2006年4月30日日曜日

焼肉レタス包み、カレイの煮付け

韓国に旅行してから、やみつきになっている焼肉の食べ方が、「野菜で包む」という食べ方。
包んで一番美味い葉野菜のは「チチャ」だと思うのだが、この季節には手に入らないので、サニーレタスを使う。
しかも、ちょっと小ぶりのものしかなかったので、豪快に肉を包んで「食う」というわけにはいかなかったが、まあ満足。
肉は、焼き肉のタレにあらかじめ漬け込んでおいたものを焼く。野菜に包む場合は味が濃い目の方が、美味く感じるから不思議。
コミックの「美味しんぼ」で、こうした「包む文化」の話が出ていた巻があったように思うが、いろいろな解説や能書きはほっといて、野菜で巻くという食べ方は、肉の余計な脂っぽさを緩和し、肉のうまみと野菜のしゃくしゃく感が一度に味わえるので、大好きな食べ方である。
カレイは、さすがにこの時期になると「本カレイ」ではない。「メイタガレイ」というやつだろうか。この種のカレイは、ちょっと身が薄くて、「本カレイ」のような分厚い身や、濃厚でこってりとした食感はないのだが、あっさりとした味が好みの場合は、こちらの方が良い場合もある。
特に、焼き肉のようなこってりした肉料理と一緒の時は、このカレイの方が、肉とケンカしなくてよい。

2006年4月29日土曜日

焼いた薄切り牛肉、小イワシの煮付け、たけのこ

焼肉は、塩・胡椒だけで焼いた。グリルの焼き網で焼くのが一番美味いように思うのだが、火が舞うので、奥さんはお好みではない。フライパンで焼くことになった。
薄切りの肉は、こてこてとタレをつけるより、あっさりとした焼き方のほうが肉の旨みを出す場合がある、と固く信じている。どうかすると、薄切り肉の方が、ステーキより美味く感じることがあるのは、分厚いステーキを食べる機械の少ない庶民の生活ゆえか・・・。
もっとも、今回の焼肉は、塩、胡椒だけでは、ちょっと物足りなかったので、焼肉用のタレをうっすらとかけた。
小イワシは、5~6センチぐらいのものを煮付けたもの。小さいので、骨もそのまま食べられる。ただし、背中の背ビレのところは、そのまま食べると口の中がイガイがするので、食べるときに指でむしりとる。
たけのこは頂き物。「たけのこの刺身」にするような小ぶりのものではなくで、ゴワゴワとした皮もついているデカイもの。これを薄切りにして、醤油味で煮付ける。あまり、たくさん食べると、たけのこのアクにあたりそうな感じになるので、ちょっと自省する。今度は「タケノコご飯」がいいなー。
最近、山の方では、イノシシが大量に出没して、タケノコも、地面に出るかでないかのところを掘り起こして根こそぎ食べてしまうという話を聞いた。山の方に食料がなくなっているせいもあるのだろうが、「山の復讐」がはじまったか・・・、と不穏当なことを考えたりする。
自然と人間の折り合いは、どこでつけられるのだろうか・・・?

Adobe Readerのインストール

PDFをLinuxでも見る機会が多いのだが、Linuxに添付されているビューワは、どうも使い勝手が悪い。
ここは、本家本元のAdobe Readerをインストールすることにした。
まずは、AdobeのHPにアクセス。ダウンロードのページからrpmファイルをダウンロード。
cdで、そのファイルをダウンロードしたディレクトリに移動。
そのあと
# rpm -ihv AdobeReader_jpn-7.0.5-1.i386.rpm
とすればインストールできます。
追記>2006.05.07
使ってみると、ちょっと動作が不審。
というのも、メニューがぶるぶる震える。
選択すると止まるので、このまま使っているが、ちょっと見ずらいなー。

2006年4月28日金曜日

東京のおみやげ 「メモリー」など

東京出張のついでのお土産は、お菓子のほかに自分用にPCパーツをいくつか。
有楽町のsofmap(この店も5月連休明けには閉店だ)で物色。
ひとつはノート用のメモリ。息子が主に使っているXPノートではなく、私が、ちょっとしたブラウジングや入力用に最近使っているLinuxノート用のメモリ。
なにせ、IBM ThinkPad A21eという、古ーい機種なので、メモリもPC100のSO-DIMM。新品では、値も張るのももちろんだが、ほとんど姿を見掛けない代物。
sofmapの中古メモリのコーナーで、128MBのものがたったひとつあるのを発見。1600円少々で購入。
これで、今挿している純正の64MBと交換すれば、総計で256MBの環境ができあがる。まあ無料で手に入れたPCへの投資としてはお手ごろの投資と思い購入。
あとは、PCのグリース。実は、娘が使っている自作PCのマザーボードのコンデンサがちょっと膨れぎみになっていて液洩れも少しあるので、現在、新しいsocket478のボードを注文中(安かったので、新品を頼んでしまった)。連休中にM/B交換ということになりそうなので、地方では以外に手に入らない自作の小物であるグリースを購入した次第。
そのほかには、USB2.0のハブが980円で売っていたので、これも衝動買い。
家に帰ってから、メモリを換装すると、あっさり認識。心なしか、Linuxノートの機動性が良くなったような気がするのでした。

