2012年11月2日金曜日

仕事の標準化の難しさ

「あなたにしかできない仕事はない」(NPO法人フローレンス代表 駒崎弘樹)

「あなたにしかできない仕事をなくすために必要なこと」(脱社畜ブログ)


を読んで共感するところも多く、長時間労働をなくすためには仕事をだいたい可能でレベルを維持するシステムをどうつくるかということの大事さも思ったのだが、長時間労働が減らない根底には「仕事の標準化」と「仕事の手順の解体」の難しさもあるのかな、と思った次第

その難しさは当然、当の本人が標準化して誰でもできるようにするモチベーションが低い、ということもあるのだが、それとあわせて、何を、どう標準化していいのか、つまり、何を既知として、何を未知の事項とすべきかということがうまくいっていないことにもあるのではないかと思う。この問題が曖昧なままになっているから、誰でもできるように技術とか知識を伝えることが出来ないということがあるのではないだろうか。

まあ、これはマニュアルづくり全般にいえることでもあって、電機製品についてくるマニュアルがさっぱりわからない現象と相通ずるものといってもいいのだが、さてどうやって解決しましょうかね。

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