フィンランド首相の恨み節に思う、複線的路線の大事さ

2014年11月8日土曜日

ビジネス

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先だって、ノキア・ブランドが消えてしまうことについてエントリーしたところなのだが、JーCASTニュースのこの記事」によると

2014年10月10日、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズはフィンランドを最上級のAAAからAA+に評価を引き下げた。これを受け、フィンランドのアレクサンデル・ストゥブ首相は13日、CNBCのインタビューで「アイフォンがノキアを、アイパッドが製紙業を殺した」と発言した。
かつて携帯電話で世界1位のシェアを誇っていたノキアは、スマートフォン市場に対応できず、2013年に携帯電話事業をマイクロソフトに売却。看板産業である製紙業の低迷もアイパッドなど電子リーダーの隆盛に影響を受けたという見立てだ。
一方でストゥブ首相は「われわれは必ずカムバックする」と述べている。

ということのようで、確かに今のノキアの凋落はiPhoneに始まるスマートフォンが携帯電話の世界を一新したことに間違いないだろうから、そうだねと思うところあるが、製紙業のところはどうかな、と思う次第。

個人的な仕事の環境を考えても確かに「紙」を利用する場面は減っているのは間違いないのだが、相変わらず紙の書類や紙の書籍が主流の場面は多いように感じてる。

ちなみに日本紙パルプ商事株式会社のグラフで見る紙のデータのページを見ても、紙の消費量は世界全体で、2008年 391,228千トン、2012年 399,985千トンと、アジア地域の消費が伸びているせいか、むしろ増えている。
もっともヨーロッパ地域では減少傾向にあるし、Kindleを始めとする(けしてiPadではなく)電子書籍の普及はアジアよりアメリカ、ヨーロッパにおいて進んでいるから、その影響をフィンランドの製紙業がもろに受けたというのは正解かもしれないが、紙全体がどうこうというのではなく、アジアへのシフトにうまく対応できていないせいのような気もする。

ただ、まあノキアといい、製紙業といい、モノラルなもので一旦当てると、一国の投資価値を押し上げ、一時代を風靡するのだが、いざ衰退となると一挙にくるな、というのが実感。
特にフィンランドは、ノキアなどによる上げ潮も大きかったから、その分下げ潮を大きく見えるのだろう。

単線的な大成功ではなく、複線的なそこそこの成功を組み合わせることが大事なのかもしれないですね。

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