東京のおみやげ 「彩苺」

源吉兆庵 彩苺6個入(写真右)


東京にひさびさに出張。帰りの飛行機まで、ちょっと余裕があったので、空港で土産を購入。 源吉兆庵の「彩苺」。これは「あやいちご」と読む。 苺の餡を、葛でくるんだもの。 最近TVで有名になった「さくらんぼ」 もあったのだが、 これは以前にも買って帰ったことがあるので、「彩苺」をチョイス。

帰ってテーブルに置くなり、奥さんと息子が早速包みを開けて、食べ始めておりました。
ここの和菓子は、見た目もきれいで、美味しいのだが、ちょっと値が張るのが、いつもいつも買えない理由なのである




2006年4月27日木曜日

即席の海鮮丼

今日のお刺身は、ひさびさの豪華版「うに」「まぐろ」「たこ」というラインナップ。
まず「たこ」は、普通に醤油に山葵をいれて、ビールの肴に。
たこを食べ切ったら、醤油を継ぎ足して、さらに山葵を足す。
そして、まぐろをそれに浸してしばらくおく。うにも、一切れいただく。うーむ、潮の香りがするのである。甘いのである。旨いのである。
もう一切れ手がでそうになるのを、ちょっと我慢。



我慢しているだけでは、ストレスが貯まるし、腹もふくれないので、余りもののシチューをもらう。おおぶりのじゃがいもとタマネギが、これまたビールの肴によいのである。



そして、シチューもあらかた済んだところで。おもむろに自家製の海鮮丼を作成する。温かいご飯の上に海苔(味付けで良。上等なものでなくて良)をちぎって載せ、さきほど醤油にひたしたマグロ、そしてウニを載せる。
そして、余った醤油をウニの上にかけまわせば、あっという間の、出来上がりである。
かなり、テキトーな作り様であるが(自分で言うのもなんだが)・・・旨いのである、本当。






2006年4月26日水曜日

たこと鯛の刺身、焼肉、ハタハタの煮付け

今夜は、うちの奥さんが、職場の飲み会でいないので、ちょっと簡単めなおかず。
焼肉は、牛肉の薄切りをタマネギと一緒に焼肉のタレで炒めたもので、素早くできるのがとりえ。
娘も予備校があるので、私、息子、私の母親、といった非常に少人数の食卓であった。


会社と個人の間にあるもの

nikkei BP の「上海時報」の2006.4.26付けのコラムでこんな記事(「娘のご飯をつくりに、会社にくるお母さん」)を見つけた。
趣旨は、
中国社会では、いったん仕事を与えられると、それは自分の領域内の問題と認識され、仕事に絡む場所や道具、職務上の権限といったものは自分の支配下に入るという感覚が強いように思える。個人は会社の一部なのではなく、まず自分個人があって、その個人が仕事を会社から請け負ったという感覚に近い
ということで
ある日本人駐在員が外出先からオフィスに戻ってみたら、傍らのデスクで見知らぬ女性が働いている。驚いて「あなたは誰か」と聞いたら、部下の男性のガールフレンドだという。「この仕事は私の方が得意なので手伝っている」とニコニコしている。悪気はなさそうなのだが、やはりまずいので丁重にお引き取りいただいた。
といったエピソードや
また別の中国人経営者の話。ある日、昼時になって食事をどうしようかと考えていると、社内の給湯室のようなスペースで誰か料理を作っている人がいる。何者かと思って尋ねたら、ある女性社員の母親だった。
 「娘にいいものを食べさせてやりたいので食事を作っている。社長さんも一緒にどうか」とあっけらかんとしている。この経営者は「過保護にもほどがある。怒るというより呆れてしまった」と嘆いていた。
といったエピソードが紹介されていた。
中国社会の「仕事」「ビジネス」についての感覚は、このコラムに書いてあるとおりなんだろうが、それ以前に、中国のビジネス現場をめぐる奇妙な話としても、可笑しい。
きっと、この娘さんは、彼氏のために一所懸命尽くす一心だろうし、このお母さんも娘の身体を心配する一心での所業だろう。それが、もう、一点集中的に、守衛やら会社の他の社員の怪訝な目線も、なんのその、とばかり会社の中に入り込んでいったのだろう。
でも、日本でも、ここまではないにしろ、息子の仕事について会社に電話してくる母親とか、同じようなエピソードは聞くよね。
会社と個人の間に、グレーなもやもやがあるのは、程度の差こそあれ、アジア系の社会には、ありがちなことなのねー、妙な実感を覚えたのでした。

