2012年11月11日日曜日

【読書メモ】分析の計画を立てる時のマッキンゼーのガイドライン

「マッキンゼー式 世界最強の問題解決テクニック」より
①キー・ドライバーを捜す
 ビジネスで成功するための要素はいくつかあるが、すべてを念入りに検討する時間的余裕はない。問題に一番関係しそうな要素をみつけて、それを重点的に分析する
②大きな絵を眺める
 今一体何を達成しようとしているのか、一歩引いて全体像を考える
③海の水を全部沸かそうとしない
 必要以上の分析をしない。特に一つの問題のあらゆる面を分析しようとしない。ポイントになりそうなものを見極め、その分析をして
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④解決策が現れるまで待ってもいい
分析を第一番に重要視するのは。マッキンゼー本でよく見るのだが、本書の特徴は、分析のポイントを絞る方策として「直観」をあげていること。
その直観を導き出すための事前の準備(解決すべき課題についての入念な情報収集などのことか)は入念にするようにとの忠告つきなので、根拠のない直観(いわゆる「ヤマ感」というやつ)は排除されているのだが、分析至上主義に陥って、使う可能性の非常に低い物事の分析に血道をあげてしまいがちになる『「とにかく頑張れ、気合いだ」方式』のアンチテーゼとして好ましい。
あとは「直観」の精度を上げるにはどうしたらいいか、ということだな

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