2019年5月11日土曜日

天気が良くて暑い休日はビールのつまみに「手作り燻製」

御代代わり記念の十連休中は、遠出もせず、単身赴任中の三年間放置していた家庭菜園の手入れや家の中やPCの中ファイルと片付けに専念していたのだが、こうした作業ばかりでは気が塞いでくるので、これまた久々に「燻製づくり」を再開してみた。

「自家製燻製」は2〜3年ぐらい前にブームになった時に、当方も使い古しのフライパンを使って、あれこれと燻していたのだが、再びそれを使うのもどうかな〜、ということで、燻製鍋は新調しての再開である。

以前始めた頃は、ゆで卵やチーズといった熱燻でも手間のかからないものが中心であったのだが、今回は「鶏胸肉のハム」をつくる。これをチョイスしたのは、鶏胸肉が安価なこともあるが、失敗する可能性がとても少ないからでもある。



まずは下ごしらえ。塩コショウを多めにして、1日程度置いておくという方法が一番カンタンではあるが、今回はソミュール液(ピックル液)をつくることにする。作り方はクックパッドや楽天レシピとかでたくさん出ているので、手間と時間をどれだけかける覚悟があるか、で決めればいいと思う。当方は、水、塩、砂糖、醤油を主原料とする、かなり簡単なものを作る。再開したての初心者は背伸びしないほうがいい。


鶏胸肉のほうは、切れ目をいれて大ぶりに開く(今回は生っぽくなるのを極力さけるため、茹でて燻製にする予定なので、こうしたが、まるごと燻すのならこれは必要ない。)。開いたら、塩、黒胡椒を多めにすりこむ。その他に、ナツメグ、シナモンなどはお好みに応じて一振り、二振り。


次は、できあがったソミュール液(ピックル液)に、肉の臭みどめと香りつけのため、ローリエ(乾燥した月桂樹の葉っぱ)を1〜2枚いれて、Ziplockの袋に鶏胸肉とともに入れて密封。


冷蔵庫に入れて1晩寝かせる。ここで前祝いのビールを呑むかどうかはそれぞれの家庭環境によりますね。

次の日、晴れていたので「燻製づくり」敢行。
まず、鶏胸肉をラップで”ぐるぐる”くるんで準備完了。

次に、鍋に水をいれて沸騰させるて、ラップ巻きの鶏胸肉を投入。入れたら火を消して、放置して予熱で茹でる。

湯が冷めたらとりあげて、タコ糸で縛り上げる。
それっぽい姿です。真ん中のほうは、ちょっと生なのだが、燻せば大丈夫(と思う)



さて「燻す」。燻製鍋にチップをセットして熱して、煙が出るのを待つ。今回のチップは「ミックス」を使いました。ほあほわと煙が上がり始めたら、燻蒸開始。


15分燻したら、ひっくり返して裏側を15分燻す。その後さらに10分づつ両面を燻して出来上がり。火を落として冷めるのを待つ。うむ、良い色になってますね。


薄切りにして、地ビールを添えれば、ご馳走の部類でありますな。


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