日本の人口最少県である鳥取県に住まう、リタイア生活の途上人の田舎の日常のあれこれ。「辺境」には地理的、意識的の二つの側面があり、 あくまで『”中心”ではない』と宣言中。このサイトは、本編「辺境駐在員の備忘録」の過去ログ+私的な記録+補遺なのであしからず
2018年12月30日日曜日
今年の餅つきは「気持ちだけ」参加
2018年12月28日金曜日
ご飯のお供 「牛肉のしぐれ煮」を食す
帰省といえば、故郷への土産というのがつきものなんであるが、今回は京都・寺町三条の三嶋亭の「牛肉のしぐれ煮」である。
包をあけるとパッケージの蓋のウラにお品書きが書いてある。文章の中程、突然にたどたどしい「京都弁」が登場するのが面白い。京都弁として正しい用語使いなのかどうかは、当方は都育ちではないので不明である。
中身は厳重に、封印されている。湿気を嫌うからだろうが、昔は錦松梅のような袋詰であったのだろうな、と勝手に想像する。
封を開けると、ふわふわの「しぐれ煮」がこんもりと入っている。なんか「ワクワク」してしまうのは、旨そうなものに出会った時の、人間の習性であるのだろう。
早速、熱々のご飯にかけて食す。すこし多いかな、と思うほどかけるのが、戴き物の封を開けた時の醍醐味である。残量が少なくなると、途端にケチくさくなるのが、大人物ではない証である。
味は結構甘めで、「旅行の友」や「ふりかけ」系とは違って、昔ながらの「ごはんのお供」である。炊きたてのご飯にかけるとたまらんですね。
鳥取県北栄町「京都ラーメン」で冬のお気に入り「カレー野菜ラーメン」を食す。
最近、めっきり冬めいてきて肌寒い日が続くので、ここは冬のラーメンのお気に入りの「カレー野菜ラーメン」をチョイス。野菜なしだとちょっと寂しいのと、後述の激辛粉をいれて、とんでもなく辛くなった時に、舌の感覚をリフレッシュするのに、「野菜」が必要なんである。
ラーメン丼の左向こうに見えるのは、「魔法の激辛粉」で、これをいれるとてきめんに辛くなる。
くれぐれも入れすぎに注意であるのだが、内容物は不明である。
2018年12月26日水曜日
鳥取県米子市「まいもんや かっぱ」で「のどぐろの干物」を食す
刺し身とか焼き物などなどをさんざん食した後に出てきたのが、のどぐろの干物。
のどぐろといえば、島根県の県魚でもあるし、錦織圭選手が好物だということで有名になったのだが、山陰地方では、結構日常的に食せる食材である。
ただ、刺し身とか、焼き物が一番多い食べ方で、干物は珍しい。
一人一尾あて出てくるので、争うことなく食せるのが良いところ。
出来の悪い干物は、醤油をかけたり、塩を追加でかけたり、といった細工が必要なのだが、今回は、何も足さず、手でもってバリバリと食せる。
2018年12月24日月曜日
鳥取県鳥取市「拉麺屋 神楽」で「札幌ラーメン」を食す
ただまあ、田舎のことであるので、30分、1時間待ちといったことはなく、10分程度待てば席に案内される。
ここはもともと「九州ラーメン」系であったように思ったのだが、山陰地方を中心に店が増えるにつれ、客の方の注文も多様化したせいであろうか、最近では、九州以外のメニューも増えている。
なので、本日は「札幌味噌らーめん」大盛りをチョイス。定番の「とんこつ」ラーメンでは大盛りはなく「替え玉スタイル」なのだが、これには大盛りがある。もっとも札幌ラーメンの替え玉ってのは、なんとも奇妙でいただけない気がするので、これはこれで良し。
当方が小さな頃は、ラーメンと言えば、鳥取のもやしとナルトだけ載っている、うどんだしのものがほとんとであったのだが、時が経つにつれ、北陸の「8番ラーメン」、北海道の「道産子」といったチェーンが出店して、醤油、塩、味噌といった味のものがラーメンにはあるんだな、と思ったのが、地方が均質化していく経験の始まりであったのかもしれない。
それはさておき、ラーメンのほうは、コーン、ナルト、チャーシューといった定番の具に、軽めの縮れ麺。大量に白ネギが載っているのだが、これが「北海道」でも常態かどうかは、北海道に行ったことのない当方としては、判断のしようがないところである。
家人は、定番の「とんこつ淡」。この店ではありきたりではあるが、「日替わり定食」がその店で一番間違いのない味、という鉄則を押さえたチョイスである。
娘は、特製味噌ラーメンに、味玉をトッピング。味噌ラーメン系ではこういうほうが今では定番になってきている感があるな。
2018年12月9日日曜日
今年の鳥取市内の初雪であります