2006年4月25日火曜日

たことイワシの刺身、マーボ丼

今日の刺身は、「たこ」と「いわし」。最近、よく刺身を食べるようになった。たこは、茹でてうす切りにしてある。たこの「もちもち、しこしこ」した食感と、イワシの「ねっとり」とした食感の対比が面白い。
ツマは、「ウド」だったが、これはちょっと苦手。目で鑑賞するだけにした。



煮付けは、「キンキ」。今日のは、ちょっと小ぶりだが、ほかのおかずもあるので、ちょうど良い。


〆はマーボ丼。ご飯に麻婆豆腐をかけただけ。ただし、うちの場合は、子供用に甘口につくってあるので、このままだとちょっと物足りない。七味唐辛子を持ち出してかけて、味を引き締めるのが大事。



2006年4月23日日曜日

豚肉とエビのはさみ揚げ、かわはぎの煮付け

今日は新作。豚肉の間にエビ(小さなエビだ)をはさみ、衣をつけて薄いフライのようにして揚げたもの。
カツレツのような概観だが、エビフライの匂いがする。
豚肉にベーコンを挟んで揚げる、違うバージョンもあるらしいが、今日は食べきれないから、ひとまずお蔵入り。
味は、普通の豚肉のカツレツより、エビの味がするせいか濃厚で、歯ざわりは、衣のカリカリ感と肉の柔らかさが、よくあっている。

煮魚は、ひさびさの「かわはぎ」。釣り人には珍重されない魚なのだろうが、煮付けにすると、その淡白な味が好ましい。縁側のようなところが厚みがあって、一番の好みである。


本日は、入院している父の昼間外出の日なので、病院までお迎え。娘が父親の耳掃除をして、おもいがけない大金のおこずかいをもらい狂気乱舞していた。(孫に甘いのは、どこの爺さんも一緒だ・・・)
私は、PCの共有環境の再設定。Linux Noteから、母艦のデータにアクセスできるよう母艦の共有設定をいじっていたら時間をくってしまった。合間に、玄関の庭木の剪定もやりました。
・・・結構、働き者です。

2006年4月22日土曜日

牛肉のステーキ、キンキの煮付け

うちは、夫婦二人ともフルタイムで働いているので、ステーキのように下ごしらえに時間がかからないものは平日のおかずになることが多い。
今週は、私も飲み会が多く、家で食べることが少なかったので、休日にまわってきたらしい。4月になっても雪が舞ったりして寒い日が多かったのだが、ようやく汗ばむような気候になってきた。木の芽どき、というやつだろうか、生物も世間もななにやら、いろんな動きが出始めている。あいかわらず殺人事件や領土騒ぎがあるのは、ちょっと気が重いが、夏向けの新製品の情報もチラホラしてくるのがうれしい。


キンキの煮付けには脂がたっぷりのっていて旨い。合間に、野菜の煮物をつまむ。若い頃は、ほとんど魚の煮つけや野菜の煮物なんてものには手を出さなかったのだが、年をくって身体から脂が抜けてくると、こうしたものが、身体に程よくなってくるのは不思議。


今日は、ほぼ一日中、ミステリーを読むか、書評ブログの原稿書き。平日は仕事もあるし、飲み会が多いと、そうしたことには時間がまわせず、目の前の「お仕事」をこなすのが精一杯になる。
早起きしてやろう、と啓発本などで思い立つが、翌朝は布団の中で眠りこけているのが意志の弱さと目的意識の無さの現われか・・・・。
ひとまず、ミステリーを2冊ばかり、読了。

2006年4月17日月曜日

ほたるいか、おきいわしの煮付け

知り合いから大量(ビニール袋一杯)に「ほたるいか」を貰った。実は、山陰でも「ほたるいか」がかなり獲れる。しかし、富山のようにネームバリューがないから、地元ではかなり安価に手に入るという漁師さんには、申し訳ない構図。


で、早速、夕食のおかずに。複雑な調理法は知らないので、山盛り茹でて、生姜と醤油で食す。このときの醤油は「たまり」などの刺身用の醤油ではなくて、普通の濃い口しょうゆがいい。


ほかは、「おきいわしの煮付け」と「クリームシチュー」。おきいわしは、普通のイワシとは違い、かなり淡白な味。「クリームシチュー」は味噌汁代わりに少々。


2006年4月16日日曜日

手羽先のピリカラ揚げ、紋ガレイの煮付け

今日は入院している父親に、初の外出許可が出た。9時頃迎えに行き、17時頃送るという、結構慌しい日程。
と、いうこととは関係なく「手羽先のピリカラ揚げ」。手羽先の皮がパリパリになるくらい油で揚げて、ピリカラのタレにからめる。うちの奥さんは、以前は鶏の皮が駄目で、触れないほどだったのだが、人間成長するものだ。しっかりつかんで料理している。母は強し、といったところか。


