2012年2月11日土曜日

気になった記事 「会議中「IT断食」のすすめ パソコンもスマホもさようなら」

J-CASTニュースの「会議中「IT断食」のすすめ パソコンもスマホもさようなら」によると
 
 便利なはずのパソコンやスマートフォンなどによる「IT漬け」が会社をダメにする、とドリーム・アーツの山本孝昭社長は朝日新聞(2012年2月8日付)のインタビューで警鐘を鳴らしている。
   解決策として「IT断食」を提唱し、自らの会社でそれを実施。具体策として、山本社長は2011年秋から、会議には「トップレス」で臨んでいるという。
    「トップレス」のトップは「ラップトップ」の意味。同社では、会議に持ち込めるのは「紙とペン」だけだ。
    トップレス・ミーティングとは、会議の参加者の集中力を高めて、より深く議論することを狙いに、デジタル機器の持ち込みを禁止した会議。米シリコンバレーが発祥地といわれ、2008年以降に欧米の会社で導入。最近では大学でも教室へのパソコンの持ち込みを禁止しているところもある。
 
 とのこと。
 
 会議中に、隣でPCをパコパコやられる際の五月蝿さは経験しているので、まあ、それもありかなと思うのだが、さて、PC、スマホ禁止としただけで、会議が活発になるかどうかは、会議の設定と運営次第だろう。PCなんてものが個人持ちできるなんて思ってもみなかった時代から、ビジネス社会に棲息している当方としては、「会議」のもつ睡眠薬的効果と人を黙らせてしまう機能は、たくさん経験済なだけに、「ガジェットの禁止」より「会議の活性化」という古くて新しい課題に正面から向かったほうがいいと思う次第。 
 
それに、こうした「禁止」っていうのは、日本の会社社会の場合、とかく拡大して流布してしまうのが通例。節度ある運用が肝心と思うが如何か。

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