ポストイットを使ってモノを片付ける

2011年4月10日日曜日

LifeHacks

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昨年の「断捨離」といい、ずっと以前の「捨てる技術」といい、我々は、モノを捨てるのが非常に苦手らしい。
 
そんなことを思いながら あらかわ菜美さんの「頭のいいポスト・イットの使い方 貼る技術」を読んでいたら、こんな記述に出くわした。
 
 「ポストイットで家の中をスッキリ」という章で、ポスト・イットを使って、ダイニングテーブルの上を片付ける(ダイニングテーブルの上が片付いているかどうかが基本らしい)技を見せているところなのだが
 

まず、ピンク、黄色、青、緑の4色のポストイットを用意する。
 そしてテーブルの上にあるモノを次の4つに分類しながら、ポスト・イット貼って行く
 

ポストイットの分類は
 ピンク; 長い間置きっぱなしのモノ
黄色;元に戻すのが面倒で、チョイ置きしているもの
青;決まって使うモノ 
緑;今使っているモノ 
 
今までは「風景の一部」として見慣れていたテーブルの上のモノたちが、ポストイットイットを貼ったことによって、非常に目障りに感じるはず。
自分のだらしなさを直視することにもなり、心がザワザワするはず。 
 
ポストイットを貼ったらじっと見つめる。じっと見ているうちに答えが見えてくることもあるはず。 その後「キッチンに収納場所をつくろう」とか「ボールペンは1,2本でいいや」(たぶん、これは残りを捨てるか、収納するということだろうね)とかの行動に移すことができたら大成功。
 
とのことだが、このやり方のミソは、ポスト・イットを貼っておいて、放っておく、ということかな。
 
つまり、ダイニングテーブルの上が、ポストイットがやたらと貼られた、「分類された状態」のまま「不安定な状態」においておく、といことが大事なのだ。
 
 「不安定」は「安定」に向かう。
 
ダイニングテーブルの上でポストイットが貼られたモノたちというのは、かなりの非日常的な状態で、心情的にも落ち着かないことこの上ないから、どうにかして落ち着く状態にしてしまおう、となかば強制的に駆り立てることが、このやり方の眼目であるように思う。
 
 
あと、残る課題は、数日すると、また、ごちゃら、としてくるであろうダイニングテーブルをどうするか、ということなのだが・・・。それはまた次の課題。
 

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日本の人口最少県の住人。なりわいは行政書士。読書好き、ガジェット好きの昭和人です。

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