魚類は、「紋ガレイの煮付け」と「ブリとタイの刺身」。紋ガレイは小ぶりのカレイで、身も薄いのだが、味はしっかりしている。大ガレイより小味で、繊細な感じ。


2006年4月15日土曜日

カツオのタタキ、イワシの酢締め、豆腐の餡かけ

かなーり、ひさしぶりに「カツオのタタキ」。実は大好物。うちの「カツオのタタキ」は、高知風(うちの母親が昔、高知出身の人に習ったという触れ込み。本当に高知風かどうかは定かではない)と称して、三杯酢(酢と砂糖と醤油をまぜたもの)にひたひたに浸して、上に薄く輪切りにした胡瓜をたっぷり載せる。これをしばらく置いて、カツオに味をしみ込ませる。
そして、薬味は、「生ニンニクのスライス」。(もっとも、これは私だけ。他の家族はニンニクは使わない)
これをこんな風にして一緒に食べる。

カツオ一切れに、ニンニクスライス一片の割合で食べる。ニンニクの香りと辛みがカツオと胡瓜、三杯酢に調和して、ヒジョーに美味。

もっとも、食後は部屋中ニンニクの匂いだらけ。翌日は、体中からニンニクが匂う状態なので、休日前の夜ぐらいしか食べる機会がない。

そのほかは、豚肉のショウガ焼き少々。イワシの酢締め。豆腐の餡かけ。
イワシは、イワシを刺身風に切って酢で締めて、醤油でいただく。豆腐の餡かけは、もずくと豆腐がマッチしてカツオの合間に食べるのが良。

今夜は、カツオのタタキを中心に展開した食事でありました。

北村 薫 「六の宮の姫君」(創元推理文庫)

「私」と「円紫師匠」のシリーズも、これで4作目。シリーズ開始当時は1年生だった「私」も大学の4年生となり、就職活動も開始しないといけないし、「卒論」も書かなきゃいけない時期である。


今回の事件は、その就職活動とその卒論がきっかけだ。いや、事件という言葉は適当ではないだろう。この「六の宮の姫君」では、何かが盗まれたり、誰かが殺されたり、といった事件らしい事件はおきない。

というのも、「私」がアルバイトをしている先の出版社で、文壇の長老(うーむ、古式ゆかしい言葉だ)が、まだ若い頃、芥川龍之助が自分の作品である「六の宮の姫君」を評して、「あれは玉突きだね・・・。いや、というよりはキャッチボールだ」と言っていた、という話をきかされ、その意味を探っていく「書誌ミステリー」あるいは「文学史ミステリー」というものである。


「六の宮の姫君」っていうのは、今昔物語に題材をとった話で、「ある貧乏貴族の娘が親が亡くなってからどんどん落魄していく、ようやく面倒をみてくれそうな男ができたのだが、その男も父親の地方の国司就任に伴って地方へいきなかなか帰って来ない。ようやく帰ってきたところが、姫の屋敷はすでに荒廃していて、都中を探すと、姫は乞食同然になっている。男と会うと姫は長年の無理がたたり、死んでしまうのだが、死ぬ間際に、どうしても声明が唱えられず、極楽と地獄の間を彷徨う亡者となってしまう」っていう話のようだ。


なんで、これがキャッチボールなんだ、というわけで、主人公の「私」は、芥川龍之助に関する書籍を調べまくる。途中、谷崎潤一郎や正宗白鳥、菊池寛やら、なんか学校の教科書にでてきたような記憶があるんだがなー、といった近代文学史を彩った人物がごちゃごちゃ出てきて、最後、「キャッチボール」の意味は、「時間を超えた情念の投げ合い」なのか、といった感じで、かなり賢っぽく、インテリっぽく展開していくのだが・・・。

すいません。どうも、こうした文学史っぽい話に疎い私としては、いまいち乗り切れませんでした。

古典や純文学といった方面の好きな方には「お薦め」と想像するミステリーです。
あの人が絞殺されたのだの、この人が毒殺されたのだの、血生臭いミステリー専門のかたは、ちょっと敬遠してしまうかなー。

2006年4月13日木曜日

焼きサバ、トンボーロ

「焼きサバ」もかなりの頻度で食卓にのぼり始めた。あいかわらず生姜醤油で食べる。こうした焼き魚系は、あまり飽きがこないのは、私の遺伝子も。三毛猫と一緒で日本型になっているせいかしら。
今日は、半身でギブアップ。調子の良いときは、一人で一匹食べてしまうことがあって、「鉄の胃袋」とかいわれてしまうのだが・・・


