2019年1月7日月曜日

2019年の「七草粥」を食しそこねた

今年の「七草」はひさびさに実家のほうにいたのだが、病院の検診の予定が入っていて、残念ながら麻は絶食。

なので、今年は、家族の食していた「七草粥」を、隣から眺めて満足することにする。
昨年、一昨年は「七草」の日は単身赴任地で過ごしていたので、今年は、少しは家族に近い距離にいることになる。



七草粥は、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロというらしいのだが、今どき、野を探しても集められるわけもなく、ネットで調理法とかをググってみると、いずれもパックの「七草セット」を使っての調理法しかでていないのは時勢というものであろう。家人に聞いてみると、うちの七草も「当然、スーパーの七草パック」とということで、「なので、七草は全部入ってる(と思う)」と断言された。

そういえば、こういうセットものを使っていなかった時は、大根の葉っぱとかでごまかされていたような気がするので、その頃よりは伝統に忠実になったということであろうが、野に生えている「七草」の現物を見ても、定かには区別つかないので誤魔化されてもわからなかっただろうな、と反省しておく。

そんなこんなを考えると、「七草粥」を食べるという風習が維持されて、それ専用のパック製品が販売されているということは、伝統が跡形もなく消えてしまうことが多いことを考えると、稀有な例として称賛すべき例であるような気もする。

皆さんのおうちでは、「七草粥」を食されましたか?

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