「3本線ノート」をビジネスでつかいこなせるか

2011年12月24日土曜日

ノート術

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ノートのうまい使い方をちょっと調べていて、橋本和彦氏の「3本線ノート術」を読んだ。

使い方を概説すると


といった形で、ノートの見開きを使い、

To Doであれば

Dにプロジェクト名

Eに日付

Aに手順を時系列に書く

Bにそれぞれに対応させて、やったことの結果

Cにそれぞれに対応させた課題、うまくいった点

会議録や打ち合わせ・取材メモでは

Dに会議名・プロジェクト名

Eに日付

Aに記録や会議の発言

Bに自分の意見

Cにさらにそれを踏まえた次のアクションプラン

を書くといった使い方

筆者は、この本の構成案をまとめるのにも、3本線ノートの手法をつかったみたい。本書に実際のノートの写真が載っている。

ライフログやアイデア帳も兼ねてノートを使っていると、時系列の記録の中に、こうしたものが埋もれていってしまうのと、事業の全体説明をする会議や定例の連絡会なんかではテーマや質問があちこち彷徨ったりするから、全てのシーンで使えるということにはならないのだろうが、個人的には、何かの企画を練るときのアイデアのまとめとか、調査報告書や企画書を仕上げるときの構成を考えたりするときに有効な使い方のような印象。

ただ、そのときは、ライフログや日々のアイデアや読書録などを時系列に記録していくノートとは別にしておいたほうがよさそう。仕事用のノートを専用でつくるか、ライフログなどがEvernoteやiPhoneアプリなど別の形で記録する、といった形で使ったほうがよいような気がする。

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日本の人口最少県の住人。なりわいは行政書士。読書好き、ガジェット好きの昭和人です。

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