2006年8月29日火曜日

イガイの塩蒸し焼き

本日は、大きめの「イガイ」が手に入ったので塩をふって、オーブンで蒸し焼きにする。
普通なら、吸い物などにするのだろうが、大きめのものはこうして蒸し焼きにしないともったいない。

盆の頃は、魚屋の魚も払底していて、こんな大きなものは出回っていなかったのだが、料理屋とかの需要が落ちたのか最近出回るようになってきた。
一体に、魚の動きは料理屋主体に動いているように思えて、良品はまず京阪神へ、つぎは地元のホテルか料理屋、その後に地元の家庭、といった具合になっているように思う。
こぼれものなのね・・・と自嘲してみるが、さりとて金を惜しまず、旬の立派なものを買おうにも、資力といったところで限界がある。
まあ、こぼれものでも、良いものはあると自分を納得させながら、貝を口にする。このイガイというやつ、毛みたいなものがあって、そこは食べられない。で、貝を開いたら、その毛みたいなのをつまんで口に運ぶのが食べやすいかな。味はほんのりと塩味が良。濃い目の味付けは、磯の香りを邪魔するような気がする。


ほかは、サザエの刺身少々と、クソビラメの煮付け。「クソ」とは書いたが、上品な白身で、美味しいんだよ。

0 件のコメント:

コメントを投稿