ノートの裏面は使うべきかどうか

2011年5月5日木曜日

ノート術

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ノートやメモを仕事でフルに使い始めると、まず気になるのが、ノートやメモの消費量と閲覧性。これと密接に関連するのが、ノートの裏面に書くべきかどうか

石川悟司氏の「ノートは表(おもて)だけ使いなさい~超人気メモ・ノートを開発したノートのプロが教える情報活用術~ 」では、裏面は使わないことを推奨

ビジネスパーソンのノートは一冊のノートで簡潔するのではなく、一枚の紙で完結する。要するに、ノートの表側だけ、一枚だけに書き込むようにする。

いつでも「切って、貼って、捨てる」ことのできるように裏面には何も書かないようにする。(同書(P24)

氏の場合は、アイデアはA5で、まとめはA4でという風に多ノート派のようなので、企画書のようなアイデアの統合とまとめにはA4の広いスペースを使うから、いずれのノートも裏面を使わない、ということかもしれない。ただ、A4ノートは広くていいのだが携帯性が良くないのが難。できればノートは、1冊のまとめて、しかもカバンの中は広くしておきたいな、出歩くことも多いし、というノマド派にはちょっと難しいかも。デスクワークが多く、基本、職場に母艦ノートを老いておける人向けかもしれない。

一方、「「結果を出す人」はノートに何を書いているのか (Nanaブックス)」で有名な美崎栄一郎氏は3冊のノート「メモノート」「母艦ノート」「スケジュールノート」を使っているのだが、

メモノートは、ちぎれるタイプで、基本的に、このメモノートに書いたアイデアやネタは母艦ノートに切り離して貼り付けいていくの基本にしていくので、裏面は記入しない。(P32)

一方、母艦ノートは、左側にそのメモを貼り、「一コンテンツで1ページか2ページで収める」(同書P55)

という使い方を紹介しているので、裏面は利用してもさしつかえないようだ。
美崎氏の場合は、ノートの大きさはこの本の執筆段階ではA5なので、ノマド派も対応が可能だろう。

ただ、いずれの場合も、メモは手書きが原則で、なおかつ1タスク1枚で、1ページの中に様々な情報が混在することは戒められている。

この「1タスク1枚」は、奥野宣之氏の「一冊のノートにまとめなさい」シリーズとはちょっと違っている気がする。

この「1タスク1枚」は、ノートの保管をどういう形でするか、と微妙に関連してくるのかもしれない。石川氏も美崎氏も、使用後のノートはデジタル的な保管が想定されているようだが、奥野氏の場合、特に「情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」 (Nanaブックス) 」の時点では、ノートはアナログで現物のまま保管し、索引システムをつくる、といった方式で、しかもB6ノートですべてを済ます、というセンセーショナルな形であったことに関連しているように思える。

で、とりあえずのオススメは

 ・メモノートは切り離して、母艦ノートに貼るとゆうことを前提に、裏面は使わない
 ・母艦ノートは、どちらでも。
    ただ、B5やA5のノートを母艦として使うなら、スペースが限定されるから、込み入った
   記述 をしようと思うと裏面不使用はちょっと難あり


ということか。

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