2011年3月2日水曜日

面と向かって話をすることの大事さ

10月から特定のプロジェクトチームに所属させられていて、本社から場所的に離れていて、取引先(合併先?)とでもいう所に間借りして仕事をしているせいか、最近とみに、面と向かって情報交換することの大事さというか、必要性を感じている。
 
今の仕事は、その間借り先で数機関との利害調整(自分の会社も含めて)をする場面が多いので、結構ストレスが貯まる仕事で、やはりリアルタイムで相互の意向が確認できないので、疎外感を感じがちになってしまうのは否めない。
 
おそらく、こういった疎外感が高じていけば、自分の立ち位置やら、存在意義なんかを確認するために暴走したりすることもありうるわけで、本社から離れた海外支社や海外の駐留軍が暴発したりするのも、このあたりが原因かもしれない。
「愚痴を聞く」という趣旨ではなく、互いに情報を交換しあう、現状を共通理解をもつという趣旨で、面と向かって話をする機会を積極的に持つことが、外地あるいは敵地で仕事をしている派遣者を安心させて仕事をさせる必須の条件なのではなかろうか。
 
 このあたり LifeHackerのSkype/VNCを使ってオフィスにバーチャル出社する方法 や Skype を使ってバーチャルオフィス化する方法 あたりでで紹介している方法で賄えるところも多いのだろうが、肝心なのは、息づかいやら、微妙な表情の変化や、声の調子を肉感として感じ取れるような形になっているかどうかだろう。
 
 
佐々木俊尚氏の「仕事をするのにあればオフィスはいらない」の中で紹介されていたアメリカ人のピップ・コバーン氏の投資コンサルタント会社の場合も、
 
「一番問題だったのは、メールやインスタントメッセンジャーでのやりとりだけだと、お互いの表情がわからないこと」で「表情がわからないから、ちょとした行き違いが誤解を招き、思わぬ対立を招いてしまったりする」。
 
このため「仕事の時間以外にも、パーティを開いたり、バーベキュー大会を実施したりして、お互いの交流を兼ねてリアルに会う機会を増やすように」すると「お互いのコミュニケーションはなめらかになり、メールの内容も誤解してしまうことも少なく」なったそうだから、やはり洋の東西を問わず、フェイス・トゥ・フェイスの効用というのは変わらないものなのだろうな。
 

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