2011年4月15日金曜日

"新聞・雑誌にまた災難、東日本大震災で紙の次はインキ不足が痛撃"とのことだが、電子書籍への移行は進むか?

東洋経済オンラインによると
 
 
ということで、震災の影響で新聞・出版業界を襲った災難は紙の次は「インク」らしい。
広範な地域に渡る災害なので、直接の被害だけでなく、間接被害もかなりのものは出るのだろうな、と思ってはいたのだが、紙、インキとはちょっと予測もつかなかった。
で、これをきっかけに電子書籍、電子出版が進むといいのだが、そういうわけにもいかないのだろうな、と若干悲観している。
 
 週刊アスキーあたりも、震災のため電子媒体での提供を行っているが、この時期の臨時的措置にもなりそうな気がしないでもない。
 
 電子書籍、電子出版のプラットフォームは統一性がないまでも出来あがってきていると思うので、そうした動きになりそうもないのは、やはり、"やる気"の話なんだろう。
 
 東洋経済の記事も、もうすぐ問題は解決しそうなんだんだが、まだまだ供給不安はあるよね、メーカーさん頑張って、といった調子である。
 
まあ、もともと新聞などのマスコミは紙の出版と親和性が高いから無理もないのだが、かなりの意識の変化がない限り、電子出版が日常化した世界は、ちょっと遠いな、という感じがする。
せめて、今回の紙不足、インキ不足を教訓に、「電子」による提供を、「紙」による場合の数割引でいいから日常化してもらえないものだろうか。

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