2011年3月17日木曜日

紙ノートとEvernote

紙ベースのノート(B5)とEvernoteの併用を始めてから半年ぐらいになる。
 
以前は、仕事関係のメモはB6サイズのメモ用紙にメモし、それをスキャンして持ち歩く。基本はデスクのノートPCで管理、作業といったことをしていたのだが、6月前に仕事の内容が変わり、デスクワークだけでない対外的な打ち合わせや会議が増えたのと、本社から離れたサテライト的な場所(支社、支店といった会社の勢力圏内ではなく、別会社の机を常時間借りして仕事を進めているような環境だ)で、利害が完全には一致しない間借りしているところと交渉する、といった仕事(有り体に言うと経営の立て直しのために、そこに派遣されて仕事しているようなもの)になったので、モバイル的な仕事尾の仕方が必要になったためだ。
 
最初の数ヶ月は、紙のノートとEvernoteの割り振りがうまくつかず、紙のノートに全てを集中しようとしたりして混乱に陥ったりしたのだが、最近は、なんとなく棲み分けも落ち着いてきた感じがする。
 
今の棲み分けは
 
・メールなどのデジタルデータの保管やアイデアメモ、仕事関連の作業中のドキュメントなどをEvernote
・アナログ系の紙の保管や会議でのリアルのメモ取り、アイデアスケッチなどは紙ノート(堅い上に、ちょっと古い仕事場なので、iPadやPCで会議記録をとったりすると、怪訝な顔をされるんだよね。)
・紙ノートはアナログ保管の母艦的に使っているので、外出中やちょっとした思いつきは、B7メモ(ロディア、といいいたいところだが、節約のため、百均のロディアまがいのメモ帳)にメモ。後で、iPhoneで撮影してEvernoteに入れるか、紙ノートに貼り付け
・紙ノートを使い切ったらスキャンしてPDF化。このファイルをiPhoneとiPadにいれてGoodreaderで管理(ただし、インデックスはEvernoteに記録するのと、バックアップは母艦PCに)
 
という形
 
iPhoneは常時持ち歩いているし、仕事の時は、ファイルビューワも兼ねてiPadも手元にあるので、こんな感じが、今のところは予定調和しているかな、と思っている。
 
ちょっとまごつくのは、他人からもらう非定型の紙のメモや領収書といったドキュメントの管理。今は紙ノートに糊で貼り付けているのだが、いつも見返すものでもないので、もらった都度スキャンして、使い切ったノートをPDF化するときに、一緒にバインドしてしまうのもありかな、とも思っているところである。
 
まあ、こうしたノートやEvernoteの使い方は、もちろん仕事の生産性を上げるという目的もあるのだが、使い方をいろいろ考えるというところが楽しい、みたいなところもあるので、あれこれ悩みながら試行錯誤してみることにしよう。

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