Lifehacker.jpで「「怒鳴っても人間は変わらない!」史上最悪の職場を変えたシンプルな教え」というコラムを読んだ。
趣意としては、GMが経営していた時とトヨタが経営移管を受けた後のデトロイトの自動車工場の変化をとりあげて(変化というのは、まあちょっとお決まりになっているトヨタ方式のマジックの職場の変化のことなのだが)
・工場の職場で問題のあったのは、従業員ではなく仕組み
・組織は人間だけで成立するものではなくて仕組みがあって成り立つもの
・重要なのは「人をどう変えるか」ではなくて「仕組みをどう変えるか」
というもので、アメリカ特有の個人主義、ヒーロー主義的なものではなく、どちらかというと組織主義的なところが個人的にはしっくりくる。
仕事やビジネスがうまく運ばない時、えてしてそれに携わる人の能力ややる気がどうか、というところに目がいって、人を変えればうまくいくような気がするものだが、実際に担当を変えてもうまくいかないことはままある話。こうした時、例えばでデータ収集の仕方や企画の練り上げ方など仕事のやり方そのものにメスをいれることが必要なのかも。ただ、その時に注意しておかないといけないのは、言葉ではないが、「怒鳴って」仕組みを変える形になっていないかどうか、ということだろうか。
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