2015年5月19日火曜日

Kindleとkoboのストアシェアの意外な割合は電子書籍の普及の少なさの反映か?

 

Kindleが市場を席巻しているかと思っていたら、KindleとKoboの利用が拮抗しているという意外な情報がASCII「じつはKoboとKindleは拮抗していた!?電子書籍ストアシェア」に掲載されていた。
 
電子書籍を利用しているのはいわゆるアーリーアダプターたちが中心で、電子書籍の利用がまだまだ紙の本の優勢のままであるということも一因ではあるだろう。
 
数年前、最初にkoboが発売されて、Kindelがでるまでの電子書籍ということで飛びついた人も多いはず。その後、Kinleが発売されると、やっぱりKindleが世界の主流だよね、ということで、またまた端末を買い(たしかこの頃、楽天はプレミアム会員に無料でプレゼントといった自爆テロ的な販促行為をやったはず)両方持っている人が電子書籍愛好家には多いはず
 
で、個人的にはひとつに絞らなくてもいいのでは、という気がしている。
KindelもKoboも、正直ファイル管理機能が不満があって、書籍の整理がなかなか難しい。
しかも書籍の値段のことでいえば、両方が競うように同じサービスを始めることが多いので、どちらが得でといった差も少なくなっている。
 
ただ、家族と共用したりするのが前提のコミックと仕事関係や個人的な趣味関係の本とかが混ざるのもいやなので、例えばそうした書籍はKoboで買ってKindleでは買わないといった選別を緩やかにしている。専用端末は別々だが、KindleもKoboもスマホやタブレットのアプリを提供しているので、普通はどちらの電子書籍も読むアプリは違ってもスマホはひとつ(つまり端末はひとつ)ということなので、両者がバラバラな不都合も少ないというわけである。
 
心配なのは、そのサービスが終了すると、その本が読めなくなることなのだが、ここはKindleの方が経営優良で、Koboは比べるとってなことはあるかもしれないが、後の世のことは神のみぞ知る、ってなことで、辺境に住まう一介の庶民が心配してもしょうがない。
 
書籍の市場規模に占める割合が4.6%と、まだまだ紙の本に比べれば弱小勢力に間違いない日本の電子書籍である。どちらもガンバレ、と声援をおくるべきときであろう。
 

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