2014年10月29日水曜日

手話を音声に変換するデバイスがもたらす世界

「IRORIO」のサイトでこういう情報を発見。(元記事はこちら)
UNI」というデバイス。タブレット端末のような見かけだが、内部には手の動きを認識する最新のモーション・センサーが取り付けられており、なんとその場で手話を音声に変換してくれる
    (中 略)
「UNI」は、現在クラウドファンディングの「Indiegogo」にて12月20日まで資金提供を受け付け中。
残念ながら、日本語にはまだ対応していないようだが、未来の社会への投資だと思って、出資してみては?


健常者→障がい者の意思伝達の方法ではないので、障がいのある人にとっては、まだまだ、という思いもあるかもしれないが、ICTや新しいデバイスがキャズムを埋めようとしている試みとして評価していい。健常者→障がい者への対応、例えば、AIを使って音声を手話や骨伝導に変えるとかのことができるようになれば、双方の意思伝達のストレスが激減するよね、と思う。

こうしたことは、「言葉の問題」にも言えて、非英語圏の人間が言葉のハンデを超える手段として、英語に堪能になるということも選択肢ではあるが、google翻訳のように外国語を母国語に引きよせる取り組みがもっと加速されてもいいような気がする。それは母国語が英語でない我々が先導し、英語圏の人々へリリースするという動きが大事で、googleなど英語圏の方から非英語圏のほうへよってくる形ではイニシアティブを向こうにとられたままで、向こう側から必要の薄い言語 と思われれば、はいおしまいということにもなりかねず、それは中国経済の大躍進で日本語を学ぶ欧米人やアジア人が減ったという現象の再来が頭をよぎるのである。

このあたり、「外国語ができる」というのは一種の売り込み材料だから現実的にやる動機が・・・、ということにもなるんだろうが、「ワークシフト」で描かれていた、仕事や業務のグローバル化はさけては通れないだろうから、未来において、「日本語」を母国語環境とする人々が悲哀を感じないように、まとまった形で始まらないものか、と夢想するのである.。

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