2006年2月7日火曜日

まごぐすり

1月の終わりに入院した父の様態が、やっと安定してきた。
入院当初は、脳梗塞でも軽い方だといわれたので気を許していたら、肺炎を併発してしまい、その時は少し脅されたのだが、ようやく酸素マスクもとれ、流動食も始まった。


老親の看護や介護をしておられる方々からみれば、何とはないことなのであろうが、やはり家族の入院というのは気苦労や時間的・身体的負担が大きい。


その中で思ったのが、家族というか、子供のもつ治癒力というもの。

ほとんど意識がないと思われる時でも、孫(私の娘と息子)がくると目を開けるし、すこし良くなってくると手を伸ばして、孫と手をつなごうとする。私が話しかけても大した返事はしないのだが、孫とは、一所懸命話そうとする。


入院したての時、病院の看護士さんから、「一番良く効くのは”孫薬”(まごぐすり)だからね」といわれた意味がなんとなく解ったような気がする。

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