これは、コンビニのファミマの「とんかつ巻と鮭フライ巻」。仕事が終わって帰る途中、ふいに変わり巻の海苔巻が食べたくなってしまい、衝動買い。本当は、うなぎの太巻が第一希望だったのだが、品切れだったので、次候補をチョイス。コンビニの商品は、突然食べたくなる時がある。どうも、脳髄にインプリンティングされてしまっているのだろう。


トンボーロはひさびさ。外側の脂のところも崩れていなくて、中まで軟らかく味が通っているので、誉めたら、「市販品」でした。どうも失礼しました。
刺身は「月の輪と鮪」。月の輪は白身のくせに、かなりもちもちしている。






白バイとサザエの刺身、もずくスープ、カレイの煮付け

刺身は、滅多にないことに貝づくし。白バイとサザエである。どちらもコリコリしていて磯の香り満点のもの。山葵(残念ながらチューブ)をたっぷり利かせて一切れずつ大事に食べる。合間にビール。コリコリ、グビ、コリコリ、グビ、といった塩梅。
そういえば、水木しげるの妖怪解説本に「さざえ鬼」っていうのがあった。大きなサザエが変化して、人を食うようになったものだったようにおぼろげに記憶している。サザエは、あまり大きなものよりも少し小振りな方が、身が締まっているように思うのだが、これは貧乏ゆえの幻想だろうか。
もうひとつサザエといえば、以前は、夏の海水浴の海の家では、こうしたサザエの壷焼きがもうもうと煙をあげていた。大抵は、父親達(私の子供の頃は海水浴は大イベントだった。近所が連れだって、弁当もちで出かけていた)の酒の肴なのだが、匂いが何と言っても旨そうだった。匂いと実際の味のギャップが大きいのは、サザエの壷焼きが最たるもののように思う。

もずくスープは豪快に、一気に飲み込むように、ずるずると啜る。実は、余り得意なおかずではない。


カレイの煮付けは、煮魚の定番。今夜のカレイは、かなり大きな子持ちであった。


もうひとつ、ビールの肴に、ハムの残りモノを炒めてもらった。ハムは生で、という人が多いかもしれないが、私は炒めたものの方が好きだ。脂のクドさが、炒めることで浄化されるのだ。


2006年4月10日月曜日

イワシの煮付け、イカの子の吸い物

春になり、干したものではない小さなイワシが食卓に上り始めた。これからイワシにお目にかかる日も多くなるような予感がする。まあ、イワシは昔は下魚といわれていた時期もあったが、最近は格もあがっている。何よりも煮ても焼いても、肩肘はらずに旨いのがいい。
今日ぐらいの大きさになるとちょっと骨までは食べられないが、もう少し小さいと、丸ごと食べることもできる。イワシは、庶民の味方。

また、珍しくイカの子の吸い物。イカの卵のところをすまし汁にしたもの。イカはかなり濃厚な味がして、酒の中休みにも、飯のおかずにもよし。ほくほくとしたイカの卵の味わいが良。


小泉武夫 「地球を肴に飲む男」

発酵・醸造学の権威であるとともに、「食の探検家」または「歩く胃袋」「カニクイザル」などなどの異名をもつ小泉先生の食エッセイである。当然、エッセイの中心は酒と肴が中心なのだが、その酒も、肴も只者ではないというか、ありきたりのものではない。
 
例えば、「虫を肴に酒を飲る」では、メキシコのメスカル(テキーラ)の飲み方。メスカルというのはテキーラのコクを出すというか飲みやすくするために蛆虫とか蜂の蛹をいれたものらしいのだが、 
 
その飲み方は 
 
洗面器のようなものの上に笊を置いて、その上からメスカルを注ぐんです。すると、瓶の中に入っていた何百匹という蛹は笊にひっかかるのですが、酒は笊の目を通って洗面器に集まります。その酒を瓶に戻してから飲み始めるわけですが、笊に残った虫の幼虫は、そのまま男たちの酒の肴になるんですね。 
 
 
といった具合だったり、あるいはラオスで 
 
 
皮を剥し、背骨を中心にして、開いた肉身をそのまま燻して、乾燥状態で売っている、ネズミの燻製を肴に、道端で老婆と酒盛りをしたり 
 
といった具合である。 
 
 
もちろん、医者が禁ずるほどのフォアグラを食したり、モクズガニをつぶして味噌で味付けしたものを湯の中に落とし、絹ごし豆腐とネギで食べるモクズガニのフワフワ汁など、普通でも涎のでそうなものは食べているのだが、この先生の食エッセイの醍醐味は、こうした得体の知れない食べ物の数々を、楽しみながら(まあ、何度かは吐きながら、ということでもあるようだが)胃の腑におさめていく、小泉先生の健啖さである。 
 