ここ1〜2年は、日本海側のあちこちで豪雪が続いていたのだが、今年の冬は暖冬だ、ということで安心しきっていたのだが、やはり、時季になると雪は降る、ということであろう。
できうれば、ほどほどに願いたいところでありますな。
2018年12月4日火曜日
鳥取県の米子空港の「蛇口から蟹のだし汁」に行ってみた
いくつかの地方紙ではすでにレビューされているので目新しくはないが、鳥取県の米子空港に「「蛇口から蟹のだし汁」の現場にいってみた。
2018年12月1日土曜日
「うなぎおこわ」を食す
うなぎといえば天然物やら養殖物やらと昔はうるさかったものなのだが、最近は幼魚のシラスが激減したことで、養殖物すらも高級品になりかけているようだ。マグロと一緒で、数が少なくなると突然もてはやされるのは、「ヒト」と同じである。
それはそれとして、パッケージはこんなの。とても、もったいぶったつくりである。
同梱のパン付には、あれこれと謂れが書いてある。「うなぎの皮は弊社独自の方法で取り除」いてあって、「うなぎの皮」の食感と「おこわ」がミスマッチなんであるかな、と推測してみる。
現物の形状は、こんな風
たしかに皮がないほうが見た目は美しい。
おこわはもっちりとしているし、うなぎもレンジで温めるだけの割にはふっくらとしていて、味もしっかりしている。添付の山椒をたっぷりかけて食す。唐辛子にしろ、山椒にしろ、おまけでついている小袋の中身を、本体の味見もせずにかけてしまうのが、当方の悪癖である。ラーメンも外観だけで判断してコショーをかけるくちなので、食レポなんていうのとは程遠いのだが、うなぎ丼を掻き込むのとは違って、ほんのりと上品な風情が漂う。
大きさは小さめなので、最後の〆的につまむ、ってのが粋でよろしいかと思いますね。
2018年11月30日金曜日
鳥取県米子市 中華料理「たま」で「ラーメン」を食した
ところが、近くのラーメン屋はどこも満員で、ひさびさに、米子の朝日町で古くから営業している「たま」に流れ着いた次第。
時間がまだ早かったせいか(時間が早いのに「かなり酔ってる」ってのはどれだけ呑んだのだ、というお叱りはごもっともであります)、まだ酔客はいない。
なので、連れの4人でテーブル席を占めて、ビールとラーメンを注文。
ラーメンの外観はこういうオーソドックスな出で立ち。
麺はストレート麺。具は豚肉のチャーシュー、もやし、白ネギというシンプル極まりない。スープは牛骨らしき味わいでこってり感はない。で、お味のほうは・・・。はっきり言っておきます。結構、塩がきいてます。ただ、この塩加減が、酔っている時には、「良い」んですなぁ。
しっかりと完食いたしました。
2018年11月24日土曜日
鳥取県鳥取市「倉式珈琲店」でモーニングセット各種を食す
「充実したモーニング・セット」というのは、コメダ珈琲店を始めとした「名古屋」系のチェーンの専売特許のように思っていたのだが、最近はマクドナルドを始め、朝の客を取り込む動きが結構あるような気がしている。
向かったのは、鳥取市でも旧国府町の境のあたりで、田園地帯が始まるとところのスーパーマーケットを中心としてブックストア、薬局などが集まる集合店舗エリアにある「倉式珈琲店」というところ。倉敷と関係あるかどうかよくわからない。
店の外観はこんなふう。田園地帯の周囲に高い建物がない道路沿いで、黒い建物が出現するので分かりやすい立地である。
店の前には、モーニングセットの写真を載せたパネルが置いてある。結構種類が豊富でありますぞ。
店内は混んではいるが、お客さんの入れ替わりが早いので、さほど待たずに座ることができた。
で、早速に注文。当方は「倉式モーニング」。はじめての店は、その店の一押しメニューか定番っぽいメニューを選んで様子を見るんである。
パンのほうは、トーストかバケットか選べるので、バケットを選択。奥さんは「フレンチトースト」、娘は「ホットたまごサンド」のモーニングを選び、モーニングセットと好みの飲み物をセットする形式なので、当方はブレンド、奥さんはカプチーノ、娘はココアを注文。
しばらく待つと登場。
これが「倉敷モーニング」
「フレンチトースト」
「ホットたまごサンド」
「倉敷モーニング」のバケットは結構カリカリに仕上がっていて、しかもバターがたっぷりかかっているのが嬉しい。卵は通常の固茹で卵ですね。
コーヒーはサイホンで供される。味は濃い目。昔ながらの喫茶店のコーヒーのような感じで、今は閉店してしまったけど、大阪に本店があって、そのお弟子さんが鳥取市内で店を開いていた老舗珈琲店「丸福珈琲」を思わせる味でありました。
