに、iPadは、ネットやファイルデータのブラウジングや電子書籍のビューワ、といったことに落ち着いて、ノートPCとiPadを両方、鞄にいれて仕事場に向かう体制に落ち着いてしまいそうだ。
 
バッテリーのもちが云々という書き込みは見ていたので、それはあるのだろうな、と思っていたが、まさか、キーボードのキーのほうがおかしくなてしまうとは思わなかった。まあ、買ったときの値段が値段だから、と思うが、中華のパチ物とはいえ、ちょっと残念である・・・。

2012年10月9日火曜日

Movable Typeの誕生日が昨日だったらしい

昨日は、Movable Typeの誕生日だったらしい。
詳しくはこちらのMovable Typeのサイトの「Movable Typeは11周年を迎えました」の記事に詳しく書いてあるので興味ある人はこちらをみてほしい
 
Movable Typeといえば、昔からのレンタルサーバーでのブログ運営者にはおなじみというか定番であった頃が懐かしい。
私の場合は、確かver3あたりからだったと思う。ver3あたりまではブログ専用のアプリだったように思うが、ver4で「ウェブページ」のシステムが入って、なんじゃ、こりゃ、と感じた事がい出される。
 
今はWordpressなぞが主流かもしれないが、まだまだ現役のシステムであるように思うし、現に、このブログもMovable Typeだ。
 
個人的なことを言えば、なににせよ一つものに独占されてしまうのは、なんとも薄気味悪くて、OSの世界でもWindowsだけでなく、IOSはもちろんUbuntuなどのLinux勢などの第三極が元気で得あればあるほど、その業界が元気である証拠のように思うので、ブログのソフトの世界もそうであってほしい。
 
まあ、何はともあれ、Movable Typeさん、長い間お世話になってます。また、引き続き、よろしく願いします。

2012年10月8日月曜日

ノートPCとタブレットと、アナログノートの使い分け

普段の仕事はデスクワークが多く、職場の机には、職場から提供されているPCが鎮座しているのだが、最近はノートPCとタブレット、アナログノートを持ち歩いて、どうかすると、職場でも、この三種で仕事を進めていることが多い。
 
というのも、職場のPCは職場のグループウェアが入っているので仕事をする上では必須なのだが、昨今のセキュリティ保護のため、Gメールやクラウドのストレージサービスは使えない状態であるし、ウェブにアクセスするのもさほど良い環境ではない(まあ、そんなに変わった職場環境ではないと思うが・・・)
 
ただ、仕事をやっていく上で、職場の書類やデータは職場のPCで見たり作業するとしても、そのほかのデータやEvernoteとかが使えないのは、正直辛い。しかも、データを見ながらの作業となるとPC1台では、マルチ・ディスプレイに慣れた身としてどうにも不便。
さらには、ちょっと堅めの(古いタイプの)仕事をしているので、まだまだPCが持ち込みできない場面というのも多いし、PCをパチパチしながら仕事をするとちょっと怪訝な視線も感じる、ということで、会議のメモやらはやはりアナログのノートを登場させないと具合が悪い。
 
ということで、デスクワークのみの日も最近は表題の3種のモノを持ち歩いている状態。
 
今のところの分担は
 
①私物のノートPC
Evernoteの利用はこれ。そのほかのPogoclubやウェブサービスもこのマシンで。なので、仕事の企画とかプランニングをまとめるのもこのマシン。管理職ではあるので、あまり自分で資料を作ったりはしないから、これでなんとか足りている。書類を職場に送る必要があれば、メールで職場のマシンに送る。基本はこいつが仕事場のキー・マシン
持ち歩いているのは。、Asus1225というネットブックに毛の生えたマシンで、ちょっと重たい作業をするとストレスが貯まるのだが、重くないのと価格も安いので神経を使わずに持ち歩いたり、ちょっと荒い使い方をしてもプレッシャーが少ないの利点(もっとも、常にもっとパワーのあるマシンに買い換えたいという物欲に苛まれてはいるのだが)。
 
②タブレット(iPad)
Dropboxの資料の閲覧はこれ。あとはスキャンしたり、ウェブから落とした資料を見るのもこれ。アナログノートのデータもスキャンしてDropboxに入れているので、ノートの閲覧にも使う。大量のデータと本、使った過去のノートを持っている状態
 
③アナログノート
会議録や打ち合わせの記録、走り書きしたメモなどの紙ベースのものを集約したアナログの保管庫的な利用。紙の資料はスキャニングするので、このノートには貼らない。さらに、使い切ったらScansnapでスキャンしてDropboxに保管するので、一時的なアナログの仮置き場といったところ
 
④職場のPC
これはもう、職場のグループウエアの利用と、メールで送られてくる職場内の情報交換や資料の閲覧用。
オープンになっているデータや資料以外は社外に持ち出すわけにはいかないので、仕事のデータはこれで見るしかない。
 
といったところである。
 
今の悩みの種は、やはり2台持ち歩くとき嵩張るのと重さ。ノートPCとタブレットの分担。特にiPadのカバー兼用のBluetoothのキーボードもあるので、なおさら、この二つの分担が時折曖昧のなって困っているのは事実。
無理にどちらかに片寄せる必要もないのかもしれないのだが、やはり軽ければ軽いほどいいのは事実。ただ、焦って決めることでもないから、いつものように動きながら考えることにしましょうか。