鳥取県米子市「さっかどう」で「シシ煮干しそば」の試食会に参加した

2019年3月11日月曜日

ラーメン

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縁あって、鳥取県米子市の「さっかどう」で開催された「シシ煮干しそば」の試食会に参加させてもらった。

こちらの店では、「煮干し」からとったスープが絶品の繁盛店なのだが、今回は、その煮干しと「イノシシ」肉からとったダシの新作ラーメンの試食会である。

使用する「イノシシ」は、鳥取県内のイノシシ牧場で出荷している肉の端切れ肉を使ったもので、この肉は普段は有料で廃棄しているものを、有効利用しようという試みでもある。


手前のほうがダシを取る前の肉で、向こうにあるのがダシをとった後の肉である。これで2頭分ぐらいの端切れ肉であるそうだ。イノシシ牧場を経営している徳岡さんに聞くと、イノシシの肉を出荷する時は「筋」を丁寧にとらないと、調理した時に縮んでしまって、レストランが嫌うらしい。なので、これぐらい大ぶりの端切れ肉がでてしまう、とのこと。
これをラーメンスープのダシとして使うのだが、豚肉を使う場合に比べコストも下げられるということで、結構一石二鳥の取り組みになるようだ。

できあがった「シシ煮干しそば」はこんな出で立ち


試食会なので、チャーシューとかの具材はない。イノシシ肉を使ったチャーシューはまだ未完成のため、あえてネギだけで提供。この店のデフォルトのチャーシューは豚肉のため味が濁るのを避けたい、とのことである。

スープは清湯スープ仕立てで澄み切っている。お味のほうがコッテリ感がありつつもすっきりとした感じでよろしいですな。麺は細麺でスープによくあうのもまた良。あっという間に完食いたしました。

2019年の初夏から夏を目標に製品化を進めたい、とのことで店頭で提供されるのが楽しみですね。

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日本の人口最少県の住人。なりわいは行政書士。読書好き、ガジェット好きの昭和人です。

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