【関連記事】
旅の食事の基本は「朝」にある ー 西川 治「世界ぐるっと朝食紀行」(新潮文庫)
2018年11月17日土曜日
鳥取県米子市「昌庵」で "三色割子そば” を食す
本日は鳥取県の大山のほうで、「バーガーフェスタ」という日本の有名ハンバーガーが集まって雌雄を決するイベントがあったのだが、あいにくの雨。屋外イベントというのは、こういう天候に左右される、ちょっとギャンブルっぽいところがあるのが難ではある。
なので、昼食はその会場でハンバーガーを食しても良かったのだが、雨で体が冷えたこともあって、米子市内で「蕎麦」を食することにした。
向かった先は「昌庵」という蕎麦屋。田園風景のど真ん中に店がある。
風情を感じたい向きは、この正面の門から入ってもよいのだが、実は隣の駐車場の方からは横っちょのほうから入ったほうが近い。
休日のお昼前ではあったが、雨模様のせいか、待つことなくカウンター席に座ることができた。さて、注文なのだが、体が冷えたので熱い蕎麦でも、と思ってきたのだが、周りの様子に押されて、「三色割子」を注文。
2018年11月1日木曜日
「AI」が全盛となる時代に「機嫌よく働く」ためのポイントを考える
【 「AI」に関する記事2つー「光」と「陰」】
【野口悠紀雄『「産業革命以前」の時代へ』でのアドバイス】
【当方が勧める3つの「機嫌よく働く」ためのポイント】
①「定型的」なことからはできるだけ遠ざかる
②「考えること」の割合を増やす
③「人の手」をいれることによるプラス・オンを考える
【まとめ】
2018年9月22日土曜日
鳥取県鳥取市「大阪王将」の「五目あんかけラーメン」を食す
まあ、中華料理屋で昼食となれば、おとなしく麺類かなということで「五目あんかけラーメン」を選択。
「あんかけ」はなかなか冷めないので、夏の熱い日は禁物なんだが、気候も秋めいてきて食べごろになってきた。
イカもプリプリしているし、白菜もたくさんで、お値ごろですな。
2018年9月16日日曜日
鳥取県大山町「大山 山ガールフェスタ」で「猪肉のトマトチャウダー」を食した
であるのだが、ポケモンショーは、子供らがわらわらとよってきて、未だポケモン強しを感じさせた。
掘り出し物は、米子市の「オーンズ」というお店の出していた「猪肉のトマトチャウダー」。
しっかり煮込んであるので、猪肉の獣臭は消えている。気温も下がっていたので、こういう時に温かいものはうれしいですな。
2018年9月15日土曜日
今夏に呑んだ、新発売の「缶ビール」たち 総まとめ
と同時に、「夏」は「ビール」の実力が試される時期であって、特に今年は「ビール・ブーム」であるのか、クラフト・ビールを始めとして缶ビールの新製品(多くは夏限定なのだが)が多く売り出されていた。
ここらで、呑んだ缶ビールを記録しておこう。
【GRAND KIRIN IPA】
「ホップ愛香る、インディア・ペールエール」と宣伝文句にはある。
たしかにホップは強いな。濃い色合いで、味もインパクトあり。
2018年9月13日木曜日
鳥取県倉吉市「白壁倶楽部」でディナーを食した
ここは、倉吉市の「白壁土蔵群」の一角にあって、一昨年の地震では、内部が壊れたり、物が散乱したりといた被害を受けたらしいのだが、今はすっかりきれいになって、歴史を感じる佇まいを取り戻している。
外観は「白壁倶楽部」のHPで確認していただきたいのだが、内部はこんな感じ。
2018年9月5日水曜日
セブンイレブンの「焼き鳥炭火焼き」を食す
なので、帰宅途中に、セブンイレブンで「焼き鳥炭火焼き」を購入し、遅い”家呑み”にする。
説明書きに従って、忠実にレンジでチンしていただく。量もそこそこあって、コンビニ冷凍食品の常として味は濃いめなので、外で生酔いした時の家呑みにもってこいと、いえなくもない。
2018年9月1日土曜日
鳥取県米子市「来香」の「つけ麺 大盛り」を食す
仕事を済ませた帰り道に、米子市「来香」で「つけ麺 大盛り」。
「来香」は牛骨ラーメンの店であるのだが、さすがの猛暑で、とてもラーメンを食す気分ではなく、つけ麺を注文。
麺は、ラーメンと同様しっかりと腰があり、ネギと一緒にタレとよく絡む。つけダレは、チャーシュー、ネギの入った、こってりしている外観ではあるが、牛骨と同じくすっきりとした甘口の味わいである。
酷暑にはぴったりでありますな。
2018年8月30日木曜日
