2005年11月14日月曜日

堀江貴文「100億稼ぐ仕事術」

なにかと話題の多い、ライブドアの堀江会長の仕事術、ビジネスのやり方を「ヒト」「ジカン」「ジョウホウ」「カネ」「ツール」の5つの切り口から、綴ったもの。

傍若無人で拝金主義の権化のようにいわれることもある筆者であるが、ネット業界で雄をなしている人だけあって、やはり、その仕事のやり方はスキがない。

メールを仕事の基本にして、一日5000通読むとか、

ノートパソコンにアポイントから何から仕事にかすることはすべて入れておく、

PCのショートカットキーを使うとか

やるべき仕事は全てメールで自分あてに出し、デジタルに管理する

とか、やはり、ITで一時代を築きつつある人だけに、IT機器やIT的な考え方にどっぷりつかっているのだなー、と思っていると、

・部下が突然辞表を出してきたときは、びっくりしたり、
・メーリグリストは会議の代替ににはならない、ただし会議の参加メンバーは10人以下
・やるべきことは全て自分にメールをするが、基本は当日処理を原則として、タスクを全てこなした快感を味合うことが大事

といった、アナログっぽいことも語られて、ちょっと安心したりするところもある。

中でも、ビジネスの永遠の真理とも思えることが語られていたので、ちょっと紹介。

「シンプルに考える。一つの目標だけを考え、それを実現するためにどのような行動を とればいいのか順を追って考えること。そして、自分で考えること」

「商売をしていると、とかく売り上げを伸ばすことに目がいってしまいがちだが、商売の 真髄は「コストカット」にある。それも日々の細かいコストの見直し。週2回の営業戦 略会議で各事業部の損益計算書の細かいところまで徹底的に洗い出しし、コスト削減の アイデアをひねり出す。」

最後の章「100オクカラ」で、筆者のライフスタイルを象徴するようなことが語られる。

「この世の本質は「諸行無常」である。人生においても、歯をくしばりながら努力を重ね、常に走り続けないと、自分という人間などすぐに世の中から消え去ってしまう。
私は常にシビレル人生を歩み続けていきたい。」

これからも話題の多そうな人である・・・

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