2019年3月21日木曜日

鳥取県境港市「みやべ」で「かまあげ」と「ざるそば」を食す

本日のお昼はお誘いがあって、鳥取県の境港市で「蕎麦」を食すことに。

場所は水木しげるロードにある「水木しげる記念館」から国道431号に向かって行った「みやべ」というお店。店内は座敷のほうに座卓2つ、土間のほうに4人がけのテーブル2つという、いたって小ぶりなつくりである。店内のパネルによると「昭和初期の創業から変わらぬ味。蕎麦は国産にこだわり北海道産。石臼で自家製粉し、手ごね、手打ちで細めに仕上げました」とある。おすすめは「かまあげ」「ざるそば」「わりごそば」であるらしい。

連れて行ってもらった方によると、「かまあげ」を最初に食べて、「ざるそば」を食すのが絶品ということで先達の言うことには無条件で従うことにする。

まずは「かまあげ」が到着。「つゆ」のほうは少しトロッとしている。蕎麦の茹で汁に、そのまま出し汁が入っているようですな。茹で汁のせいか、辛さは感じない。むしろ甘味を感じる。蕎麦が細身で、だし汁によく絡む。薬味は、ネギと海苔だけなのだが、海苔をだし汁に広げ、蕎麦と絡めながらすすると・・・。旨いですわ。

完食しました。汁も全部飲んでしまった。

続いては「ざる蕎麦」。これも海苔とネギだけというオーソドクスな出で立ちであります。

つゆのほうは辛め・濃いめなので、蕎麦はちょっとづけが良いですね。ただ、いわゆる「江戸っ子」のように端っこをちょっとつけた手繰るなんて食べ方は頼りなくていけない。どっぷり浸けて、さっと引き出すという田舎者丸出しの食し方で勘弁してもらいたい。「粋な食べ方」ってのは不自由でいけないな。

ほどよく冷えていて、コシのある蕎麦で、のどごしと蕎麦の風味が絶品ですな。出雲蕎麦風の割子もいいが、こういう細い麺の蕎麦は、ざる蕎麦かもりそばが一番よろしいようですね。なにはともあれ、美味しくいただきました。蕎麦湯も全部呑み干して、満足であります。

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蕎麦は日本古来の食べ物である上に、江戸の「通」の代名詞みたいなところがあるので、名店ガイドとかがたくさんでてますね。

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