2014年6月1日日曜日

ヤマダイーブックサービス停止に関し、あれこれ思うこと

ヤマダ電機のヤマダイーブックサービスが7月に中止され、新しいサービスへの移行を模索している中で、購入した電子書籍が読めなくなると報道されて、批判が出始めるやポイント還元を認めたり、このあおりでディスカヴァー・トゥエンティワンが外部サービスが中止になった時の自社サービスの提供を発表したりとかしている。
買った電子書籍が無駄になる」は「記載不備」 ヤマダイーブックがサービス終了告知についておわび
大騒ぎ、といった風になっていかないのは、電子書籍の市場がほとんどがKindle、少々がKoboといったことになっているせいだろうか。

個人的には国産の電子書籍サービスを排斥するほうではなく、いまだにe-book japanなどなどのコンテンツを買っているので、まあ擁護派といっていいと思うんだが、なぜ、サービス廃止に伴って今までの既販売分もチャラってな発想が、記載不備だってことは認めるとしても一時的にも堂々と出てきたってことが不思議なこと。

もちろん電子書籍が閲覧権だってことはあるのだが、提供側が営業不振となれば一方的に打ち切り、しかも既販売分のサポートもしないっていうのは、国産電子書籍の心意気もそこまでか、と失望を禁じ得なかった次第。

楽天KoboもRABOOのサービスの終了時を思うと安閑としてはいられない気がするし、せめてもの救いというか期待はヨーロッパでのSony Reader終了時にKoboへの移行をしたっていうことか・・・。
国産電子書籍サービスの行方は定かではないが、サービス終了時の担保をきちんと示さないと、ますます暗澹とせざるをえないのだが・・。

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