まさに「戦う胃袋」である小泉先生の戦闘の日々が、また続いていくであろうことを期待するのである。 
 
 
それはともかく、先生の命名する「シンデレラリカー」、酒やワインの酒粕を蒸留した、いわゆるカストリや、ブルゴーニュのワインやポルトガルのポートワインの澱を飲むあたり、なんとも旨そうで、思わず喉がなった次第であります。
 

 

2006年4月9日日曜日

モサエビの塩焼き、ハム、カツトジ

春になって、こちらの名物の「モサエビ」が出始めた。塩焼きにして食べる。頭のほうは、少し齧って脳みそのところも味わう。ちょっと生臭いがエビの風味がよくでている。身は、殻をむしって、そのまま口へ。
隣は、ハムの薄切り。塩味がほんのりして、ビールの肴にもってこい

昨日の残りのとんかつを卵でとじた「カツトジ」。みんなで分けて食べる。ビールの肴にした後、飯の上に2切れほどのせて小さなカツ丼ふうに。



庭のお手入れ

今日はひさびさに庭のお手入れ。キウイの木の剪定と「ひめおどりこそう」の駆除。
キウイの剪定は、2月頃までにやってしまわないといけないのだが、遅ればせに実施。ついでに他の庭木も伸び放題になっているのを適当に切りまくる、乱暴この上ない剪定を敢行。

乱暴な剪定の結果、茫茫としていた庭もかなりすっきりしてきた。

気がつけば、こんな花も咲いていた。





ちなみに「ひめおどりこそう」ってのは、こんなの


もっとこの草についてしりたい人は、こちらをどうぞ

2006年4月8日土曜日

桜も終わりか・・・、夜桜

今年の桜も終わりか・・・、と昼間感慨にふけっていたが、家族も同じだったらしく、入院している父親の恒例の夜の見舞いの帰りに、夜桜見物。
今年は、川土手も整備されて桜の見物もしやすくなっている。人通りもかなり多い。

が、うちの目当ては、湯所の近くの出会橋の橋端の(繁華街から遠く離れたところの)桜。
この桜は、近くの電気工事屋さんが、自費でライトを整備して、ライトアップしているのだ。近くには、市の整備した雪洞もなく、街灯もまばらだから、車を走らせていると突然、暗闇にボッと桜が迫ってくるので、結構不気味というか迫力ある桜なのだ。(若い頃は「お化け桜」とかいっていたような気がする。)
まっくらの中に、ボーッと浮かびあがる姿は、幻想的で、昼の桜以上にみごたえありました。


とんかつ、、クリームシチュー、ハタハタの煮付け

「とんかつ」といっても、分厚くなくて、かなり薄い。カツレツといっていいぐらいのもの。これぐらいのトンカツであれば、卵とダシ汁でとじて「カツトジ」にする手もあるのだが、今日は、うちの奥さんの機嫌が悪そうなので、おとなしくソースで、もくもくと食べる。
クリームシチューは、冬の最中はこってりとしたものが良いのだが、4月ともなり温かくなると、あまりこってりしたものは重い感じがするので、ルーの量をけちってチャウダー風にする。
ハタハタはいつもどおりの味。最近、形がおおきく卵をもっているハタハタがこちらでも増えているのだが、聞くところによると秋田の資源保護が効を奏して、こちらの方にも秋田のハタハタが南下しているのだそうな。他のところの上前をはねるようで申し訳ないが、ありがたく、いただく。秋田の方々ありがとうございます。


桜も終わりか・・・、土手の桜

年度かわりのどたばたにかまけて、いつの間にか桜も散り始めた。心に余裕があれば、城跡の桜を眺めて、帰りに屋台で焼きそばかたこ焼をお土産に、といったことをしたこともあったのだが、今年はうかうかとしているうちに時期を失してしまった。今日は。「お城まつり」というイベントが開催されていて、桜見物の最終チャンスなのだが、あれこれと雑用があって、ままならない。
娘は、いつの間にかちょこちょこと屋台めぐりをしていたらしく、あそこの焼きそば、とかこちらの唐揚げ(今時は、屋台の鶏の唐揚げなんてあるんですねー、知らなかった。)といっぱしの屋台評論家になっている。
で、去年、桜の話をしていた人が、今はいなくなっていたりして・・・



年々に桜も、桜を見る人も変わっていくんですね。
人間、余裕が大事ですよね、と実感して、土手の桜を愛でたのでありました。


2006年4月7日金曜日

イワシミンチのハンバーグ風、鯛と鮪の刺身

イワシは、だし汁、ネギを加えて、摺鉢でよく摺ってミンチ状にする。これを平たく伸ばして、薄く焦げ目がつく程度に焼くとミンチのハンバーグ風のできあがり。お好みでウスターソースでもトンカツソースでも良し。私は、一枚は何もかけずに、イワシの風味を味わいながらビールの友に。その後、ウスターソースをちょっとじゃぼじゃぼ気味にかけて飯と一緒に食べるのが好きである。
刺身の鯛は今日もシコシコとした新鮮なものが届いた。鮪は、普通に刺身で食べるのにちょっと飽いたので、箸でぶつぶつと穴を開けて、山葵をたっぷり利かした醤油にひたし、ヅケ状態にしてからいただく。
ビールの肴にも良し。海苔を熱い飯の上に散らし、その上に載せて簡易ヅケ丼にしても良い。今日はオーソドックスにヅケのままでいただきました。
ちらっと見えている焼き鯖には、満腹状態で手がでなかった。飽食に気をつけよう・・・。


