2013年7月15日月曜日

内向型と外向型

ちょっと流行っているらしいスーザン・ケインの「内向型の時代」を買ったはいいがまだ積ん読状態なところにLifeHacker.jpの「内向的な人と外交的な人がうまく共存するための方法」という記事を見つけた。
 
記事の趣意は、例えば仕事の打ち上げをどするかや金曜日の週末に何をするか、何かの集まりに誰を呼ぶかといった社会的なイベントの中で内向型の人間と外向型の人間のコンフリクトをどう少なくするか、といったところなのだが、傍論であるが興味深かったのは、内向型と外向型を見分けるのは
 
決定的な違いは、その人がどのように英気を養うかにあります。あなたにとって活力を一番得られるのはどんな環境ですか? ほかの人たちに囲まれることで元気になるのであれば、その人は外向的な人です。彼らは、1人で孤独に向き合っていると疲れを感じます。逆に、元気になるために1人で過ごす時間が必要な人たちは、内向的な人です。彼らは、大勢の人がいる環境に置かれると疲れてしまいます。
 
といったところにあるという主張。これは非常に示唆的で、アグレッシブで外に外にと出てくる人だから外向的だと考えるのはちょっと乱暴であるというのは個人的な感じからして首肯できる(基本的に、管理人も内向型だと思っているが、仕事上はかなり強引な方だと思われているので、そう思うのですよ)のだが、このエントリーの主論は、そうした隠れ内向型も含め、内向型が「英気」を養うにはどんな効率的な方法があるのか。というところ。
 
確かに内向型が英気を養うというかエネルギーとパワーを回復するには人から離れている時間が必要なことは間違いなくて、正直なところ仕事が立て込んで、おまけにそれがグループ作業である場合、四六時中、人と身近に、生身でやりとりをする状態が長ければ長いほど、内向型は消耗してしまうのである。
 
そこで必要なのは、強制的に一人になる、あるいは一人になっている状況をつくるということが重要で、いくつかの提案をしてみよう。
 
1 出張の時は書類を復習することにしてわざと離れた席に座る
2 昼寝や居眠りをしているふりをして会話から遠ざかる
3 休みがとれない場合は、無理に出張や遠目の外回りを入れる。しかもできるだけ一人で

といったところだろうか。要は孤独の状況で英気を養える状態をつくりあげることが重要だと思うので、内向型と思われる方は、そうした視点で工夫してみてはいかがだろうか

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