セブンイレブンの一人前冷凍食品「札幌 すみれ」の「チャーハン」を食す
今日は、そのうち「札幌 すみれ」の「チャーハン」を食した。
作り方はレンジで温めればOKという、最近の厨房派から見るととんでもないものであるが、とにかく手っ取り早く食したい、単身赴任の親父には嬉しい調理法であるし、分量である。
味は有名店の名前を関しているだけあって、ちゃんとしていて、このあたりも信頼できるところである。自分でつくると、べちゃべちゃになったり、味にムラがあったり、とにかく当てにならないもである。
ただ、注意すべきは熱々のうちに食さないといけない、ということですね。油や水分がレンジで加熱して丁度よい具合に調整してあるので、ほっとくとちょっと固くなりますね
2018年8月29日水曜日
鳥取県米子市「大連」の「中華丼」を食した
街場中華は、首都だけなく、地方都市への浸透していて、どうかすると生き残り率は、地方都市のほうが多いかもしれない。
で、本日は、そんな地方都市の街場中華でもある、「大連」の「中華丼」を昼食の出前でいただく。出前の文化も最近は寂れてきているのだが、まだまだ地方都市の官公庁や地方の中堅企業や支店の昼食文化では、仕出し弁当と並んで主力である。
味はまあ、「中華丼」であるのだが、注目いただきたいのは、箸休めの「漬物」で「タクワン」である。このあたり、戦後、地方部にやってきた「中華」が地元に馴染み、市民権を得た、国際交流の象徴である感じがしますな。
2018年8月26日日曜日
名古屋名物「さんわの手羽煮」を食した
本日は、そのうちの「さんわの手羽煮」なるものを食した。パッケージはこんな風。名古屋ってのは「手羽」が好きですね、と改めて思う。
現物はこんな感じ。レトルトであるので、皮も肉も柔らかく仕上がっております。味は濃いめですね。
2018年8月25日土曜日
鳥取県鳥取市「さぬきや」で「カツうどん」を食した
土日のイベントが続いていて、奥さんや娘と休日の昼食を一緒にとる機会が、ここ一月ほどなかったのだが、久々の家族揃っての休日。ということで、本日の昼食は鳥取市の「さぬきや」といううどん店に来店。この店は、変わり種うどんを出すことが生きがいなのか、かなり品数が多いのが特徴ですね。
当方はカツうどん。確か岡山の駅前に「かつめん」という、とんかつを入れたラーメンを提供する店があったな、と記憶を呼び起こす。家族感満載の「あさ月」という店だったか。「うどん」に「とんかつ」という組み合わせがどういうものか、怖いものみたさもあって注文。
関西風のあっさりとしたうどんダシなので、「カツ」の主張とぶつかることなく受けとめている感じではありますが、主張の強さにちょっと戸惑っているという感じはありますな。
娘は、店のメニューに「オススメ」となっている「カルボナーラうどん」を注文。
本人曰くは、「美味しい」とのこと。
<追記>
残念ながらこの店は2019年1月頃に閉店してしまいましたね。
大衆的で、特色あるメニューの多い店だったんですが・・・。
2018年8月22日水曜日
柄木孝志さんの新写真集「24hours」
大山1300年の記念ということで、結構気合の入った写真集であるようだ。
大山の24時間を綴るといった構成で、四季折々の姿が切り取られている。
とりわけ、表紙にもなっている冬の大山山頂の写真は圧巻でありましたな。
2018年8月16日木曜日
鳥取県米子市「丸源ラーメン」で「野菜肉そば」を食す
明日が人間ドックで、実家近くの病院で受診するため、本日は単身赴任先で夕食を済ませて実家へ帰る。
ドック前日であるのだから、ちょっとは健康に気のつかったものを食せばよいのかもしれないが、なに、付け焼き刃はいつかばれるもの。少々、油っぽいが、暑い日に精をつけるにはこれぐらいは最低限度であろう。
2018年8月14日火曜日
鳥取県鳥取市「湖山大門」で焼き肉を食す
ちょうど、鳥取市は、夏の花火大会ということで、満員の店続出であったようだが、奥さんがなんとか予約をねじ込んでもらった。
もともと繁盛していた店なんだが、昨年の夏に改装したせいか、ますますの繁盛ぶりである。
焼き肉は、とにかく注文する、焼く、食う、呑むといった勢いが大事なので、ここはガンガンといく。ただ、当方の注文するミノ、テッチャン、センマイといったホルモンの数々は、当方の独占である。
最後のシメは、カルビクッパ。焼き肉でかなり満腹になっているので、ハーフサイズに。
唐辛子の辛さで汗をかいて終了、というのが「焼き肉」のお決まりであります。