MACでWindows

こんな記事「Intel プロセッサ搭載『Mac』で『Windows』の運用を実現」をみつけた。

Apple Computer (NASDAQ:AAPL) は5日、Intel 製プロセッサを搭載した『Macintosh』(Mac) に、Microsoft 製 OS『Windows XP』をインストールできるソフトウェア『Boot Camp』のベータ版を公開した。
Boot Camp を用いて Windows XP をインストールした後、『Mac OS X』と Windows XP のどちらで起動するか選択できるようになる。
Apple の CEO (最高経営責任者) Steve Jobs 氏は、Intel プロセッサ搭載『Mac mini』発表の際、Mac 製品ラインの半分が Intel プロセッサに移行したと述べている。Intel プロセッサへの切り換えは今年1月に始まったが、Jobs 氏は年内に全製品が Intel プロセッサ搭載モデルになると見込んでいる。
Windows と Mac OS X のデュアルブート機能は、Apple の次期 OS『Mac OS X 10.5』で正式に実装する予定だ。同社は今回 Boot Camp ベータ版を、期間限定の評価用として公開した。
Apple は、自社 OS と Microsoft 製 OS の両方に対応することにより、Windows ユーザーを納得させることにつながると期待している。

私は基本的にはWindowsユーザーで、Windows以外に使うといえば、スペックの低い旧型PCでLinuxを使っているぐらいなので、熱狂的な信者の多いMACには縁がないのだが、MAC信者はどうするのかなー、とひとごとながら興味を覚えた。
たいていのMACユーザ、信者は、WindowsなんてOSのうちにはいらないようにくそみそに言っていたような記憶があるので、デュアルブートができるようになったからといって、ほいほいWindowsを使うとは思えないし、じゃあWindowsユーザがMACが使えるからといって、MAC機に雪崩をうつといったこともないような気もしたりする。
スペックと安さぐらいが購入の選択基準である私にとっては、あまり関係ないことなのだが、スタイリッシュなWindows機の選択が増えることでもあり、MAC頑張ってね、ということで、陰ながら応援することにしよう。
と暢気なコメントをかいていたが、どうもこの件すごく関心が高くて、MACの株価も上がっているとのこと。
MACでWindowsって「世紀の結婚」みたいなものだったのねー

2006年4月6日木曜日

KDEでアプリケーションを強制終了する

KDEでアプリケーションがハングアップした時、強制終了するにはCtrlとAltとEscを同時に押す。
そうすると、ドクロマークがでるので、アプリケーションのウィンドウで右クリックすると終了する。

2006年4月5日水曜日

あんこう鍋、タイの刺身、カレイの煮付け

本日はひさびさに、魚で統一。おまけに娘の予備校の送り迎えがあったので晩酌はなし。飯をたくさん食べる夕食。
「あんこう」は近くの魚屋から買ったもの。さすがに、この時季になると、身は小さくて、肝はない。まあ、冬のなごりの鍋として賞味しよう。あんこうのほかは、豆腐、白菜、しらたきといった”あっさり系”。魚がしっかりしている時は、ごちゃごちゃいれない方が、味がにごらなくて良い。


タイの刺身は、ちょっとおおぶりに切ってあり、歯ごたえもしっかりしている。刺身醤油に山葵をたくさんいれていただく。カレイは、頭の方。こちらは、まだ、肝もしっかり入っている。



北村 薫「冬のオペラ」(角川文庫)

名探偵(自称なのかもしれないが)巫 弓彦 と、ワトソン役の巫が事務所を借りている不動産屋の社長の姪の「あゆちゃん」の活躍するミステリーである。北村 薫さんのミステリーは、こうしたホームズ役がホームズらしくないところと、ワトソン役が、そんじょそこらのお嬢さんであることが多いと思うのだが、それがまた魅力でもある。

収録は、「三角の水」「蘭と韋駄天」「冬のオペラ」の三作。

「三角の水」は、名探偵 巫 弓彦とあゆちゃんが出くわす初出の短篇である。
その場面で巫は、名探偵というものの本質というべきことを云う。

「名探偵はなるのではない。ある時に自分がそうであることに気附くのです。」

なんてことを。
うーん、名探偵がほとんど貧乏で、独りよがりなのがこれでわかりますよねー。「ライター」あるいは「小説家」という職業を記した名刺をつくれば、その時点からあなたも「ライター」ないしは「小説家」です、といったことを聞いたことがあるが、「名探偵」もおんなじやー、と思った次第でありました。

