2005年12月17日土曜日

なぜ自宅サーバを構築するか

レンタルサーバがかなり普及してきて、しかも安価になっている。またプロバイダーの提供する無料HPや無料ブログスペースも潤沢に用意されている。そんな世間の状況なのに、何故、自宅サーバ(スラングでは「自鯖」というらしいが)を構築しようとするのかということである。
自宅サーバを構築して運用している人のサイトを見れば
 ・容量がHDDの許す限り制限がない
 ・余計なポップアップ広告がない
 ・CGIやDBの使用が自由
といったことがあがっているが、残念ながら、私の場合、動画や大量の画像配信をしているわけでもないし、CGIなんて滅多につくらない。
確かに、レンタルサーバだと、こちらの意図しないところでエラーが出たり、混み合っているときにアクセスがつらい、とかという不満はある。
しかし、どうしてもダメかとなるとそうでもない。
現に、このサイト以外の運営サイトはロリポップのスペースを借りて運用している。
(お世辞じゃなくて、ロリポップのレンタルサーバは安価で良いですよ。 MovableTypeなどの導入マニュアルもきちんとしているし。)
じゃあ、何故、と聞かれると「大人の遊び」なんて答えたりする。
古くてちょっと常用には辛くなってしまったPCなどがあると、資源の有効利用なんて理屈もたつ。
実際のところ、自宅サーバを構築すると(メールサーバを構築していない初歩サーバであっても)外出先からファイルにアクセスできたり、家庭内でファイル共有できたり(今はNASも安いけどね)、ちょっとしたHPやブログの設定変更やデザイン変更の実験ができたり、結構、便利である。
(もっとも運用時間の限られた「きまぐれサーバ状態」なので偉そうなことはいえないが)
そんなこんなで、Linuxで自宅サーバ(自鯖)を構築したときの様々な覚書を記録しておこうと思っている。
ネタは、いろんなサイトや本から学んだことが中心になるし、私の環境だけしか通用しない設定などもあるだろうが、自鯖導入を企んでいる人へ、少しばかりの参考になれば幸いと思う。

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