薄切りの肉は、こてこてとタレをつけるより、あっさりとした焼き方のほうが肉の旨みを出す場合がある、と固く信じている。どうかすると、薄切り肉の方が、ステーキより美味く感じることがあるのは、分厚いステーキを食べる機械の少ない庶民の生活ゆえか・・・。
もっとも、今回の焼肉は、塩、胡椒だけでは、ちょっと物足りなかったので、焼肉用のタレをうっすらとかけた。
小イワシは、5~6センチぐらいのものを煮付けたもの。小さいので、骨もそのまま食べられる。ただし、背中の背ビレのところは、そのまま食べると口の中がイガイがするので、食べるときに指でむしりとる。
たけのこは頂き物。「たけのこの刺身」にするような小ぶりのものではなくで、ゴワゴワとした皮もついているデカイもの。これを薄切りにして、醤油味で煮付ける。あまり、たくさん食べると、たけのこのアクにあたりそうな感じになるので、ちょっと自省する。今度は「タケノコご飯」がいいなー。
最近、山の方では、イノシシが大量に出没して、タケノコも、地面に出るかでないかのところを掘り起こして根こそぎ食べてしまうという話を聞いた。山の方に食料がなくなっているせいもあるのだろうが、「山の復讐」がはじまったか・・・、と不穏当なことを考えたりする。
自然と人間の折り合いは、どこでつけられるのだろうか・・・?
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