2006年3月30日木曜日

牛肉のステーキ、こんにゃくの田楽、はも

ステーキはレア加減で焼いてもらう。半分ほどはきちんとステーキとして食べ、残り半分は、薄く切ってご飯の上に乗せて、ステーキ丼よろしく食べる。肉汁が飯にしみ込んでいるところが旨い。こうした食べかたをする場合は、和牛の霜降り肉でなくてオージービーフなどの脂の少なめの肉の方が良い。
「こんにゃくの田楽」は長細く切って茹でたこんにゃくに田楽味噌をつけていただく。あっさりとした精進料理なのだが、胃腸に良さそうな気がする。
うちから車で20分ほど山の方に行ったところに、こんにゃく田楽など精進料理を食べさせるところがある。バブリーな頃には接待や法事の後の精進落としに賑わっていたものだが、今はどうなっているだろうか。木の芽のてんぷらなど、それなりに楽しめたものなのだが。
「はも」は細かく切れ目をいれて小骨を切ってあるものを煮たもの。鰻よりあっさりしている。土瓶蒸しなどにすれば上品なのだろうが、家庭ではちょっと無理だよな。いわゆる「美食もの」「食通もの」には、「はも」のいろんな上品な料理が定番になっている感があるのだが、身近にこうした食べ方をしていると、いつも食べている「はも」と食通ものの「はも」は魚の種類が違うような錯覚さえ覚えるのだが、「はも」は「はも」。庶民には庶民の食べ方があるのだ。

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