「AI」が全盛となる時代に「機嫌よく働く」ためのポイントを考える

2018年11月1日木曜日

仕事術

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【 「AI」に関する記事2つー「光」と「陰」】

 
ITmediaによる、NECプラットフォームソリューション事業部マネージャーのセミナーの概要をまとめた『「AI導入のリスク」よりも「AIを活用しないことで起きるリスク」を考えろ』という記事では
 
・もはやAIはブームではない
・AIの精度が100%ではないことをリスクとして手をこまねくのではなく、AIを活用しないことで想定されるリスク(少子高齢化による労働人口の減少やノウハウのあるベテラン社員の不足)の対処するためにAIを活用するステージに入っている
・企業のAI導入につながる「情報活用」のステージは
①データ取得(収集)ができているか
②データが活用できる形で蓄積できているか
③データを見える化してビジネスに活用できているか
④予測、最適化などの高度な分析のトライアルができているか
⑤分析モデルを作成しビジネスで成果をあげているか
の5段階で、企業はこのステージを1段階づつ上って情報活用のレベル向上を目指すべき
 
一方で、AIへの過信を戒める記事もあって、「日本を覆う「AI万能感」の危ない正体」では
 
・そもそも、AIは学習時に与えられたデータを使って、最も当てはまりの高い解を「推定」しているにすぎない。
人間のように概念を理解し思考をもって答えを「決定」しているわけではない
・今のAIは言語の意味やそれが持つ真意を人間の知能のように理解して、解答を導き出しているわけではない。
 統計的な処理とAI的な処理を融合させて、最適解を探しているに過ぎない
 
としていて、今の「AI」は、当方のような一般人が思い浮かべる「HAL」のような人工知能には遥か及ばない段階にあるようだ。
 
この2つの記事から「AI」による社会の変化を推測すると
 
①「AI」による企業の変化は「まだら」に進む。それは、「AI」に適した業種かどうかではなくて、それぞれのAIへの理解度によってまちまちに進む。
②このため、企業社会の変化も劇的には起きない。
③個人を取り巻く環境も、企業社会の変化にひきづられて、劇的には変化しない。ただ、いつの間にか、生活や職場が変化している状況で、確実に、仕事が減ったり、変わったりしている
 
といった風に、じわじわと水かさが増していくように、気がつけば、すっかりあたりの様子が変わっていたというような感じで進むはずで、企業活動はおいといて、個人としても自己防衛を講じておいたほうがよいのは間違いない。
 
 

【野口悠紀雄『「産業革命以前」の時代へ』でのアドバイス】

 
 
このあたり、先だってレビューした野口悠紀雄氏の『「産業革命以前」の時代へ』では
 
人間でなければできない仕事は残るだろう。例えば、「なぜか?」という疑問をAIが発することはできないだろう。そしてAIが定型的な文章を書いてくれるようになれば、人間は分析的な作業に集中できるようになる。
(略)
さらに残る仕事は、創造的な仕事だけではない。例えば、掃除だ。「何がゴミであるか」を判別するのは、それほど容易なことではない。一見したところ単なる紙切れに見えても、そこに重要なメモが書いてあるかもしれないからだ。
いかにコンピュータが進化しようと、行っているのは演算に過ぎない。
判断をするためには、機械学習するAIでもデータが必要だ。それは人間が与える。だから、人間は主人であり続けるだろう(P189)
 
とし
 
いま必要なのは、人間にしかできない価値のある仕事がなんであるかを考え、それを追求することだ。
自分にしかできない価値をいかに生み出すかが、これからますます問われてくる(P189)
 
とアドバイスしている。
 

【当方が勧める3つの「機嫌よく働く」ためのポイント】

 

①「定型的」なことからはできるだけ遠ざかる

 
AIの得意分野は、ビッグデータに基づいて分析、推計することであること。このジャンルで戦っても人間に勝ち目はない。
なので、いさぎよく、この分野からは手をひいていこう。例えば、入力作業とか、集計作業、データ分析といった仕事については、できるだけ、自動化、機械化、あるいは外注化することを考えて、自ら手を動かすことは、できるだ避ける。一応、必要最低限なことはできるようにしておく必要が今のところはあっても、熟練する必要はない。
 

②「考えること」の割合を増やす

 
これは企画やプランニングに特化しろ、といっているのではない。自分がやっている仕事は単純な「作業」にするのではなく、「もっと自動化できないか」「もっと楽できないか」、「もっとうまくいく方法はないか」という視点で考えていくということ。
単純作業が必要な場面は多いし、ポジションによっては、避けられないことも多い。できるだけ、AIにできそうなことからは逃げ出して、AIが苦手とするところを見つけて、やっていこう。
 

③「人の手」をいれることによるプラス・オンを考える

 
AIの苦手なところは「ハンドメイド」などの「人の感性」が関わるところ。データーから推測されることをなぞるのではなくて、自分の感性によって、なにかプラスオンできないか考えてみよう。例えば、データの集計作業などをやらされていても、自分なりのデータの使い方や新たなビジネスを考えてみる、なんてことをついでにやってみてもよいのでは。
 

【まとめ】

 
「AI時代」に機嫌よく働くコツは、否定形で、気まぐれである「人間の特性」にある意味、忠実に従ってみるということに尽きるのかもしれない。例えば、自分たちの創意工夫を、作っているものにこっそりと忍ばせたりといった、江戸時代の職人たちがの振る舞いが参考になるかもしれないですね。

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日本の人口最少県の住人。なりわいは行政書士。読書好き、ガジェット好きの昭和人です。

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