2013年8月25日日曜日

先行き期待したい書店内koboストア

意気込みだけの先行が目立つkoboなのだが、久々に今後の展開を期待ニュースがあった。それがこの「楽天kobo、書店内koboストアを国内で初展開 電子書籍の購入をサポート」というもの
 
内容は
 
書店内において、電子ブックリーダーの販売に加え、スタッフが端末のセットアップや電子ブックコンテンツの購入をサポートするサービス店舗を国内で初めて展開すると発表した。まずは8月18日から、ニューコ・ワン株式会社(本社:熊本県熊本市)が運営する「蔦屋書店 熊本三年坂店舗」において開始した。
 
 書店内koboストアでは、書店の一角にスペースを設け、書店スタッフが電子ブックリーダーやアクセサリーの販売に加え、端末のセットアップ、電子ブックコンテンツの紹介など、端末を購入した顧客がその場ですぐ使えるようにサポートするサービスを提供する。
 
というものなのだが、展開に期待したいのは、このサービスが「書店」「本屋」というビジネスジャンルに新しい動きを付け加えることができないのかな、というあたり。
 
地方の書店の衰退はニュースにもならない状態になっていて、大崎梢などの書店ミステリーのわきネタぐらいにしかならなくなっているのが実態だろう。原因については寡聞にして話す言葉をもたないが、これからの書店の有り様として思っているのは、書物や本のコンシェルジェ、それは紙の書物だけでなく電子書籍を含む電子データの来んシャルジェ的な役割で、図書館が「公共」という制約から怪しげなデータや商用物に踏み込めないところを踏み込んでいくという電子ブックやペーパー本の販売と会員制のアドバイスのサービスではないかというところ。いわば紙や電子いずれの形式も含めた「本」というもののアドバイザーというものではないか、ということである。
本屋の書店員のアドバイスを受けながら、「本屋」のWifiサービスを使ってKindleなどの電子本を「本屋」で購入する、そういったこともありなのかもしれないね、と夢想をしてみるのである。

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