ゲーム雑誌出版のエンターブレイン(東京都千代田区)によると、3DSが値下げされた直後の8月第2週(8~14日)の国内販売台数は約21万5千台に達した。2月26日の発売初週(約37万1千台)に次ぐ水準で、値下げ前の買い控えがあった8月第1週(1~7日)に比べ約58倍と大幅に増加した。値下げのインパクトが販売台数を大きく押し上げた形だ。
しかし、その効果は長続きしなかった。値下げの翌週(8月15~21日)には約10万7千台と早くも半減。8月第5週(8月29~9月4日)には約5万5千台と、値下げした週(8月8~14日)に比べ、約4分の1に落ち込んだ。値下げからほぼ1カ月で、その効果は吹き飛んだ格好だ。
ということらしいのだが、目だったソフトのない3DSが値下げだけでは、どうにもならなかったということだろう。
記事中には
3DSは発売直後こそ好調だったが、発売2カ月後には最大のライバルであるソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の携帯型ゲーム機「プレイステーション・ポータブル(PSP)」に国内販売台数で抜かれた。6年以上前に発売されたPSPに3DSが売り負けるのは、任天堂にとっては屈辱の事態と言っていい。
といったこともあるのだが、なに、PSPもハードが素晴らしいから巻き返したわけではなくて、モンハン人のおかげといえなくもなくて、そのあたり、ソフトに恵まれたかどうかの差なのだろう。
まあ、ライバルもSONYもプレステ・ヴィータの発売を予定しているので、勝負はそれが出るあたりに、ひとまずの決着がついてくるんだろうが、SONYもハード偏重で大ゴケすることがよくあるから、ニンテンドーの巻き返しもけして夢ではなかろう。
要は、面白いソフトをいかにつくれるということにかかっていると思うのだが・・・.。ただまあ、最初ボロクソに言われていたDSが大化けした時代を経験した身としては、まだまだ勝負はこれから、と思いたいのである。
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