お国柄にもよるもかもしれないが、日本の場合は、甘えで柔らかいものが上等で、辛くて歯応えのあるものは品が落ちるといった感じが強いような気がする。
で、それに反抗するかのように今回は、明治屋 おいし缶詰シリーズの「燻製 粗挽きチョリソー」である。
缶を開けるとかんな感じ。
日本の缶詰ソーセージらしく行儀よく整列して入っている。このあたり、陽気でわさわさした国ではこうはいかないのだろうが、そこは好みの分れるところであろう。一、二片、皿に取り出す。
実物はそんなに大きくない。小ぶりでつつましかやかなのだが、そこのところがお値打ちというものか。味はピリッと辛く、燻製の風味もさほど強くはない。ソーセージをつまみにすると、ものによっては脂が強すぎて、ビールの味がうーむ、となるものもあるのだが、そこは「缶つま」らしく、出しゃばらないが、しっかりと自己アピールはしている、という味である。
これをちまちまつまむながら呑んでいると、結構呑み過ぎるので、そこが注意のしどころでありますな。
0 件のコメント:
コメントを投稿