とはいっても、まあ、生活費はアルバイトで稼ぐ名探偵「巫 弓彦」は、着実に事件を解決していくのでした、というわけで、「三角の水」で解決するのは、大学の研究室を舞台にした企業への情報漏洩事件。「あゆちゃん」こと「姫宮あゆみ」の同僚の妹がその犯人に疑えがわれる。しかも、疑われる原因となったのは、その妹さんが研究室にいるときに、漏洩に気づいた教授が証拠としていた書類がパットの中で燃えていたという、かなりいいわけのきかない状況のため。
謎解きのヒントは、こうして何かが燃えていると消そうとすつ人は必ずいるわけだが、本当の消そうとしていたのかというあたり。化学薬品のことは皆目知らないので、こうしたトリックが成立するかどうか確証はないのだが、良い人らしいのが、実は悪い奴っていうのは、ミステリーの常道でもある。

「蘭と韋駄天」は、マニアックな花泥棒たちの話。蘭とか盆栽とか、結構、植物は人を狂わすことが多いらしくて、珍しい植物にまつわるミステリーは、これだけではない。
ただ、この話は、蘭の盗難の盗難という入れ子構造になっているのだが、謎解きのヒント。東京っていう街は、本当の距離関係がわからなくなるぐらい同じ様な建物があるし、地下鉄やJRはやたら走っているし、遠くて近そうなところってあるんだよなー。という東京でしか成立しないようなトリックだろう。このあたりの謎解きは近く煮済んでいるか、地図好きでないと無理だぞ、という思いは残る。

「北のオペラ」は「蘭と韋駄天」に登場してきていて、「あゆちゃん」が「巫」の奥さんになるにふさわしいと思っている京都の大学の女性講師の「椿さん」の周辺で起こる殺人事件である。殺されるのは、その椿さんの恩師が殺されるもの。しかも、場所はその教授の研究室で、2階の研究室のドアには鍵がかかっているのだが、外から窓の中へ向かって、点々と服が脱ぎ捨てられてるというもの。なぜ、被害者は裸になりながら研究室に窓から入り、死んだのかという密室殺人である。
種を明かしていくことを承知で書くなら、服を脱ぎながら部屋に入ろうが、服を脱ぎながら外へでようが、後から見ると同じ光景ということはあるのだな、ということか。動機は、よくある痴情沙汰なのだが、痴情のもつれの大本に、知識人への格好良さが期待はずれだったことが潜むのは、インテリの巣窟たる大学での殺人事件であるせいだろうか。

この後「姫宮あゆみ」と「巫 弓彦」のコンビを見かけないような気がするのは残念だが、ちょっと淋しいものを感じながら、テンポ良く読めるミステリー3篇である。

2006年4月3日月曜日

マーボ豆腐、シメジと野菜のスープ

年度が替わり、私も、うちの奥さんも仕事の部署が替わったため、それぞれにあわただしい。
おまけに新年度ということで、引継ぎやら新規採用の人たちやら、歓迎会やら春めいた行事がある。
そんなこんなで、今日は簡単な料理に。
マーボ豆腐は、小鉢にいれて、料理として食する。今日は丼にはしない。
シメジはジャガイモやにんじん、タマネギと一緒にコンソメスープに。
お酒に傷んできた胃腸には優しい。
ブリの煮付けは昨日のあまり物だが、一日経った魚の煮付けは、煮汁の味が沁みていて旨いことは旨い。


2006年4月2日日曜日

回鍋肉、ブリの煮付け

ひさびさに回鍋肉。この料理も、ハウスのCookDoの普及にあわせて家庭内に入ってきた料理だろう。
今日のは、ちょっと野菜を炒めすぎていて柔らかすぎるように思えるのが難。
職場の近くの中華料理屋に中華丼の変わり丼と称して、裏メニューの「味噌丼」というのがあって、思えば、これが八宝菜の替わりに回鍋肉を飯の上に載せたものだった。かなりの濃厚味で満腹感もひとしおであったのを思い出す。
ブリの煮付けは、ハタハタやカレイに代わって、煮付けのレギュラーに台頭してきた。
半分はビールのあてに
半分は飯のおかずに
が定番の私の食べかた


2006年4月1日土曜日

豚バラ肉と白菜鍋、ハタハタの煮付け

4月に入るというのに、雪がちらついたりする、妙な天候が続く。そんなわけで、普段なら、お蔵入りしていてもおかしくない鍋料理が登場。これで、鍋料理とも、秋口までお別れかなと思う。


煮魚も冬によくお目にかかったハタハタ。これも冬の定番っぽいメニュー。
冬から春への本格的な交替を前に、冬のなごりが登板したメニューであった。